シルクロード 絲綢之路(第三巻) の商品レビュー
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の故事はこの土地から生まれたのですね。 砂によって滅びた都は、砂のおかげで当時の様子を現代に伝える。 あっちもこっちも砂まみれ。 この時代の中国は、少数民族に気を使い、その文化との共存を図っていたように読める。 現代中国はどうなのだろう。この時代と何...
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の故事はこの土地から生まれたのですね。 砂によって滅びた都は、砂のおかげで当時の様子を現代に伝える。 あっちもこっちも砂まみれ。 この時代の中国は、少数民族に気を使い、その文化との共存を図っていたように読める。 現代中国はどうなのだろう。この時代と何が違っているのだろう。
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1980(昭和55)年日本放送出版協会発行の単行本。ローラン・カラホトともに遺跡の紹介。ローランの遺跡は水がなくなって滅亡。有名どころでなければそんな街が他にもあるのではないだろうか、そんなことを思った。カラホトは河西回廊の裏通りみたいな表現が何度も出てくるのだが、読んでいる時は...
1980(昭和55)年日本放送出版協会発行の単行本。ローラン・カラホトともに遺跡の紹介。ローランの遺跡は水がなくなって滅亡。有名どころでなければそんな街が他にもあるのではないだろうか、そんなことを思った。カラホトは河西回廊の裏通りみたいな表現が何度も出てくるのだが、読んでいる時はちょっと理解できなかった。読み終わった後地図を見るとハミ(哈密市)から北京へ通じる道がある。これのことかぁ、と納得。それにしても明代までの騎馬民族と農耕民族の境ってかなり南なのだなと。
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