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キャット・アート の商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2023/08/11

名画を見事に猫ヴァージョンにした力作集。キャンバスの大きさで描いたということだが、それだけの細かさがちゃんとある。無茶苦茶面白い。猫美術評論家の解説も秀逸。なんとなく絵画の歴史も分かっちゃう。どれがいいって?どれもいいよ。お見事。

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2018/02/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

米ユタ州在住の日本人イラストレーターさんの作品 絵のコメントは猫の評論家ウィスカー・キティフィールド(ウィスカーは猫のひげ・キティは猫・フィールドは名前っぽくするためにつけた) この評論家が人間と犬に対して辛辣コメントwww 原画を載せたかったが規約に妨げられて掲載残念したが 原題名は巻末に記載されていて スマホ片手に原画検索して観るのも楽しかったです ( ΦωΦ )♪ 【私的に面白かった絵】 018『若い猫』アルブレヒト・ニャーラー 『若い兎』アルブレヒト・デューラー 025『ガブリエル・ニャストレスとその姉妹』 『ガブリエル・デストレスとその姉妹 ビヤール公爵夫人とみなされる肖像』 057『イークベさんこんにちは』 ギュスターヴ・イークベ 『クールベさんこんにちは』 ギュスターヴ・クールベ の解説「・・・、そろそろイークベ」 しょーもなっ!!!バシッΣヾ(>ω<笑 20世紀美術

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2017/06/06

本当に描くことが楽しくて、好きなんだろうなーと猫好きの想いと共にびしびしきました。 現代まで、古今東西の有名絵画を猫バージョンで描き上げ、猫の美術評論家が案内をするパロディ。原画を知るとよりテンションが上がります。犬に対してのコメントもまた。 パロディ画のクオリティも言うまでもな...

本当に描くことが楽しくて、好きなんだろうなーと猫好きの想いと共にびしびしきました。 現代まで、古今東西の有名絵画を猫バージョンで描き上げ、猫の美術評論家が案内をするパロディ。原画を知るとよりテンションが上がります。犬に対してのコメントもまた。 パロディ画のクオリティも言うまでもなく、隅々まで楽しませていただきました。気分もちょっと贅沢な感じ。

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2016/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫の絵画評論家キティーフィールド氏が、 ピキャット(ピカソ)・マグニャット(マグリット)・ニャビンチ(ダ・ヴィンチ) ニャッホ(ゴッホ)・ネコアール(ルノアール)といった具合に、 猫の画家が描いたとされる、歴史上の著名な作品を紹介してくれています。 彼はこの本を、猫たちの同居人である人間に紹介できることを、 たいへん光栄に思っているとのこと。 そして、人間がいつか我々(猫)のように進化して、 のどをゴロゴロ鳴らして喜ぶことができる日を待ち望んでいるそうです。(笑) 絵画について、教科書で見たことがあるくらいの知識しかない私ですが、 参照をたよりに「この絵の原画は?」と調べているうちに、本物を見たくなりました。 「ニャにをおっしゃる!本物はこっちだニャ~」とキティーフィールドに言われてしまいそうですが…(笑)。 パロディーと言いたくないくらい、 ユーモアあふれる、かわいらしい芸術作品でした。

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2014/10/10

あらゆる作風を、何となくそれっぽく見せるテクニックは意外と難しいのでは。タイトルや解説にも工夫があり、とても丁寧な作品。

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2013/12/03

【ひとことポイント】 ニャンともカワイイ名画のパロディー 【推薦文】 古今東西、数々の名画のモチーフを猫に置き換えてみた本書。 誰でも一度は見覚えがある、ダヴィンチ、ミレー、ルノアール、ピカソなど、めぼしいところはみんな猫になっています。 絵画自体の改変はもちろん、そのパロディ...

【ひとことポイント】 ニャンともカワイイ名画のパロディー 【推薦文】 古今東西、数々の名画のモチーフを猫に置き換えてみた本書。 誰でも一度は見覚えがある、ダヴィンチ、ミレー、ルノアール、ピカソなど、めぼしいところはみんな猫になっています。 絵画自体の改変はもちろん、そのパロディーは題名や解説・文化的背景など細部に亘ってよく練られています。原画のニュアンスを十分に生かしつつ、可愛い猫がたくさん登場するので、美術が好きな人も、猫が好きな人もきっと楽しめるはず。 ちなみに筆者のお薦め作品は、ルネ・マグリット「逆人魚」のパロディーである、ルネ・マグニャット「逆猫魚(ぎゃくにゃんぎょ)」です。足やシッポの具合が何とも愛らしい! <健康栄養学部K・K> 企画コーナー「成長する本棚」は(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/11/26〜】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1622024

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2013/09/29

 今日ではこの種のアートは誰もが当り前のように受け容れ、大したショックも受けずに気楽に好き嫌いを言うのが当り前のようになっている。  ところが団塊の世代に属す著者の国籍はカナダで、現在はアメリカ在住との由。  20代のいちばん苦しい修業時代のころの日本には、まだこの種のアートを受...

 今日ではこの種のアートは誰もが当り前のように受け容れ、大したショックも受けずに気楽に好き嫌いを言うのが当り前のようになっている。  ところが団塊の世代に属す著者の国籍はカナダで、現在はアメリカ在住との由。  20代のいちばん苦しい修業時代のころの日本には、まだこの種のアートを受け容れる余裕はなかったことを考えれば、それが氏の国を去る理由の一つとなったのであろうことは同世代の人間には容易に想像がつく。  とはいえ、本書はそんな暗さは微塵も感じさせることなく、各時代・地域の人間が誇る代表的な絵画をダシにして、ひたすら人間を見下す猫の言い分を称揚してやまないところは、まことにお見事というしかない。ひたすら敬服した次第である。

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2013/07/16

我々人類の文化と芸術の象徴だと思ってきた絵画は 実は猫画家達の作品のパクリだったのではないか!? という衝撃を受けた一冊。 ニャビンチの「モニャリザ」 フェルネーコの「真珠のイヤリングをした少女猫」 ドラネコワの「民猫を率いる自由の猫神」 ニャッホの「耳に包帯をした自画像」 ニ...

我々人類の文化と芸術の象徴だと思ってきた絵画は 実は猫画家達の作品のパクリだったのではないか!? という衝撃を受けた一冊。 ニャビンチの「モニャリザ」 フェルネーコの「真珠のイヤリングをした少女猫」 ドラネコワの「民猫を率いる自由の猫神」 ニャッホの「耳に包帯をした自画像」 ニャンクの「叫び」 ダリダッケの「記憶の個室」 ピキャットの「泣く猫」 など、絵画に造詣のある人であれば 猫達のアートの奥深さにうならされる事に間違いは無い。

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2012/08/29

クリムトのキスのパロディがお気に入り。エドワード・ホッパー「ナイト・ホークス」やアンドリュー・ワイエス「クリスティーナの世界」が入っていて良かった。 猫の顔に作者の癖が強く出てしまっているのがちょっと気になった。

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2012/07/24

原画を知らないとどこが変わったか分からない。 もちろん書籍やネットで参照して分析するのも楽しいが、あるとより興味が深まると思った。 著書としては、すべて猫仕様になっていて面白かった。 吹き出しや説明文も面白いので、一字一句読んでほしい。

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