サイエンス入門(Ⅱ) の商品レビュー
☆特に、温暖化の影響について、ハリケーン・竜巻が増えたなどのウソの言説に対する注意を喚起している。良心的
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サイエンス入門の二巻目です。光、不可視光、気候変動、量子物理学、相対性理論、宇宙の各章に別れています。ゴア元副大統領の「不都合な真実」の内容が誇張があると書かれていますが、温室効果の影響については心配しています。メディアはセンセーショナルな内容の方を取り上げがちですから。光が粒子...
サイエンス入門の二巻目です。光、不可視光、気候変動、量子物理学、相対性理論、宇宙の各章に別れています。ゴア元副大統領の「不都合な真実」の内容が誇張があると書かれていますが、温室効果の影響については心配しています。メディアはセンセーショナルな内容の方を取り上げがちですから。光が粒子と波の両方の性質を持っていることが分かりやすく書かれています。
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1巻にひきつづき、非常に勉強になりました。原題が『未来の指導者達のための物理とテクノロジー』という。その名の通り、今とこれからの世界を生きる上で見過ごすことのできないあらゆるテクノロジーや先端の事象について、それらが基づく物理法則から、成り立ちと仕組みまで、文系でもわかるように書...
1巻にひきつづき、非常に勉強になりました。原題が『未来の指導者達のための物理とテクノロジー』という。その名の通り、今とこれからの世界を生きる上で見過ごすことのできないあらゆるテクノロジーや先端の事象について、それらが基づく物理法則から、成り立ちと仕組みまで、文系でもわかるように書かれている。サイエンスにおいて欠かすことのできない事柄をわかりやすく、程よく深く、学ぶことができる。2巻では、量子物理学のテクノロジーが中心、徐々に物理世界の深淵へと進んでいく。
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光から始まり、統一場理論への夢を語り終わる できれば各分野ごとに別々の本を読むべきだが、まとまってはいる
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第1巻が面白かったので、第2巻も楽しみにしていたが、期待どおりに分かりやすくて、かつ、刺激的な内容だった。 第2巻では、量子物理学や相対性理論が中心かと思われたが、思ったよりもさらっとした解説で、むしろ、光や気候変動の方が、個人的に、この種のテーマの本を読む機会が少ないせいか、興...
第1巻が面白かったので、第2巻も楽しみにしていたが、期待どおりに分かりやすくて、かつ、刺激的な内容だった。 第2巻では、量子物理学や相対性理論が中心かと思われたが、思ったよりもさらっとした解説で、むしろ、光や気候変動の方が、個人的に、この種のテーマの本を読む機会が少ないせいか、興味深い内容だった。特に、気候変動については、論者ごとに様々な主張が行われていることを踏まえつつ、IPCCのコンセンサスという、現在もっとも科学的とされている内容を丁寧に説明するという節度ある記述は、好感が持てる。これも、本書の原題が「Physics and Technology for Future Presidents」(このPresidentsを大統領と訳すのは、果たして正しいのだろうか。)ということの表れであろう。
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