鬼蟻村マジック の商品レビュー
10年ぶりに読みました、水乃サトルシリーズ。 以前割と楽しめた記憶があるので、この新作も気軽に手に取ったのですが この作品は正直、「お、おう・・・」といった感じでした。 使い古されたトリックに、中だるみな展開、登場人物の三文芝居、 そして鬼神様や寒村の設定が上手く活かしきれてい...
10年ぶりに読みました、水乃サトルシリーズ。 以前割と楽しめた記憶があるので、この新作も気軽に手に取ったのですが この作品は正直、「お、おう・・・」といった感じでした。 使い古されたトリックに、中だるみな展開、登場人物の三文芝居、 そして鬼神様や寒村の設定が上手く活かしきれていないところなどツッコミどころ満載でした。 水乃さんが偽婚約者をする意義もあまり感じられませんでした。 真面目に練ったのか、わざとチープに仕上げたのか二階堂さんの意図が一番謎めいています…
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面白かった! 久しぶりに王道ミステリ読んだ気分。 シリーズものの途中?らしいけど、特にキャラに魅力感じやんかったし大丈夫やった。 確かに一か所、それはないやろ、と思った場面はあったけど、でもまあお決まりというか。 ドロドロした感じってミステリには必要やと思った。
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犬神家的な状況設定と殺人のトリックは悪くなかったと思うが、肝心の事件の真相が今一というか、知ってもあまり驚きがなく、沢山の登場人物や状況設定があまりいかされていないと感じた。 また、サトルが推理を間違えた点も、それが最後なにがしかのどんでん返しを引き起こすのかと期待したが、結局...
犬神家的な状況設定と殺人のトリックは悪くなかったと思うが、肝心の事件の真相が今一というか、知ってもあまり驚きがなく、沢山の登場人物や状況設定があまりいかされていないと感じた。 また、サトルが推理を間違えた点も、それが最後なにがしかのどんでん返しを引き起こすのかと期待したが、結局何もなく終わってしまい、期待感だけ煽られて終わってしまった。 つくづく残念なできだなと感じた。
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水乃サトルシリーズ 会社の先輩・臼野竹美に頼まれ報酬のリカちゃん人形につられ婚約者のふりをし彼女の実家のある鬼蟻村にやってきたサトル。造り酒屋を営み鬼蟻村の実力者である竹美の実家。加世子、佐江子、美佳子の3姉妹の対立。当主である国也の後見人として権力をふるう加世子。戦争中に起きた田辺少将殺害事件。目撃された鬼の仮面をつけた大男。田辺少将を切り殺し逃亡。逃げ込んだ部屋から消えた男。犯人を目撃した周爺。サトル到着の夜に突然現れた3姉妹の父親・上鬼頭徳之助の孫を名乗る盲目の青年・小滝竜彦。翌朝の朝食で毒殺された加世子と国也。その後何者かに殺害された国也の父親の妻・静子。鬼を目撃したという薫子の証言。酒造りの蔵で殺害された周爺。事件の裏に隠された謎。
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可もなく不可もなくといった感じか、やや不可か。 ミステリとしては王道のモチーフを、今どき珍しいくらい普通に書いている。 が、文章もキャラクターもあっさりしてるので、まったく緊迫感がなく、何か遠いところで話してんなーみたいでとても入り込めない。 筋立て自体は悪くはないとは思うが、本...
可もなく不可もなくといった感じか、やや不可か。 ミステリとしては王道のモチーフを、今どき珍しいくらい普通に書いている。 が、文章もキャラクターもあっさりしてるので、まったく緊迫感がなく、何か遠いところで話してんなーみたいでとても入り込めない。 筋立て自体は悪くはないとは思うが、本格ミステリとラノベを足して3で割ったような作品でした。
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いやまさかそんなわけないよな・・・あ、そうなの!? というような感じでかなりわかりやすく無理のあるトリック。 ちょっと残念でした。
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2012/6/8 Amazonより届く。 2022/8/15〜8/18 久しぶりの水乃サトルシリーズ。偽装結婚を持ちかけられて訪れた鬼蟻村の酒蔵を営む名家で起こる連続殺人。昔そこで起こった密室殺人の謎と合わせてサトルが解明に挑む。 サトルのキャラクターは強烈なので、長いインターバルがあっても、すぐに世界に入れる。最後の最後はなかなかやられた感があった。
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