地下水脈 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
5,60ページを読んだだけだけど、つまらなくてやめてしまった。最後まで読まなくちゃと思いながら、あまりに苦痛。 だらだらで自分勝手な展開。パッとしない登場人物。どれも自分には合いません。 とりあえず、本作家は”読まないリスト”に入れとこうと思います。
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現実世界の政治とリンクしていて、名前も似ていて、、、これって小説?歴史の復習を裏側から悪意を持って見ているようだった。
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「地下水脈」 マンションデベロッパーから身を起こし、新興宗教法人・炎聖舎を作りあげた井川と炎。表向きはデベロッパーとして活動を続けつつも、国内最大の宗教法人・誠神会の傘下にある四国の羽沢工務店、関西系暴力団と繋がりを持ち、拡大を続ける。だが、躍進を続ける彼ら2人の前には大きな危険...
「地下水脈」 マンションデベロッパーから身を起こし、新興宗教法人・炎聖舎を作りあげた井川と炎。表向きはデベロッパーとして活動を続けつつも、国内最大の宗教法人・誠神会の傘下にある四国の羽沢工務店、関西系暴力団と繋がりを持ち、拡大を続ける。だが、躍進を続ける彼ら2人の前には大きな危険が待ち構えていた。 この「地下水脈」の特徴は「現実性と仮想性が混じりあい、小説よりかは何かしらの独白記事のようになっていること」だと思います。出てくる人物の欲の強さとその躍進ぶり、特に主人公2人の抱える危険に加えて現実味のある事件や組織など読者をはらはら、こわごわさせる要素は満載で、多くの読者を惹きつけると思います。 しかし、この特徴がありながらも私はのめりことも無く淡々とページをめくっていきました。やたら登場人物が多いこと、彼らの多くが出ては消えていくこと、非常に多くの事件が起きることなどに振り回されるというよりはどこか置いていかれた感じになったことが大きいかなと思います。 確かに現実性の高い小説なので、「あれはこれのことだろう」「こんなことまで登場するのか」などと考えることができ、主人公達の恐怖と躍進振りが分かりやすく伝わってきます。しかし、これらはあくまでも彼らの躍進を描写する為にあるように思え、作品として言いたいことにどう繋がっているのかが分かりませんでした。 私はこのような記事やルポに近いタイプの小説に関してはいつもどのように読めばよいのかを考えてしまいます。小説の中で終わらせておいて欲しいことが妙に現実性を帯びていると、読み終わった後に気が気でないというか、しっくりこないというか、「もしかしたら著者は何かの意図を隠して読者に伝えようとしているのか」など思ってしまうわけです。 そんな私の場合はやっぱり小説は小説。仮想世界が一番かなと思います。
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