ラストダンス の商品レビュー
「8年」を読んでから著者のスポーツ小説にはまってしまいました。古い順に読んでますが、野球小説は痛快で読みながら嬉しくなってきます。また、本書のようなハッピーエンドな作品は気分転換にもなり、次の昨品への興味を掻き立ててくれます。 本書は、同期入団、引退試合、完全試合、最終試合優...
「8年」を読んでから著者のスポーツ小説にはまってしまいました。古い順に読んでますが、野球小説は痛快で読みながら嬉しくなってきます。また、本書のようなハッピーエンドな作品は気分転換にもなり、次の昨品への興味を掻き立ててくれます。 本書は、同期入団、引退試合、完全試合、最終試合優勝、監督就任、コーチ就任と野球の面白さがてんこ盛りで、分かりやすい小説でした。 次の作品を読むのが楽しみです。
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今更だけど、速球だけが好投手の条件じゃないんだな〜。 一球、一球にバッターとバッテリーの心理戦が描かれ、優勝と完全試合の舞台にバッテリーの人間模様が重ねられ、ハラハラドキドキしながら最後まで楽しませていただいた。 堂場さんの野球小説の魅力から離れられない。(^_^)
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プロ野球選手は嫌いだけど、堂場瞬一さんのスポーツ小説に出てくると、こんなにかっこよくなるんだろう。 2軍暮らしのキャッチャーとトップスター選手のピッチャー、引退間近の同期の2人を中心に展開していく話。 スポーツ選手には必ずやってくる体力の衰え、怪我、そして引退。 引退するなら、...
プロ野球選手は嫌いだけど、堂場瞬一さんのスポーツ小説に出てくると、こんなにかっこよくなるんだろう。 2軍暮らしのキャッチャーとトップスター選手のピッチャー、引退間近の同期の2人を中心に展開していく話。 スポーツ選手には必ずやってくる体力の衰え、怪我、そして引退。 引退するなら、思いっきりやってやろう! プロ野球選手になっても、みんなリトルリーグの野球小僧と変わってないなぁ~と思った
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
華やかに見えるプロ野球の世界も、実態は泥臭く厳しい社会だと認識させられました。ただ、最後がハッピーエンドで終わるのでホッと安堵の溜息を漏らした一品です。
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面白かったです。 ラストは出来過ぎという感じですけどね。 小説ならこれでいいのかな。 野球好きにはたまらないですね。
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同一チームに属しながら、初戦トラブルで生じた確執から口も聞かずにいるスター投手・真田と苦労人捕手・樋口。その二人が引退を覚悟した年、優勝がかかったペナント最終戦で17年ぶりにバッテリーを組むはめになり、なんとパーフェクトゲームを目指す話( ´ ▽ ` )ノ 作中繰り返されてる...
同一チームに属しながら、初戦トラブルで生じた確執から口も聞かずにいるスター投手・真田と苦労人捕手・樋口。その二人が引退を覚悟した年、優勝がかかったペナント最終戦で17年ぶりにバッテリーを組むはめになり、なんとパーフェクトゲームを目指す話( ´ ▽ ` )ノ 作中繰り返されてるようにマンガでもありえないケレンで派手派手しく有終の美を飾ろうとする真田と、それを苦々しく思いながらやがて自らもその夢に飲まれていく樋口( ´ ▽ ` )ノ 長年の対立やわだかまりが、勝利への執念を触媒としてほろほろとほどけ絶妙なコンビネーションに変じていく過程がたまらなく熱く愛おしい( ´ ▽ ` )ノ 真田はパフォーマーであり芸術家、樋口は職人であり一徹者。相反する生き様ながらどっちも確実に競技者の鑑であり、プロフェッショナルの理想到達形( ´ ▽ ` )ノ 息詰まる最終戦を描く終章と力の抜けたエピローグとの落差がじつに快く、清々しい気持ちで読了( ´ ▽ ` )ノ おもしろかった( ´ ▽ ` )ノ 2012年作で架空チームに「イーグルス(<ホークス)」が存在することに抵抗があったけれど、楽天参入以前に書かれた作品(*)の続編ならばそれも仕方ないか( ´ ▽ ` )ノ(*なのかな? この東京スターズシリーズ、いつから続いているんだろう?) ……私事ながら、しかしこの一冊読むのにいったいどれだけかかったんだろう? 3ヶ月? 4ヶ月?……(´ε`;)ウーン… このところ大量にダウンロードした無料マンガを片付けるのに汲々としていて(この9ヶ月間で約600冊も読んだ!)、紙の本を読む余裕がまったくなく……(´ε`;)ウーン… 次に読むのは本書と同シリーズの「20」だけど、今年中に読了できるのか否か……かなり微妙……(´ε`;)ウーン… 2020/09/24 #1229
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人間ドラマとしてもスポーツドラマとしても秀逸。 特に終盤の試合のシーンは臨場感あふれる描写、一気に読んでしまった。 結末は出来過ぎの感はあるが、物語だもの、夢があって良いと思った。
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ドラフト2位指名だが一軍と二軍を行ったり来たりのキャッチャーの樋口、ドラフト5位指名だがスター選手にのし上がったピッチャーの真田。 ルーキーの頃に一度だけバッテリーを組んだことのある二人はともに40歳となり、引退を意識するシーズンとなった。 そんな中で浮上した樋口の二軍監督の...
ドラフト2位指名だが一軍と二軍を行ったり来たりのキャッチャーの樋口、ドラフト5位指名だがスター選手にのし上がったピッチャーの真田。 ルーキーの頃に一度だけバッテリーを組んだことのある二人はともに40歳となり、引退を意識するシーズンとなった。 そんな中で浮上した樋口の二軍監督の話。 現役を続けるか引退して二軍監督になるか揺れ動く樋口だが、チームは調子が良くシーズン終盤には優勝争いに絡んでいく。 とにかく、打者との駆け引きや選手の心理描写が素晴らしく、まるで目の前で試合が繰り広げられているかのように試合シーンが頭に浮かびます。 また、堂場作品の真髄でもある、男同士の掛け合いが物語を大人らしく彩っています。 次の展開が気になるため、どんどん読み進めてしまう作品です。
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面白いプロ野球小説。 同期のバッテリーが引退前にひと花咲かす話。 野球のバッテリーはこんな感じで試合中に心が通じているのかと感心する。 緊張感あり、よい話でした。
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2015年37冊目 プロ野球に入団した3人 既に40歳になっている。 同期入団といってもそれ程関わりの無かった3人がそれぞれの野球人生をかけて、シーズン終盤を戦う物語。 何が面白いって、投手、キャッチャーそれぞれの心理戦。 なんでこのボールを投げるのか?投手はキャッチャーを信頼...
2015年37冊目 プロ野球に入団した3人 既に40歳になっている。 同期入団といってもそれ程関わりの無かった3人がそれぞれの野球人生をかけて、シーズン終盤を戦う物語。 何が面白いって、投手、キャッチャーそれぞれの心理戦。 なんでこのボールを投げるのか?投手はキャッチャーを信頼するのか? 監督、投手、捕手、それぞれの性格の描き方と、投手と捕手の心理描写が見事な物語であった。
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