なみだうさぎ ～制服の片想い～(10) の商品レビュー

水瀬藍(著者)

2022/10/20

1～10巻一気に全部読み。
15～16歳の恋愛キュンキュンですな。今さらこんなものを読む年齢ではないし、そもそもこういう感じのうまくいきすぎな恋愛ものは漫画であっても苦手だし読まない。そこをあえて読んでみることにした。
少女漫画は掲載紙のカラーもあるとはいえ、中学～高校生活にあまりリアリティがない。桃花も空大も周辺にライバルになる男女が現れては消えていくのは安易だなあと思う。ただ、女の子の恋愛の一喜一憂は実際にこんな感じでしょう。一番リアル恋愛に近いのは出番が少ないけど皐月ちゃんかな。
連載は2009年から2011年、もう10年以上も前だけど、本質的には変わらない。恋活だ婚活だと必死になってる女性は、箸休め的にこういうのを読んでみるのも悪くないのでは。

2017/04/27

何が良かったって天野くんの告白が最高に良かった。なんだあれ、カッコよすぎ！そして切なかった。鳴海くんが屋上にいる天野くんのところに来て話すところ「今度はさらうからな」はぁぁ〜♡ってなった。桃花のサプライズバースデーも良かった。作者さんは派手な最終回ではないかもしれないって言ってたけど、私はこのそれぞれ皆に宛てた手紙を読む終わり方すごく良かったと思う。色んな人の思いが詰まってて、意外にもグッときた。感動。人気漫画なのよくわかりました。

2017/01/21

完結。天野くん、あんた男だねぇ。ホントの男だよ。純愛ラブストーリーなので、うさみんの心の動きが面倒くさいなぁ、と思わないではなかった。また、余りにも周りの人たちが須らく善人で、悪人が全く出ないのも良し悪しだな、と思わないではなかった。しかし、うさみんの、真っ直ぐな性格が、不安やもどかしい感情を生むのだ、と思えたし、彼女を取り巻く人達の暖かい振る舞いに心揺さぶられ、最後まで読み通すことが出来た作品。個人的には、鳴海くんを非モテ系・メガネ少年・性格良しのまま、突っ切ってもよかったようにも。

2013/12/29

何度も中断したけどようやく最終巻まで読めました。
切ない片思いで始まったマンガはやっぱり実るまでが一番面白いですね！
片思いした彼には彼女がいて・・・
彼も彼女が好きだけどって所は「ストロボ・エッジ」に似てました。
彼の親友と三角関係になる所も。

良かった点
絵がかわいい（多少、パーツによっては拙いんですが、丁寧に描けてると思います♪）
あまり無理のない逆ハー
脇役の掘り下げが適度。多すぎず、少なすぎず。
主人公が一途だけど、少し黒い感情もあってよかった

悪かった点
主人公の天然さがイラッとくるところもあり
写真でつながった恋なのに、終盤あまり生かされなかった
空くんより天野君の方が絶対かっこいい（笑

個人的に大人し目のピュアっ子であるヒロインが
「～じゃんか」というセリフをいくつか口にしてたのが違和感ありました。
「言ったじゃんか」とか。
ちょっとヒロインの性格上言わなそうだったので、「言ったじゃない」とかにした方がよかったです

前半だけならもっと評価は高くなります！
後半どうしても、盛り上がりに欠けましたね。
彼の家族の話も、妹はよかったけど母親は蛇足でした。
手放しで全員に祝福されるなら出さなくてよかったと思います。
どうせ出すなら母親くらい、ちょっと２人の障害になってもよかったかもしれません。
それから、あんなキモオタ全開だった彼が、いきなり高校デビューした理由も欲しかったかな？

2013/03/29

全巻レンタル一気読み。席替えは、一大イベント。誰のとなりになるのか、ドキドキ? 中3、初めての席替えで、鳴海（なるみ）のとなりになった桃花（ももか）。「クラス一、地味で変人」「となりの席になると　一生彼氏ができない」とウワサの彼に、桃花はおびえっぱなし。だけど、鳴海の優しさや意外な素顔を知るたびに、胸がきゅうっとして…!? 始まりはかなり良かったんだけど、対決キャラとの関わりがちょっと淡白すぎかなぁ...。個人的にはもう少しドロドロ系があっても良かったような...。そして主人公がイケメンにもてすぎ!!（笑）

2013/01/05

最終巻です。帰ってこれない鳴海くん、一大決心した天野くん、そして戸惑う桃花…。伝える前から答えの出ている（だからこそ切ない！）告白タイムの始まりです...。
天野くんの告白の仕方は、賛否両論ありそうですね。鳴海くん×桃花を思っての行動だから、私はアリだと思いました。しかし、それなら告白の意味あるのかなとも思うけど（いや、片想いだって立派に恋だけどさ）。
ほかに、聖夜に“先に進んだ”二人とか、鳴海ママ初登場のお正月とか、桃花の誕生日とか。
…なんか盛り上がりに欠けたけど（笑）、リアルに近い感じでいいかな（？）。次回作は幼馴染モノだそうです♪

2012/10/26

1巻の表紙絵とタイトルに惹かれて、まず3巻ぐらいまで読み、その後
完結したのを機に最終巻までレンタルで読みました。

正直、面白かったのは3巻ぐらいまで、ですかね・・・。
つまり、主人公が片思いしている間は情感たっぷりで良かったのですが
両想いになってからは少女漫画のお約束の連続で、読む気が失せて
きました。王道といえば王道なのですが。
わりと早く両想いになってしまうなら、サブタイの
「～制服の片思い～」というのはいらないと思うのですが。

コテコテの王道少女漫画を読みたい方にはお勧めです。

2012/06/23

タイトル＊なみだうさぎ~制服の片思い~１０
作者＊水瀬 藍
出版社＊小学館

「好きな女は自分が幸せにする」
天野から文化祭のバスケ部ステージに
呼ばれた桃花。
でもバスケ部のステージって…告白大会！？
それってどういう意味＿＿＿？？
困惑を隠せない桃花の元に
北海道から鳴海も帰ってきて、
恋模様はますます困惑状態…？？
桃花の初恋ストーリー、ついに完結♥

2012/05/26

やっと、やっと完結です！
桃花と鳴海の恋・・・。

「なみだうさぎ」の女子キャラクターたちはどこか儚い部分を持っているんですが、
どのキャラクターもみんな芯がとても強いです。

水瀬先生の最高傑作だと思います。

10巻を読んだ後、全巻通して読みました。
詳しい感想は後ほどブログ（http://pyonmyon0526.blog88.fc2.com/）
にアップします。