【小説】めだかボックス 小説版(下) の商品レビュー
正直ずっと、そんなに面白くはないなと思いながら読み続けていた。上巻の感想の通り、説明はくどく、丁寧過ぎてむしろ煙に巻くようだし、ストーリーも地味で大きく動かない。ただ、ラストに辿り着いたとき、ややカタルシスを感じすらしたし、この物語の意味が見えた気がした。正しく前日譚だったんだ...
正直ずっと、そんなに面白くはないなと思いながら読み続けていた。上巻の感想の通り、説明はくどく、丁寧過ぎてむしろ煙に巻くようだし、ストーリーも地味で大きく動かない。ただ、ラストに辿り着いたとき、ややカタルシスを感じすらしたし、この物語の意味が見えた気がした。正しく前日譚だったんだな、と納得した。もう少し短くまとめて焦点を絞ってもいいようにも思うけど。 印象的だったのは、めだかを筆頭に、漫画を読んでキャラクターに持つイメージと、教師のカメラで描かれた本書で記された雰囲気が、結構違っていたこと。全体的に割とひねた受け取り方をされていたように思う。 理想の統治体系をはじめ、椋枝先生の保守主義の根幹にあるものなど、詰め込まれた思索のエッセンスには、少し感じるところがあった。その点含め、コメント欄にて詳述したい。
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初読時は物足りないと思った、再読したら面白かった。番外編として期待したものと違ったということかもしれないけれど、十分に読み応えのある物語だった。
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(上下巻共通) 変な子供に真っ当な大人が振り回される話ですね。(^^; マンガでは、エキセントリックにすぎるけれど説明する紙幅がなかった主人公の設定を小説仕立てで説明しましたって感じ。 それはそれで、面白くなってしまっていますけどね。(^^; 特に、選管がでてくるあたりでちょっと...
(上下巻共通) 変な子供に真っ当な大人が振り回される話ですね。(^^; マンガでは、エキセントリックにすぎるけれど説明する紙幅がなかった主人公の設定を小説仕立てで説明しましたって感じ。 それはそれで、面白くなってしまっていますけどね。(^^; 特に、選管がでてくるあたりでちょっとわくわくしてしまったり。 大刀洗さんの活躍が見所ですね。(^^;
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めだかボックス前日譚後編。 普段味方(主人公?)として見ているめだかちゃんが敵?にまわった恐ろしさをよく感じられる一冊w 中盤からは思わず教師連中を応援していたような気が・・・。 敵まで好きになってしまうめだかちゃんだからこそ、敵に守られることもあるっていうシーンが良かった。 そして目安箱誕生秘話には痺れたわ~。
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ルールの抜け穴を縫ったり裏を掻いたりすることが格好良い!みたいな価値観の作品に辟易してたとこなので、大刀洗先輩の「警告」にはとてもスッキリしました。 めだかボックスの登場人物は確かに奇人変人ばかりなのですが、個人それぞれがもつ倫理観・物の見方は意外なほどに真っ当でしっくりきます。私にとってはそれが、めだかボックスに感じる大きな魅力の一つです。
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めだかが生徒会長になる前、後編。日之影派の教師二人を説得する話。目を見て話さないえぶりのタブレット操作が好き。可もなく不可もなくという事で★三つ。
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椋枝さんはすごく、アレでした。普通の人。あとめだかちゃんのぶっ飛び具合がよくわかります、上と同じで。 個人的には久々原とかがほとんど出て来なくてちょっとがっかりもしたんですが、あーやっぱり目安箱はめだかちゃんの発案じゃなかったんだなあって感じでした。めだかちゃんは初撃を避けないタイプではあるけれど、リアクションの人ってほどじゃないからな。 もっと絵をくれ!って感じもありましたが、この調子で他キャラのノベライズもしてほしいですね。
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週刊少年ジャンプに連載中のめだかボックス小説版。 主人公の黒神めだかが箱庭学園に入学して生徒会選挙に立候補するまでの話。 漫画ではほとんど大人が出てこないめだかボックスだけど、小説版では教師陣にスポットライトを当てて、1年13組の担任や生徒会顧問の話を登場させている。 個人的...
週刊少年ジャンプに連載中のめだかボックス小説版。 主人公の黒神めだかが箱庭学園に入学して生徒会選挙に立候補するまでの話。 漫画ではほとんど大人が出てこないめだかボックスだけど、小説版では教師陣にスポットライトを当てて、1年13組の担任や生徒会顧問の話を登場させている。 個人的には漫画に出てくるキャラクターの視点で描いてくれたほうが感情移入しやすいんだけど、世界観がわかっているからそれでもかなり楽しめた。
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上巻からの続き。上巻は話のメインのキャラが能動的に動いている感じがして感情移入しやすかったんだけど、下巻は受動的に立ち回るパターンが多く地味…かな?どことなく原作付きアニメの映画版オリジナルストーリーを読んでいる感じがするのはなぜだろうw。小説版はめだか達が脇役扱いなのに。
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朳理知戯の話は特に感じることはなかったけど「ノブリス・オブリージュ」がテーマなのかな。東のエデンを思い出した。それとは全然意味合いが違うけど。椋枝閾は頑固なキャラなのかと思ったけどだんだん人間味があるのがわかってきてけっこう好きになったかも。やろうとしたのとはやっぱり間違いだと思うけど。大刀洗や不知火がキャラを発揮してて面白かった。最後目安箱設置につなげたのはうまいなぁ。
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