こおり の商品レビュー
海洋深層水の話にまで発展するとは思わないよね。 でもそういう理屈なんだ。 すごく丁寧、わかりやすい。 そして氷のイラストもとても綺麗。 この季節におすすめ。
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まさにミクロからマクロへ 小さなこおりの不思議から、 大きな海のこおりの話へ 地球をめぐる海流へと思いを馳せる 絵も素敵です 水の分子の説明もわかりやすい 小学生は全部わからなくても、 ごまかしのない真摯な説明は触れる価値ありだと思います。 子ども用と甘く見ず、中学生にも良...
まさにミクロからマクロへ 小さなこおりの不思議から、 大きな海のこおりの話へ 地球をめぐる海流へと思いを馳せる 絵も素敵です 水の分子の説明もわかりやすい 小学生は全部わからなくても、 ごまかしのない真摯な説明は触れる価値ありだと思います。 子ども用と甘く見ず、中学生にも良い内容です。
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表紙に惹かれて開いてみるも、内容は、実は難しい。 でも、難しいことを本当にやさしくやさしく噛み砕いて書いてある。 途中、色氷のこととか、わくわくも散りばめられていてるし、地球規模の話にもなって、展開がスゴイ!
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科学絵本にしてはかわいい色合いと絵柄で、これは内容と合ってないんじゃないかとはじめは思った。水の分子がオーバーオールを着た女の子で、空気が色とりどりの風船であるのを見て、これはちょっと…と思った。 が、水が氷になっていく様子を描いたページは圧倒された。ここまで正確に描ければ、女の子と風船でも大丈夫だ、と。 色のついた氷があったらいいのに。赤い氷にはイチゴ味、黄色い氷にはレモン味、緑の氷にはメロン味をつけてサイダーに浮かべたら、美味しくて楽しくていいよね、という絵は、この絵柄だからこそいい。夢が広がる。そうだね、作ってみようよ、と大人でも思う。で、となりのページで赤い氷がアップになって、「でも、色のついたこんな氷、あなたは見たことありますか?」。 確かに、見たことない。 その次のページから色のついた氷を作る実験になる。この流れの良さね。 それから、雲の中の氷、北極・南極の氷、海洋深層流と地球規模の話へ発展していくのは見事。 ラスト近く「色のついた氷ができないのは少しざんねんです。でも、ほかのものをおしだす氷のがんこな性質は、深い海をめぐる大きな海流のはじめの一歩をつくっていました。わたしたちがくらせるおだやかな地球がたもたれているのも、この氷のちいさな力のおかげです。」(P38)とまた、近くへ戻ってくるのもすごくいい。 科学絵本は写真や正確なイラストというイメージを覆す柔らかな絵柄が、日頃科学絵本を手に取らない層にも訴えると思う。 文と絵が非常にマッチした素晴らしい絵本。 こういうのを家に置いて日常的に読み聞かせしたら、子どもは科学が自然に好きになるのではないかと思う。
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みずのぶんしがあつまるのが、そうなんだ~っておもった。おうちのこおりもくうきがはいっている。 (まだむずかしかった)
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身近な冷蔵庫の氷から、水の分子、雲、気象、北極・南極、海洋・海流まで お話しが広がっていきます。年齢に応じて飛ばしながら読んでみてください。
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数年前の課題図書、水に関する本を探していて、借りた。 こおりのふしぎ。 氷の中の白いつぶって何? 水がこおるとき、何が起きてるんだろう。 色のついた氷って、作れる? なるほど~、知らないことばっかりだったよ! 氷に色がつくなら味もつくわけで、だからかき氷にはシロップをかけるんだね! 雨や雪をなめたりするのは汚いと思っていたけれど、それほど汚くないんだな。 そう思うと同時に、原爆の黒い雨の恐ろしさを感じた。 センス・オブ・ワンダー、すばらしいです。 こんな科学絵本に触れて育ったら、ちがうんだろうなぁ。
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色水で氷を作りたくなった! 色水で氷を作るとさ、真ん中にだけ色がつくんだって。 僕の考えなんだけど、水の中の菌っていうか、邪魔なヤツが真ん中にくるんじゃない?(S10) 内容はけっこうむずかしいんだけど、絵が透明感があって、暑いこの時期に爽やかな気分になる。 版画のような色付けも面白いし、氷のジャングルの分子の彼女たちが可愛らしい。
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自由研究の参考にも使えそう。空気の入らない氷の作り方や、色のついた氷、果ては海流についてなど広く解説。
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北極の氷が海流をつくっていたなんて知らなかった! スケールの大きさとともに、環境問題についても考えさせられます。
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