ま、いっか。 の商品レビュー
うーん… あぁ、こういう事言う年配者っているね。というのが正直な感想。 若い人は先生のその想像を超えて全く違う場所にいると思う。プレゼントの件はあまりの感覚の違いに感心する程。 おじいちゃんの自慢話と説教に付き合った感覚。 しかしながら先生と同世代なら感情移入もするすると面白く...
うーん… あぁ、こういう事言う年配者っているね。というのが正直な感想。 若い人は先生のその想像を超えて全く違う場所にいると思う。プレゼントの件はあまりの感覚の違いに感心する程。 おじいちゃんの自慢話と説教に付き合った感覚。 しかしながら先生と同世代なら感情移入もするすると面白く読めるエッセイだと思う。
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この本の書き出し 「男は容姿ではない、などと口で言のは簡単だが、いささか無責任な言であろうと私は思う。それがすべてではないにしろ、容姿が恋愛の一要件であることにちがいはないからである。ただし普遍的客観的にすぐれた容姿の男ばかりを要求し続けると、痛い目に遭うか
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ファーマータナカの本棚「ま、いいか。(浅田次郎)」。 花の笑みに鉄の心「花笑鉄心」が浅田二郎の座右の銘というが、何かカッコいいと思ったらどうも彼のオリジナルらしい、ま、いいか。 エッセイは同じオヤジの臭いがしながらも含蓄があり軽妙洒脱。 その中の「黄昏の恋」と題する文章に「三...
ファーマータナカの本棚「ま、いいか。(浅田次郎)」。 花の笑みに鉄の心「花笑鉄心」が浅田二郎の座右の銘というが、何かカッコいいと思ったらどうも彼のオリジナルらしい、ま、いいか。 エッセイは同じオヤジの臭いがしながらも含蓄があり軽妙洒脱。 その中の「黄昏の恋」と題する文章に「三婚説」と言う面白い話が出ていたので紹介する。 「近ごろ、たいそう面白い説を耳にした。 詳しい出典は知らない。ただの笑い話かもしれないが、あんまり面白いので紹介しておく。仮称「人生三回結婚説」とする。略して「三婚説」とでもしておこう。 まず、二十歳になったら全員二十歳齢上の異性と結婚する。はたちの娘と四十のオヤジ、はたちの青年と四十のマダムの結婚である。そのまま二十年間、結婚生活を送り、四十歳と六十歳で離婚する。そして間髪を容れず、四十歳の男女は二十歳の男女とそれぞれ二度目の結婚する。 六十歳で二度目の離婚をしたあとは、同じ境遇の六十歳の異性と三回目の結婚をする。 概要は以上である。」 単なるエロ親父の妄想とも取られかねないが、晩婚化・未婚率の上昇・少子化などの社会課題の解決手段として、あるいは暇つぶしや酒席の肴として、自分自身に当てはめて考えてみてはどうか。
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んんー、期待した割には面白くなかった。と、言うのが正直な感想。いろいろな作品の背景は窺い知ることができた。
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ザ・昔の意識の男性という感じのエッセイ。女性はこうあるべき、男性はこうあるべきと語っていることが、現代の価値観とはかけ離れている印象だが、そういう生き方をしてきたのでそういう価値観を持って生きてきたということ。自衛官をしていた経歴も相まって、堅苦しい印象を受けた。オシャレに気を使...
ザ・昔の意識の男性という感じのエッセイ。女性はこうあるべき、男性はこうあるべきと語っていることが、現代の価値観とはかけ離れている印象だが、そういう生き方をしてきたのでそういう価値観を持って生きてきたということ。自衛官をしていた経歴も相まって、堅苦しい印象を受けた。オシャレに気を使い、身だしなみに気をつかう姿勢は素晴らしいと思う。
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この作品で初めて作者の生い立ちを知りました。 家長が絶対の厳格な家庭に生まれ、早くに自立せざるを得なかった生い立ちを聞くと、つい「苦労話か?」と思ってしまうが、クスッとしてしまうユーモアのある文章のおかげで、早熟な少年が苦労をも飄々と楽しんで生活をしているように感じた。 貧しくと...
この作品で初めて作者の生い立ちを知りました。 家長が絶対の厳格な家庭に生まれ、早くに自立せざるを得なかった生い立ちを聞くと、つい「苦労話か?」と思ってしまうが、クスッとしてしまうユーモアのある文章のおかげで、早熟な少年が苦労をも飄々と楽しんで生活をしているように感じた。 貧しくとも逞しく生きてきたさまは、読んでいてとても勇気をもらい心地よかった。
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途中で断念 浅田次郎さんの作品は鉄道員に続いて2冊目。 短編といってもどれも数ページという短い『つぶやき』に近い短編集だったにも関わらず語彙や言い回しが難しくまだ読むのには早かった
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2015.8.9後の方、流し読み。昔の勇気凛々シリーズは好きだったのだけど。合いませんでしたね。★2
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花笑鉄心 花のほほえみ、鉄のこころ 著者の座右の銘(造語)として紹介されています。 常に微笑みを忘れずに、また大地に堅固に根を下ろすかのようにたくましく生きたい。 50代半ばの男性のエッセイを読むことは今までなかったので、「そうか、そのようなことを考えるのか」と初めて知ることがたくさんありましたが、この座右の銘には普遍的なメッセージが込められていて、非常に印象に残りました。
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浅田次郎氏の小説も大好きである。 エッセーは、少し砕けた感じで、年代層もよくわかる。 「目だけ美人」で、笑うときにはにっこりと微笑む。 男なら「莞爾」、女なら「嫣然」。 我父方の伯父の名が、莞爾だったが、厳格な風貌だったらしいけど。 「花実双美」作者も花が大好きと、この文でえ...
浅田次郎氏の小説も大好きである。 エッセーは、少し砕けた感じで、年代層もよくわかる。 「目だけ美人」で、笑うときにはにっこりと微笑む。 男なら「莞爾」、女なら「嫣然」。 我父方の伯父の名が、莞爾だったが、厳格な風貌だったらしいけど。 「花実双美」作者も花が大好きと、この文でえがかれているのが、私も大好きである。 しかしこの言葉を知らなかった。 花實雙美―ー花も実もふたつ美しい という意味だそうだが、花柳界では、姿よく、芸も達者で、なおかつ教養も無いといけないと名妓と言えない、、、。 「私と旅」日本は、素晴らしい温泉国であると、描かれている。 我父も、リタイアしてから、1000か所の温泉を旅していたが、その気力と贅沢さを、今理解できるようになった。 「よそいきの街」 本当に、私の小さい時は、出かけるのに、よそいき用の洋服があり、靴が、あった。 そうそう、丸い箱に入った帽子もかぶって出かけた。 デパートの屋上の遊園地へだけけるのでさえ、、、 作者の祖父は、遠山の金さんのような人であったのであろう。 作者自体、江戸っ子気質であり、つっかけ履いて出かけるのに抵抗があるというのがわかる。 「白銀の記憶」上野発のスキー列車に作者は、乗って週末スキーを楽しんだのだろう。 今から考えると、そこまでして良く行ったと、思うのだが、、、私も、奥神鍋ヘ初めてスキーヘ行った時に、貸し靴は普通のスキー靴だったが、ストックは、竹の物があったのには、ビックリしたことがあった。 作者は、身体で覚えたことは忘れないというけど、年齢を重ねると、頭で思った通りに身体が、動かなくなって来ている昨今の私である。 「私のパリ」 作者はエクリヴァン(小説家)で、とても尊敬されて丁寧なもてなしをしてもらったと、、、 私も、母と まだ、フランを使用している時代に、フランスヘ行ったが、親子なのに、姉妹と言って下さり、母は、とても大事にされていたのを思い出し、母は、パリ大好きになった。 読んでいると、そうそう、そうなのよね。と、相槌を入れたくなる。 2012年5月25日 第1刷なのに、沢山の人に読まれているのだろう。 私が読んだ本は、2014年6月17日 第7刷であった。 読み易く、短いエッセーなので、すぐに読める手軽さである。 2017年12月の今、もっと沢山の人に読まれて、印刷されている事だろう。
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