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いつか、君へ の商品レビュー

3.5

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2023/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「宗像くんと万年筆事件」は、宗像くんが山本さんが無実の証拠を丁寧に集め、理路整然とみんなの前で説明する姿にスカッとしました‼︎何十年たってもみんなが集まった時の話題にこのことが上がるのも納得です。「ねむり姫の星」は、近未来が舞台のファンタジックな設定ながら、昔ながらのねむり姫の物語が上手く絡んでいて素敵でした!

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2022/11/29

文庫オリジナル企画で、男子を主人公にした短編が並ぶ。執筆陣は、三浦しをん、島本理生、関口尚、中田永一、橋本紡、今野緒雪といった面々。Boys版も読んだんだけど、何だかよくわからないアンソロジー。 島本理生「きよしこの夜」と橋本紡「薄荷」がよかった。こういうシリーズにはこういう作品...

文庫オリジナル企画で、男子を主人公にした短編が並ぶ。執筆陣は、三浦しをん、島本理生、関口尚、中田永一、橋本紡、今野緒雪といった面々。Boys版も読んだんだけど、何だかよくわからないアンソロジー。 島本理生「きよしこの夜」と橋本紡「薄荷」がよかった。こういうシリーズにはこういう作品を求めていたってのに近い青春の物語。村下孝蔵の名歌「初恋」で、校庭を走る君を見ている僕の、男女が逆転したような話を求めていたってわけ。どこかおかしくてまぶしい男子を客観的に見ている状況がお好みってわけ。だから、主観的に見ているBoys版の作品は響いてこなかったのかな。

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2019/12/15

6人の作家による短編集。 自分のオススメは「宗像くんと万年筆事件」。 ミステリー要素もあり楽しく読めました

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2019/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*いつか、君とまた向かい合える日がきたら、伝えたい言葉が私にはある。三浦しをん、島本理生、関口尚、中田永一、橋本紡、今野緒雪…人気作家たちが描く、みずみずしく、彩りゆたかな少女たちの物語* 「ねむり姫の星」(今野諸雪)が一番好き。少年OGが不時着した星で「ねむり姫」に出会い、二人で生活を切り開いていく。設定はSFなれど、二人が否応なしに惹かれていく様がつぶさに描かれていてキュンキュンです。 「王子のくせに馬車も何もないっていうの?」とのっけからふて腐れ、不機嫌だったり、癇癪を起したりするお姫様を可愛らしいと思ってしまうOGと来たらもう…!決められた相手だから「しゃく」と、心にもないことを言ってしまうエヴァンジェリンもまた。girls編にふさわしい、くすぐったいような可愛らしい恋のお話。

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2020/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終話、「ねむり姫の星」が衝撃すぎて他の感想が吹き飛びました。 それまでの話は良くも悪くも定番の「少女」の物語で、のんびり読んでました。 が。 最終話に、いきなりSFを入れてくるとは…! 平然と「宇宙船」とか書いてくるので、えっ、と。 結局、このお話が一番気に入りました。 SFとしては珍しい感じのほんわかした雰囲気で、ちょっとのんびりで不器用な主人公たちがとても可愛らしく思えます。 でもいざとなるとかっこいい男の子…。 やっぱりときめくわ〜。 と思いつつ。 ラノベ脱却を掲げておきながら、ティーンズ向けの恋愛モノを読みたがってる自分に苦笑。

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2018/09/23

中田永一さんの宗像くんと万年筆事件がいちばん好きです。このシリーズって恋の話もあるけれど恋愛もの!とは断言できないような恋愛混じりの思春期に入りかけた頃のなんとなく特別な思い出みたいな話ばかりで懐かしくなってしまう心に残る作品です

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2018/09/02

中田永一目当てで購入した短編集。 どれも読みやすかった。 てっぺん信号: 三浦しをんでくせがなくて読みやすかった。 ファンキーなおばあちゃん、いいな。 きよしこの夜:お姉ちゃんが自殺してしまってそれが自分のせいだと考える女子高生が主人公。短編なんでびっくりするようなトリックは...

中田永一目当てで購入した短編集。 どれも読みやすかった。 てっぺん信号: 三浦しをんでくせがなくて読みやすかった。 ファンキーなおばあちゃん、いいな。 きよしこの夜:お姉ちゃんが自殺してしまってそれが自分のせいだと考える女子高生が主人公。短編なんでびっくりするようなトリックはなかったけど、「誰かに言って欲しかった言葉。もらうのではなく、あげることで、救われることもあるなんて。」 が伝わってきてよかった。 カウンター・テコンドー: テコンドーの話。 宗像くんと万年筆事件:中田永一作。 万年筆泥棒疑惑のせいでいじめられ始めた女の子。 それを貧乏で不潔な宗像くんが堂々解決! なストーリー。 短編だし展開早いけど中田作品て感じでよき。 薄荷: 薄荷て書いてはっかて読むんだなあ。 なんか初恋と妥協というか。 女子高生みんなが全力大好き!な恋をしていると思うなよ! リアルでよかった。 ねむり姫の星: SFて感じであんまりよくわからんかった。

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2017/02/04

三浦しをんさんと中田永一さん目当てで読みました。中田さんは期待通りだったけれど、しをんさんは面白かったが、少し物足りない感じが…。橋本さんの作品はあまり読んだことがなかったけど、雰囲気が好き。Boysの方も読んでみたいと思いました。

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2016/11/29

三浦しをん先生と今野緒雪先生の2篇しか読んでないので悪しからず。 三浦しをん先生の「てっぺん信号」は色々と鬱屈した青春を送る少女に届く謎の信号のお話。なかなかにほっこり。 今野緒雪先生って「マリア様がみてる」しか知らなかったんだけどなかなかSFチックで読み応えあり(短編だけど)意...

三浦しをん先生と今野緒雪先生の2篇しか読んでないので悪しからず。 三浦しをん先生の「てっぺん信号」は色々と鬱屈した青春を送る少女に届く謎の信号のお話。なかなかにほっこり。 今野緒雪先生って「マリア様がみてる」しか知らなかったんだけどなかなかSFチックで読み応えあり(短編だけど)意外性という意味では今野先生のほうがよかったかも。

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2016/02/16

28.2.16読了。 読んだことない作家さんもいたので読めてホクホク。 「誰かに言って欲しかった言葉。もらうのではなく、あげることで、救われることもあるなんて。」

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