君も麻酔科医にならないか(Part2) の商品レビュー
実際に麻酔科医として働く著者が、次世代の医療従事者に向けた医療人としての願いが、自身の経験を軸にして綴られている一冊。医療者、特に麻酔科医のナマの声に触れられる貴重な一冊だと感じた。 著者自身が麻酔を志すようになった経緯や、麻酔を始めてからの経験などが優しい言葉で紹介されており...
実際に麻酔科医として働く著者が、次世代の医療従事者に向けた医療人としての願いが、自身の経験を軸にして綴られている一冊。医療者、特に麻酔科医のナマの声に触れられる貴重な一冊だと感じた。 著者自身が麻酔を志すようになった経緯や、麻酔を始めてからの経験などが優しい言葉で紹介されており、医療関係者以外でもとっつきやすい文章。 そのなかから著者の麻酔に関する思いや、患者さんへの想い、同僚への想いなどが伝わってくる。 私自身が麻酔科医志望であったために関心を持ち手に取った一冊だったのだが、予想以上に麻酔科医の日頃の思いを知ることができた。その反面、専門的な内容はあまり触れられておらず、著者自身も続編を計画されているそうなので、そちらにも期待したい。 単に麻酔科医に関心がある非医療従事者の方には充分な内容だと思う。
Posted by
- 1