カード決済業務のすべて の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012年出版、10年以上前の本になります。著者の山本正行氏は、HP→インテル→マスターカード→ビザなどを経験。 感想。 貴重な本だと思いました。 カード業務は奥が深い。深すぎる。(言葉が入ってこなくてよく分からない‥) 備忘録。 ・イシュアー:カード発行、与信、会員管理などの会員向け業務を行う業者のこと。 ・イシュイング業務。入会手続き、初期与信やスクリーニング、発行、封入&発送。発行後のモニタリング。 ・アクワイラー:カード決済代金の立替、加盟店契約などの加盟店向け業務を行う業者のこと。 ・アクワイアリング業務。加盟店開拓、加盟店審査、管理 ・プロパーカード、提携カード。 ・国際ブランド。 ・CAFISとか。 ・決壊端末。CAFISに直接接続しているCATとか。
Posted by
実務にも使えるレベルで基礎知識から一通り学べる。 カードブランドによる用語の違いとか国際ブランドの役割とかかなり細かいところまで解説があって助かる。
Posted by
カード業界の仕組みを学ぶならこの一冊で事足りる良書。イシュアー、アクワイアラーと国際ブランドの関係と収益率構造がとても分かりやすく解説されている。近年は与信管理が軽減されるデビッドカードの動向や、国内取引先に閉じた場合の国際決済ネットワークの抱える問題点なども記載されている。
Posted by
2015年7月29日読了。カード(デビットカード含むためこの表現だが、日本ではほとんどがクレジット)決済業務のルール、構造、システムなどについて全体を説明する本。同種の本はそこそこ読んでいるが、内容が新しいこと、国際ブランドとイシュアー、アクワイアラの各役割の違い・戦略や直面する...
2015年7月29日読了。カード(デビットカード含むためこの表現だが、日本ではほとんどがクレジット)決済業務のルール、構造、システムなどについて全体を説明する本。同種の本はそこそこ読んでいるが、内容が新しいこと、国際ブランドとイシュアー、アクワイアラの各役割の違い・戦略や直面する課題などに関する記述が分かりやすく感じた。グローバルで統一ルールを展開したい国際ブランドと国内のイシュアー・アクワイアラの思惑の違い、貸金業法の改正など預金者保護のために規制強化する行政への対応、競争激化による手数料低下・不良加盟店管理コストの増加、ICカード導入などシステム・機器コストの増加など。なくてはならない社会インフラの一つとなったカード決済システムだが、システムへの要求は高く・かつ儲けるためのビジネスモデルとしてはあまりに高コスト過ぎるように感じる。むずかしいビジネスだ…。
Posted by
紛う方無きカード決済の教科書。 兎に角、図表が素晴らしい。特に、7頁の「カード取引のフロー」、104頁の「インターチェンジから得られる収入のイメージ」は使える。
Posted by
- 1