リアルタイム・マーケティング の商品レビュー
【 #書籍紹介 】 @BizHack1 2012年5月初版のSNS活用の本。 リアルタイムで顧客と繋がり、 マーケティングやPRに活かします。 事例は大きな会社ですが、 対応方針を決めておく事は どんな会社でも一緒かも。 #リアルタイム・マーケティング #生き残る企業の即断...
【 #書籍紹介 】 @BizHack1 2012年5月初版のSNS活用の本。 リアルタイムで顧客と繋がり、 マーケティングやPRに活かします。 事例は大きな会社ですが、 対応方針を決めておく事は どんな会社でも一緒かも。 #リアルタイム・マーケティング #生き残る企業の即断・即決戦略 https://amzn.to/3jr3MBg 2021/08/07
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作者が本書を書くにあたって、フォーチュン500社にアンケートを取る際に、会社の広報メルアドを集めた顛末の第5章が面白い。(もちろんグレイトフルデッドの話も)いやはや、一方的なアンアケート依頼もこんな形で出版されるなどと会社幹部は思ってもみなかっただろう・・と、こういう感慨が既に時...
作者が本書を書くにあたって、フォーチュン500社にアンケートを取る際に、会社の広報メルアドを集めた顛末の第5章が面白い。(もちろんグレイトフルデッドの話も)いやはや、一方的なアンアケート依頼もこんな形で出版されるなどと会社幹部は思ってもみなかっただろう・・と、こういう感慨が既に時代遅れなのだが。ソーシャルメディアの情報は絶え間なく動いており、それを知らないだけで炎上や機会損失という大きな代償を払うことになる。 そうした状況にもかかわらず、相変わらず大半の企業が従業員にリアルタイムコミュニケーションを渋る理由は、社員が都合の悪いことを書いて評判を落とすかもしれない、こうした活動が重要なビジネスに直結するはずはない、時間の無駄、本来の業務の時間が削られる・・など様々。しかし、このトレンドを当たり前のこととして受け入れ、社員教育をきちんと行い、全社員が会社のスポークスマン及び情報チェッカーの働きが期待できるなら話は変わります。そうしたチャレンジをしている会社の代表がIBMです。 本書の大きなメリットは、IBMのソーシャルネットワーキングへの社員の心構えをガイドラインにしたものが全文掲載されている点でしょう。 2012年本書のあとがきで楠木健は「情報があふれている情報社会で、どうすればリアルタイムに対応すべき情報を選別できるのか。それは、人間の「注意」である」と身もふたもないことを書いていますが、今ならネットでバズる情報なら比較的チェックは簡単だろうし、自社への書き込みならハッシュタグやスクリーニング機能を使えば容易でしょう。 本書は2012年出版ですが、2016年YouTube動画ピコ太郎のPPAPがジャスティン・ビーバーのtweetにより世界的流行に火をつけた顛末など、やはりインフルエンサーと呼ばれる人たちのネットでの影響力の大きさははかり知れません。そうした中でステマという手法も現れてきたわけですが。その後のこうした変化や出来事も素材にすれば続編も書けそうですね。
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訳者が「ストーリーとしての競争戦略」の著者、楠木建ということもあり、興味を持った。楠木氏の解説が要点をよくまとめている。 「マーケティングにかぎらず、戦略の策定や計画の立案の基本は、『5W1H』に答えることである。そのなかで本書は徹底的に『When』に焦点を合わせている。その答え...
訳者が「ストーリーとしての競争戦略」の著者、楠木建ということもあり、興味を持った。楠木氏の解説が要点をよくまとめている。 「マーケティングにかぎらず、戦略の策定や計画の立案の基本は、『5W1H』に答えることである。そのなかで本書は徹底的に『When』に焦点を合わせている。その答えは至ってシンプル。『いますぐ』である。 … 著者の『いますぐ』という主張を象徴する事例が、冒頭にあるユナイテッド航空の話である。デイブ・キャロルというミュージシャンが…大切なギターを粗末に扱われ、壊されてしまった。同社のサービスセンターに何度も訴えたが、たらいまわしにされ、取り合ってもらえなかった。そこで、頭にきたデイブは『ギターを壊すユナイテッド航空』という曲を作り、それを歌う動画をユーチューブに投稿する。すると、その動画が爆発的な広まりを見せ、テレビや新聞などのメディアを席巻する。…それでもユナイテッド航空は公には謝罪しなかった… …リアルタイムに対応してチャンスをつかんだ人もいれば、対応しなかったがために大失敗をやらかした企業もある。問題にされているのは常に時間軸である。時間の次元でスピードを極限まで早めることの重要性が、これでもかというほど数多くの事例で強調されている。」 迅速に対応するには、普段の心構えと経験が必要だと思う。だから、コミュニケーションは、奨励されるべきだとする。特にIBMのソーシャル・コンピューティング・ガイドラインを引用して、賞賛していた。特に、語るときは一人称でというのは、なるほどと思った。たとえば、「私たちは」というと、会社を代表した発言になってしまうが、「私は」といえば、個人的な記述にすぎない。以上のようなIBMのガイドラインを引用した後、以下のように記述していた。 「ネアンデルタール人さながらにリアルタイム・コミュニケーションを禁止する企業と比べると、IBMは進化の先頭に立っている。」 自分の会社も含め、日本の大企業のほとんどが、氏の言うネアンデルタール人になっていないことを祈りたい。
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主にtwitterを活用した、リアルタイムで対応するマーケティングについての本。フランクな語り口調で、説得するようにその必要性と重要性を教えてくれる。 しかし、これはチームを組んでやらないと速攻で過労死するやろ。。。
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ソーシャルメディアも発展し、より広義なソーシャルウェブが浸透する中で、マーケティング、コミュニケーションはリアルタイムに近づいている。かつてのように、中期や単年度の計画を作って回していくのではなく、週次の計画を作って、適宜修正していく、というのがネットを中心とした新しいマーケティ...
ソーシャルメディアも発展し、より広義なソーシャルウェブが浸透する中で、マーケティング、コミュニケーションはリアルタイムに近づいている。かつてのように、中期や単年度の計画を作って回していくのではなく、週次の計画を作って、適宜修正していく、というのがネットを中心とした新しいマーケティングのあり方である。そのためにも、企業は実際に顧客や外部と接触している現場担当者に権限を与えなければならず、そのメリットはリスクを凌駕するという提案。 実際にこういうことをやるべきだし、やれないところは淘汰されていく、というのは最近の実感でもある。サイクルは早くなり、情報量も増える中で、いかに適切な情報ソースを持っているか、適切なキュレーターとつながっているか、は個人的にも差別化につながるものになる。 恐竜のように動作の鈍い企業には、耳の痛い話。もうユカタン半島に隕石は落ちているのに。
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ソーシャルメディア、特にTwitterを旧態然とした大企業がいかにして活用すべきかが書かれた指南書の様だった。
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スマホ等の普及もあって、常にネットに触れることが可能な現在、 企業としてどう追い風にする必要があるのか? リアルタイムの重要性をうたった本。 読めば実感するtwitterの可能性。 ダイレクトマーケティングのツールとしての可能性はとても大きい。 本書にも書かれている通り、企業と...
スマホ等の普及もあって、常にネットに触れることが可能な現在、 企業としてどう追い風にする必要があるのか? リアルタイムの重要性をうたった本。 読めば実感するtwitterの可能性。 ダイレクトマーケティングのツールとしての可能性はとても大きい。 本書にも書かれている通り、企業としても専門部署の設置や、 社員が企業に投稿できる内部統制の確立等、 むしろ積極的に取り組む必要があるのであろう。 解説に書かれた「時間のコモディティ化」も納得。 現在、時間は大きなアドバンテージにはなり得ない。
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SNSの広がりで、製品やサービスへの評価が瞬く間に伝わるようになった。良い評判がすぐに広がり、小さなお店に大勢の客が殺到したり、製品やサービスの不備が連鎖的に広がったりと、これからの企業はリアルタイムに対応できる体制が必要というもの。 以前読んだ、ウィリアム・ダビドウの「つながり...
SNSの広がりで、製品やサービスへの評価が瞬く間に伝わるようになった。良い評判がすぐに広がり、小さなお店に大勢の客が殺到したり、製品やサービスの不備が連鎖的に広がったりと、これからの企業はリアルタイムに対応できる体制が必要というもの。 以前読んだ、ウィリアム・ダビドウの「つながりすぎた世界」でも、インターネットの普及により小さなきっかけが大きな問題につながりやすいことが指摘されているが、根っこは同じ問題である。インターネットの便利さの陰で、この脆さに対する対策が遅れていることは確かなのだが、この広いインターネットの中で語られる不平不満をどのように吸い上げていくのか。そもそも技術的な解決方法が確立されていないし、社会的なルールも確立されていない。 さて、どうなっていくのだろうか・・・。
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グレイトフル・デットに学ぶマーケティングに続くスコットさんの本。まさに、SNSなどのリアルタイムなマーケティングが学べる。
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■マーケティング 1.今日の企業は、「リアルタイム発想」を積極的に取り入れねばならない。すなわち「チャンスが逃げないうちに行動する」「その時々の状況に応じて動く」「最新情報をもとに戦略や戦術を展開する」『部下に裁量を与える」など、スピードの重要性を意識してビジネスに臨む必要があ...
■マーケティング 1.今日の企業は、「リアルタイム発想」を積極的に取り入れねばならない。すなわち「チャンスが逃げないうちに行動する」「その時々の状況に応じて動く」「最新情報をもとに戦略や戦術を展開する」『部下に裁量を与える」など、スピードの重要性を意識してビジネスに臨む必要がある。 2.企業規模やメディアを動かす力はもはや決定的な優位性ではない。今日ではスピードと機敏さが物を言う
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