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お気に入りの孤独 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/10/05

タイトルが好きで読んでみました。 中盤、読むのが辛く感じましたが 最後の方は風里の動きがあり割と一気に読めました。 姑との関係や良き妻でいることへの これでいいのか? もっと自分を大切に生きていいのではないか? という疑問や不安に共感できました。  ずっと我慢する必要はないの...

タイトルが好きで読んでみました。 中盤、読むのが辛く感じましたが 最後の方は風里の動きがあり割と一気に読めました。 姑との関係や良き妻でいることへの これでいいのか? もっと自分を大切に生きていいのではないか? という疑問や不安に共感できました。  ずっと我慢する必要はないのかもと 思わせてくれた一冊でした。

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2022/07/12

30年前の小説だけど、なんか飄々としてて面白かった。 ラブラブな新婚夫婦の気持ちの変化、結婚しても自由に生きること、母親との関係、新たな出会い、など。

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2021/09/28

結婚してるときの孤独と、ひとりの孤独と、いろんな孤独があるなかお気に入りを見つける話。三部作の「私的生活」のステージだなぁと思いながら読んでたけど、風里さんはまだ乃里子はんより若い気がした。リズムが合わないのをたのしめて、どことなく「ハモれる」人、いいよな〜〜。やっぱり田辺さんの...

結婚してるときの孤独と、ひとりの孤独と、いろんな孤独があるなかお気に入りを見つける話。三部作の「私的生活」のステージだなぁと思いながら読んでたけど、風里さんはまだ乃里子はんより若い気がした。リズムが合わないのをたのしめて、どことなく「ハモれる」人、いいよな〜〜。やっぱり田辺さんの文章は明るくてあったかい

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2021/07/23

久しぶりの田辺さん。ん??なんかこの感じ、読んだことあるぞと思って遡ったらやはり田辺さんは初めてじゃなかった。中園さん、すごくいい。

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2021/04/04

女性が仕事を持ちながら結婚生活を続けていくことが困難なことではない、と言える時代ではないことを改めて残念に思う。けれど田辺作品に出てくる女性はいつも逞しく賢く、チャーミング。

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2021/01/10

一ばん時代の流れがわかるのは男たちだった。女の子は男のあとから変る。ーちょっとみると反対みたいだけどー(あ。面白。この子)という男の子の、好きなもの、彼が愉しがるものを探ると、そこに新しいオモチャがあった。(p21) 気楽な男の子も、女の人生には要るのである。取材したり尊敬した...

一ばん時代の流れがわかるのは男たちだった。女の子は男のあとから変る。ーちょっとみると反対みたいだけどー(あ。面白。この子)という男の子の、好きなもの、彼が愉しがるものを探ると、そこに新しいオモチャがあった。(p21) 気楽な男の子も、女の人生には要るのである。取材したり尊敬したり利用したり、の男の子だけでは、女も「しんどくて」身が保てない。水みたいなのがいい。(p21)

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2016/06/30

気障な男と金持ちのおばさまと陽気なネエチャン(主人公)が出てくる。 大阪生まれの著者が大阪を舞台に描いた小説。 孤独というテーマの割に話が暗くならないのはその関西の独特な雰囲気ゆえだと思う。 これがひとつのハッピーエンドであると感じた。

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2013/09/08

タイトルからしていい! 聖子さんお得意のハイミスものと並ぶ 結婚してもイキイキしたワーキングガールもの。 風里は大人気シリーズの乃里子とよく似ている。 物事のいい悪い、あるいは世の中でいうところの 損得とは別に自分自身の気持ちがあり、幸せを 手探りして生きることこそ、イキイキなの...

タイトルからしていい! 聖子さんお得意のハイミスものと並ぶ 結婚してもイキイキしたワーキングガールもの。 風里は大人気シリーズの乃里子とよく似ている。 物事のいい悪い、あるいは世の中でいうところの 損得とは別に自分自身の気持ちがあり、幸せを 手探りして生きることこそ、イキイキなのだと思う。 田辺聖子さんはいつもそんな女性を書かれるので 読んでいて元気になる。チカラのもとをいただいて いる気がする。

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2019/07/04

田辺さんの小説の主人公はなんでこう、いつも、生き生きしてるんだろう。 主人公の風里は、自分の心の奥の声に正直なひと。 例え皆が羨むものを手に入れて、それを手放すことになっても、自分の人生のために決断する。 自分の人生や、自分自身を大切にしてるってとこが好き。誰かのための人生じゃ...

田辺さんの小説の主人公はなんでこう、いつも、生き生きしてるんだろう。 主人公の風里は、自分の心の奥の声に正直なひと。 例え皆が羨むものを手に入れて、それを手放すことになっても、自分の人生のために決断する。 自分の人生や、自分自身を大切にしてるってとこが好き。誰かのための人生じゃないつって、思うのは簡単だけど、実行するのは難しい。

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2012/08/29

ここから、聖子ちゃん祭りがとうとう始まる予感。 読み終わって、母に「読む?」と聞いたら、即答で「置いといて」と言われた。同じステージにあがった気がした。 30代からのいろいろは、きっと時代がかわってもわりと同じことで悩むのだろうな。 自分だったり、身近な友達だったり。

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