福島、飯舘 それでも世界は美しい の商品レビュー
飯館村に移住し夫と農的生活をしていた彼女を襲ったのは愛する夫の死、素晴らしい自然と友人たちに癒され励まされて居所となった飯館村。そこに大震災と原発が襲う。避難民と名づけられても彼女の居場所は飯館なのだ。そこには夫の魂が宿り、原発など知らないよとばかりに生き物たちが生息している。見...
飯館村に移住し夫と農的生活をしていた彼女を襲ったのは愛する夫の死、素晴らしい自然と友人たちに癒され励まされて居所となった飯館村。そこに大震災と原発が襲う。避難民と名づけられても彼女の居場所は飯館なのだ。そこには夫の魂が宿り、原発など知らないよとばかりに生き物たちが生息している。見えない放射能すら受け入れてここに生きると思う彼女の真摯な姿勢を本当に美しいと思う。人間が生きるということに向き合う人がいることに私はその苦しみにはおよばないけど、清い涙を流し、忘れないと誓う。
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大飯原発が稼働し、これから他の原発もなし崩しに稼働しようとしている今、読むべき本だと思う。 ひとたび事故が起これば、何が起こるか。 当事者の声を聞き、一人一人が向き合い、考えることが必要。
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