フォトエッセイ 希望の大地 の商品レビュー
初めて桃井和馬さんの本(写真)を読みました。 80ページほどの小冊子ですが、書かれていることが素晴らしい。 大切なメッセージが凝縮されています。 Amazon内容説明には、こう書かれています。 24時間、明りに照らされた生活を手に入れた現代。しかし、私たちは本当に大切な「光」を...
初めて桃井和馬さんの本(写真)を読みました。 80ページほどの小冊子ですが、書かれていることが素晴らしい。 大切なメッセージが凝縮されています。 Amazon内容説明には、こう書かれています。 24時間、明りに照らされた生活を手に入れた現代。しかし、私たちは本当に大切な「光」を見失っていたのではないか。自然への畏怖を忘れ、人間を最も優れた生物とする価値観が、大震災と原発事故を経て、いま根本から問われている。世界各地の自然や人の暮らしを見つめてきた著者が、自らの体験をもとに震災後の生き方を探る。 これは、3・11以降、様々な本で取り上げられているテーマだと思いますが、桃井氏の文章には、また違う視点というのでしょうか、独特な視点があって、それが心の深みにまで響いてきます。 もっと桃井氏の著書を読みたくなりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幾冊もの「震災関連写真集」を見た。この中でもこの作品は、事実を伝えるだけでなく、作者の視点を明確にしたものとしてこころを打つ。モノ化社会、原発反対の理由。 聖域は、暗く、無駄が多く、何かがいる空間だが、効率を優先するこの消費社会では、それらのものを排除してきた。 地球はひとつしかない。そのことを三陸沿岸部でも、世界の聖域でも感じることを提起している。
Posted by
- 1