茶碗と茶室 の商品レビュー
数年前にNHKでやった楽家のドキュは、伝統と血筋への反発と同調というありきたりな内容で、仕事人としてのそれを期待していただけに物足りなかった。 当本は芸術新潮の特集を再編集しただけあって、コンパクトにわかりやすく項目が列挙してあるのに、読後の印象としては今一つぼんやりとしたもの。...
数年前にNHKでやった楽家のドキュは、伝統と血筋への反発と同調というありきたりな内容で、仕事人としてのそれを期待していただけに物足りなかった。 当本は芸術新潮の特集を再編集しただけあって、コンパクトにわかりやすく項目が列挙してあるのに、読後の印象としては今一つぼんやりとしたもの。 なぜかを考えると、やはり楽家/または現当主にフィーチャーしすぎなのである。楽茶碗は好きなのだが、作品と作家は別物であるとつくづく感じる次第。
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2012年10月 09/82 ちょこちょこ読み進んでは戻り、進んでは戻りとしていたら2ヶ月くらい読破までかかりました。考えを知ると、目の前のもの違って見えます。ページ数は少ないですが、たくさんの知らないことに出会えるよい一冊でした。京都に行きたいです。
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