ボツワナを知るための52章 の商品レビュー
図書館で借りた。 ボツワナと聞いて思い浮かぶ人がどれだけ居ようか。私はアフリカ南部内陸の国というのは覚えていたが、ジンバブエとの位置関係「どっちがどっちだっけ?」という程度。それ以外は特に出てこない。そんなボツワナについて詳しくなれる本だ。 カタカナだとなんとなく語感が「ボツ・ワ...
図書館で借りた。 ボツワナと聞いて思い浮かぶ人がどれだけ居ようか。私はアフリカ南部内陸の国というのは覚えていたが、ジンバブエとの位置関係「どっちがどっちだっけ?」という程度。それ以外は特に出てこない。そんなボツワナについて詳しくなれる本だ。 カタカナだとなんとなく語感が「ボツ・ワナ」だと感じてたが、「ボ・ツワナ」らしく、ツワナが民族名だそうだ。 アフリカの中ではトップクラスに経済が潤っている。その一因はダイヤモンド。簡単に言えば、指輪が売れるほどボツワナが儲かる。ダイヤモンドと聞くと南アフリカ共和国の印象が強いが、ここボツワナも歴史的にセシル・ローズの支配地域だ。 このシリーズは住民の暮らしを見るのが楽しい。「ツワナ人の暮らし」にある、「バスタブやシャワーがある家庭は少なく、朝5時に大きなバケツを使って身体を洗う。その後たっぷりの砂糖と粉ミルクを入れたルイボスティーを飲み、働く人や学生は家を出る。洗濯機を持つ家庭はごく少数で、手で洗濯をする。」という情景。そんなの今ではどのくらいいるのだろうか?と思いながら楽しんだ。まぁ、ゼロではないだろうが、経済成長を考慮するに、かなり減っていると思う。 世界をまた一つ知ることができた。このシリーズは好きで結構読み重ねている。
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ボツワナについて、「アフリカのどこか?」というぼんやりとした印象しか持っておらず、あまり興味をひかれたことも無かったが、読んでみると本当に面白かった。
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ボツワナってどこやねん!みたいなところから始まりましたが、先住民族のことやらお国の政策など広く浅く学べます。
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