生きていてもいいかしら日記 の商品レビュー
初めての北大路公子さん。はじめの方から飛ばされていて、久しぶりに3回ほどお腹を抱えて笑った。そして、段々トーンダウン…。 北大路さんが悪いのではない。恐らく、北大路さんと同じくらい覇気がなく、その上、生きることに前向きになれない自分にとって、楽しく笑えなくなってきたのだ。 きっ...
初めての北大路公子さん。はじめの方から飛ばされていて、久しぶりに3回ほどお腹を抱えて笑った。そして、段々トーンダウン…。 北大路さんが悪いのではない。恐らく、北大路さんと同じくらい覇気がなく、その上、生きることに前向きになれない自分にとって、楽しく笑えなくなってきたのだ。 きっと、まだ北大路さんほど吹っ切れていなかってり、肝が座ってなかったりするのだろう。こんな生き方は良くない、もっと頑張らねば、成功しなければ…と、自分の中で焦りや後ろめたさがあるのだろう。 世の中、前向きにしっかりと生きていきたい人ばかりじゃない。「それでも生きててもいいのかしら」と題したということは、北大路さんも心の中はかなりもがいているのかもしれない。
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笑える本であることは、確かなのだがそれ以上の効果がある気がしていて、それは何かと言われれば、本書は勇気を貰える本ではないかと。 ストレスだらけの世の中で、気付けばがんじがらめになっている事も多いなか、北大路公子さんの自己開示丸出しで、最初からストレスと戦う気もなくて、結果、スト...
笑える本であることは、確かなのだがそれ以上の効果がある気がしていて、それは何かと言われれば、本書は勇気を貰える本ではないかと。 ストレスだらけの世の中で、気付けばがんじがらめになっている事も多いなか、北大路公子さんの自己開示丸出しで、最初からストレスと戦う気もなくて、結果、ストレスのほうが相手にしなくなって不戦勝みたいな、ちょっと意味が判らなくなってますが、とにかく、こっちが普段気にしているようなことが本のタイトルになっていますが、あなたの日常読ませてもらったら、どうでも良くなったわ、ありがとう。という、感じの本です。 珠玉のエピソード「あまのにゅう」は必読。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初はあんまり乗ってこなかったけど、途中から好きになってきた。 帯に通勤電車で読めない本No.1!てあったけど、そこまででもなく、けどじわじわニヤニヤ来る感じ。 通販のアメリカ人に悪態ついてる話し好き。おまえ国ごと喧嘩売ってんのかと。笑
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もう気にならなくなった。 公共機関で読むのは周囲の目があるからと、北大路公子さんの本はいつ読めばいいのか問題。 諦めた。いいや、変な人と思われても。 だって面白いんだもん。 笑っちゃうもん。 今回も面白かった。初めての文庫本を後回しにしてしまったため、家族構成や餅好きのお父さ...
もう気にならなくなった。 公共機関で読むのは周囲の目があるからと、北大路公子さんの本はいつ読めばいいのか問題。 諦めた。いいや、変な人と思われても。 だって面白いんだもん。 笑っちゃうもん。 今回も面白かった。初めての文庫本を後回しにしてしまったため、家族構成や餅好きのお父さんの事は知っていたが、知ってても更に面白い、、 どこまでも面白いです
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こんなにも理想的なグータラ生活を送っていらっしゃる北大路公子さんはどんな人なのだろうと思ってググってみたが、残念ながらご本人の写真はなかった。代わりに、ツイッターで「餅を食べてやった。はっはっはっ!」と呟いていたのを見つけてものすごく好きが増した。自虐ネタは寒くなりがちだけど、こ...
こんなにも理想的なグータラ生活を送っていらっしゃる北大路公子さんはどんな人なのだろうと思ってググってみたが、残念ながらご本人の写真はなかった。代わりに、ツイッターで「餅を食べてやった。はっはっはっ!」と呟いていたのを見つけてものすごく好きが増した。自虐ネタは寒くなりがちだけど、この人のは純粋に楽しめる。
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ほんとにこんな人がいるのか気になるエッセイ。全然役に立たないのがいい。特に人生を変えた偉人伝が好きだ。普通はキュリー夫人が幾多の困難を乗り越えて偉業を達成した話と読むのに、肉すごくねで解釈しちゃう所が面白かった。、
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もう、病みつきになってしまった。 北大路公子なしに、読書ライフはない! と言えるほどに。 ほっとひと息つくときに 読み始めたら、クックックッ と笑い止まらず、読むのも止められない。 笑わせてくれるのだけれど、 日本語のボキャブラリーの豊かさや 表現力の巧さにも、魅せられる。
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楽しく読めました。 実家の高齢の親が亡くなり遺品整理していた本棚にあったので読んでみました。 厳格なウチの親が読む本だから、さぞ難しく考えさせられる内容かと思ったら、面白い! 酒好き、独身、ルーズな自分をよく知っている日常を描いた本。思わず笑ってしまう。 ご本人の後書きや恩田...
楽しく読めました。 実家の高齢の親が亡くなり遺品整理していた本棚にあったので読んでみました。 厳格なウチの親が読む本だから、さぞ難しく考えさせられる内容かと思ったら、面白い! 酒好き、独身、ルーズな自分をよく知っている日常を描いた本。思わず笑ってしまう。 ご本人の後書きや恩田さんの解説まで面白い。 厳しいうちの親がどんな感想をもったのか生きていたら聞いてみたかった。 肩の力を抜きたいとき、血流を良くしたいときにオススメです。 自分や家族を分析し笑いに変えてしまうセンスや表現できる作者の筆力に他の本も読んでみたいと思いました。
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「世の中には努力して頑張っている人がこんなにたくさんいるのだから、私はそれほど頑張らなくてもいいや」 「世の中には働いている人がこんなにたくさんいるのだから、私はビール飲んでもいいや」 だらしない自分を責めがちな私もこの考えには目からウロコであり、笑ってしまった。 この作者とは境...
「世の中には努力して頑張っている人がこんなにたくさんいるのだから、私はそれほど頑張らなくてもいいや」 「世の中には働いている人がこんなにたくさんいるのだから、私はビール飲んでもいいや」 だらしない自分を責めがちな私もこの考えには目からウロコであり、笑ってしまった。 この作者とは境遇や共通点が多く、ぐうたらなところもそっくりなのだが、似すぎていると「本当にこんなんでいいのかな…」苦笑いが出る。 文章は軽快で面白いのだが、何のためにもならない生産性のない内容で、逆に焦りも生まれる。 暇潰しにクスリと笑いたいときにはいいのかもしれない。 疲れたときにパラパラと読むのがちょうど良い。 ★3
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何回も声が出た。笑ってしまって。破壊力満点。 文芸への敬愛が文章から垣間見えるのも、この人の文章が心地よい理由なんだと思う。
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