本の本 の商品レビュー
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半年ほどかけて、毎日お風呂で少しずつ読みました。 出版されてすぐに買ったのに放置していた、ずっしりと重たい単行本を持ってお風呂で読むのは、結構大変でした。 (湿気については、フリーサイズの布製のブックカバーがずいぶん吸収してくれて助かりました) ”教養ってのは死んだ知識の量ではなく、自分との「地つづき感」をどのくらい感じられるか、にかかっている。” 教養を身につけるために本を読んでいるわけではないけれど、点だった知識が読書によって線になり、自分と繋がった時の「うほっ」とするような快感。 読書の醍醐味。 ”書評は「予習」より「復習」のために読んだほうが面白い。” 全くもってその通り!
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斎藤美奈子さんの本はいつもおもしろい。この超ボリュームの文庫本を見たときもビックリしました。どこからでも好きなように読めるお得で飽きない書評集。
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書評集。辞書より厚いんじゃないかというほどの文庫本。ちまちまと読み進み、2年近くかかって読了。 ものを知らない私に様々なジャンルの本を案内してくれ大変参考になる。読みたい本が増えすぎて、時間がいくらあっても足りません。
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書評集だが、まず圧倒されるのはその分量。1000円超えの分厚い文庫本など珍しくなくなったが、書評だけでここまで分厚くなった文庫本は流石に見たことがない。 紹介されているのは小説、人文書、科学書等々、この分量になったのも納得のバリエーション。 週刊誌連載がメインになっているせいかど...
書評集だが、まず圧倒されるのはその分量。1000円超えの分厚い文庫本など珍しくなくなったが、書評だけでここまで分厚くなった文庫本は流石に見たことがない。 紹介されているのは小説、人文書、科学書等々、この分量になったのも納得のバリエーション。 週刊誌連載がメインになっているせいかどれも解りやすく読み物としては面白い。何処から読んでも、何処で止めても良い辞書的な魅力があるのもいい……が、ブックガイドとして魅力的か? というとやや疑問符がつく。というのも、これを読んで、読みたい本は増えなかったから。 読み物としては充分に面白く、値段分の価値はあるが、ブックガイド的なものを求めていると肩すかしを食らうかも?
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書評集。 小説の批評よりも、人文科学系の書籍で、取り上げられている本のラインアップの方が面白い。 ただ、ご専門の文芸よりもフェにズム、ジェンダー本に偏っているが。
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ふぅ~、やっと読み終わった。文庫で800p超の書評集。 よくもこれだけの書評を筆者は書いたなぁと思うのだが、それより凄いのは取り上げている本を全部読んでいることだ(書評なのだから当たり前)。しかもジャンルの幅広さ(それでも偏りはある)。ただただ脱帽です。
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