地域・マンションの防災スタンダードブック の商品レビュー
誰向けなのか微妙だが、ぼくのような防災専門家の途上の人間にはわかりやすかった。 建築基準法と消防法で同じことを二重に規制している点が解せなかった。 (1)マンションの例で、消防法の「非常電源」と建築基準法の「予備電源」(p96)どっちも、非常時にはあまりあてにならないレベル...
誰向けなのか微妙だが、ぼくのような防災専門家の途上の人間にはわかりやすかった。 建築基準法と消防法で同じことを二重に規制している点が解せなかった。 (1)マンションの例で、消防法の「非常電源」と建築基準法の「予備電源」(p96)どっちも、非常時にはあまりあてにならないレベルの水準のよう。 (2)消防法施行規則第12条8号の「防災のための設備を常時管理する人がいる場所」、建築基準法施行令第20条の2第二号「管理事務所その他うんぬん」(p113) 消防法の防災センターの要員には、ご丁寧に講習会義務づけまでされている。 なんか、安全といっても、やりすぎ感あるな。 (3)地方公共団体の条例で大事だとおもったもの、「高知県南海地震による災害に強い地域社会条例」、東京都の「緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を促進する条例」 しりきれとんぼですいません。気になった点の列記で今日はおしまい。
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