野宿入門 の商品レビュー

かとうちあき【著】

2015/03/13

野宿からはじまった恋、母との野宿、女子高生の頃野宿しようとして補導されたこと…。
ごちゃごちゃ野宿のノウハウについて語られるよりも、こういったエピソードのほうがよほど心に残る。
よほど野宿に興味が湧く。
彼女のいう「切実さ」があるから。

編集さんがあほんだらです。

2015/02/19

日本一周で野宿生活半年以上したあとに出会った本だから入門もないと思うが、表紙のイラストに惹かれてジャケ買いした。

経験したからこそ共感できることが多く、内容も読みやすくて一気読み！

安心できるキャンプ場もいいけど、ちょっとしたトラブル起きながらの野宿のほうが面白みがあるって改めて思い出した。

2013/08/18

≪目次≫
序章
第1章　　野宿のはじまり―消極的野宿からはじめよう
第2章　　野宿グッツ
第3章　　積極的野宿のススメ
第4章　　その先の一歩
第5章　　野宿の疑問、こんなときあんなとき

≪内容≫
あるサイトに著者の写真が載っていて、「こんな子がなんで野宿？」というさもしい気持ちで買った本。
内容は、女の子の書きそうな文体で、行間がたっぷりと空いていて、ややもったいない気はするものの、おおむね満足かな？という感じ。
ただし、野宿のハウツー本ではないので要注意。「野宿いいよ～」の仲間増やしの啓蒙書かな？

2013/08/02

この本を読んでいると東京での生活で『あんなこともやったこんなこともやった』などという事が次々と思い出されてきて泣き笑いになりました。長い人生でこういう経験もあったほうがいいと思うのは私だけでしょうか？『内容（「BOOK」データベースより）

野宿をするのに、もちろんお金はかかりません。あるいは、休みがなくっても、大丈夫。まずは一晩外で寝るだけで、できちゃうのです。健康な身体ひとつ、寝袋ひとつ、あればいい。ですから野宿を、学生や自由人の専売特許にとどめておくのは、もったいない。サラリーマンやイイトシした人だって、やっていいんじゃないか。やってみると、面白かったりするんじゃないか―。話題のミニコミ誌『野宿野郎』発行人がほんわかと提唱する気持ちが軽くなる生き方。』

この本を読みながら、東京時代にさんざやらかした野宿、もしくはそれに準じるような経験をしたときのことが思い出されてきて、含み笑いがとまりませんでした。この本の中にかかれたことのいくつかは僕もやったことがありますし、公園のベンチや路上はもちろんのこと、 「ドヤ」のようなところにさんざ新宿の歌舞伎町で飲み歩いた最後になだれ込んで寝袋やビニールシートにくるまって夜を明かしたことが昨日のように思い起こされます。

ある夜は、いい年した大人が4人。寝袋にくるまって夜を明かしたこともありました。そんなことをこの本は思い出させます。この本の中には『野宿』のスキルややり方はもちろん、道具のそろえ方や公衆トイレの見分け方にいたるまで将来の僕に役立ちそうなことが書かれています。

そんなことがないように120%の努力を今後も重ねていく所存ではございますが、もしも刀折れ矢が尽きたときに、この本をもう一度読み返したいと思っています。

2013/02/11

野宿愛好家の著者は独身女性。私はさすがに野宿をした事はないですが、空港や駅で寝たりするのは意外に平気だったりします（最近はさすがにやりませんが）。本書は「入門」だけに、段ボールを敷いたり、新聞・ブルーシートを使ったり、ある程度のノウハウを記載。しかし野宿の一番の問題は治安でしょう。四国はお遍路さんも多く、野宿に寛容との事だけど、今の日本ではしんどいかなあ。

2012/11/28

既に野宿を一回でも経験したことのある向きには有用性は極めて低い。
本当に本当の初心者、全くの野宿未経験者に向けての啓蒙の為の一冊という感じか。てか女子供向け。
当方は夏にバイクでキャンプツーリング（テント泊）するくらいの初級野宿者ですが、＋アルファになるような実用的な知見は寸分も見られず、また読み物としての面白味もあるとは思えず、がっかりでした。。
ブックデザインのかわいさは評価に値し、ついついジャケ買いしてしまいましたが、経験者は立ち読みして内容確認してから購入しましょう。
彼女を野宿に引き込むキッカケには最適か。寝袋と一緒にプレゼントしましょう。

2012/09/10

タイトルで手に取りました。インパクトが違います。
作者様は大変まじめに文章を作られていると思います。少なくとも興味はもちます。ただ題材や文体がシュールな笑いを誘います。
いろいろ残念な内容だと思いますが、とりあえず冒頭を見て興味を持たれた方は勢いで読むことをお勧めします。