図説 地図とあらすじでわかる!古事記と日本の神々 の商品レビュー
ざっと粗筋はわかるが、神の名前がカタカナで、嫌がらせかっ!というぐらい覚えずらい。著者が比較神話学の専門化で、世界各地の主な神話と比べるのはとてもおもしろいが、「類似してるから、人間みな一緒で平等じゃね?」みたいなイデオロギーや、「起源一緒かもね」とかに結びつけようとはしないでほ...
ざっと粗筋はわかるが、神の名前がカタカナで、嫌がらせかっ!というぐらい覚えずらい。著者が比較神話学の専門化で、世界各地の主な神話と比べるのはとてもおもしろいが、「類似してるから、人間みな一緒で平等じゃね?」みたいなイデオロギーや、「起源一緒かもね」とかに結びつけようとはしないでほしい(本書の中では、ない)。学問的な立場で、冷徹にざっと書かれたある程度の知識は前提とした教養書。 ざっと粗筋はわかるが、神の名前がカタカナで、嫌がらせかっ!というぐらい覚えずらい。著者が比較神話学の専門化で、世界各地の主な神話と比べるのはとてもおもしろいが、「類似してるから、人間みな一緒で平等じゃね?」みたいなイデオロギーや、「起源一緒かもね」とかに結びつけようとはしないでほしい(本書の中では、ない)。神話の類似は、「あの人タイ 人に似てるよね」とか、「納豆 にマヨネーズかけると、ステー キに似てるよね(?)」程度のノリ でいきましょうよ。学問的な立場で、ざっとカバー。ある程度の知識は前提の教養書。
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古事記に登場する主要な神々が古事記の記述をベースに簡潔にまとめられている。古事記と日本書紀、風土記との比較だけでなく、神話の内容の地域伝搬やヤマト王権の勢力拡大についての簡単な考察もある。また海外の神話との比較もあって飽きさせない内容となっている。
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