照葉樹林文化の道 の商品レビュー
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1982年刊行。著者は国立民族学博物館教授。 日本文化、特に稲作など農耕の起源・源流を雲南などの照葉樹林地帯と見て、照葉樹林地帯の農耕、その日本への伝搬を解説する。 今となっては、日本の稲作源流は長江中流域(中国考古学の進展で遺跡が発掘されている)と考えられるが、それを別にしても、東南アジアの民俗史という観点からだけでも面白い。特に、東、東南アジアの農耕起源に関するイモ、雑穀、そして焼畑の意味を考える上でも有益な一書である。 すなわち、日本農耕ではなく、もう少し広い意味での農耕史に関わる一書と言えそう。
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中尾佐助先生と並ぶ照葉樹林文化論の提唱者・佐々木高明先生による照葉樹林文化論の解説本。照葉樹林文化論は奥が深い。批判も多くどう捉えれば良いのか難しいが、なかなかロマン溢れる学説なのだ。さりげにWikipediaにも詳しい。http://bit.ly/guPdaO
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