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あなたの中のリーダーへ の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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2026/02/16

世界銀行副総裁をご経験された西水美恵子さんのエッセイです。 『国をつくるという仕事』を読んで、大いに心を動かされた記憶があり、本書も手に取りました。印象に残ったものがあります。 「島の陽気なお寿司屋さん」 英国領バージン諸島で、起業した島に唯一できたお寿司屋さん。週に1日開店する...

世界銀行副総裁をご経験された西水美恵子さんのエッセイです。 『国をつくるという仕事』を読んで、大いに心を動かされた記憶があり、本書も手に取りました。印象に残ったものがあります。 「島の陽気なお寿司屋さん」 英国領バージン諸島で、起業した島に唯一できたお寿司屋さん。週に1日開店するこのお店で働くみなさんのチームの素晴らしさをグループで働く場合と比較して際立たせていたエッセイです。 グループは強いリーダーに率いられるが、チームは状況に応じてリーダーシップを分かち合う グループは個人が責任を負うが、チームは誰の間違いでも全員が共同責任を快く負う という感じの対比がずらりと続くのです。 巻末の解説は、藤沢久美さんが寄せています。

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2025/09/10

西水さん2冊目。2冊ともに共通するのが、西水さんご自身の本気度。そして覚悟。そんな西水さんが見た世界や出会った人びとから学んだことは、本書を通して確実にその想いとととに胸の中にスッと浸透してくる。 パワー・スピーチの技法 ・始めは単刀直入に力強く。冒頭の一分はプライム・タイムで...

西水さん2冊目。2冊ともに共通するのが、西水さんご自身の本気度。そして覚悟。そんな西水さんが見た世界や出会った人びとから学んだことは、本書を通して確実にその想いとととに胸の中にスッと浸透してくる。 パワー・スピーチの技法 ・始めは単刀直入に力強く。冒頭の一分はプライム・タイムで視聴率最高。挨拶などの無駄使いで落とすと、絶対元に戻らない。 ・声量を下げる。耳はうるさい声を避け、静かな声に聞き入る。 ・専門用語は絶対禁止。わかる人も、わからない人も、感心などしてくれない。伝えたいのは内容だから、使う言葉は簡素に限る。 ・沈黙も語彙の内。スピーチの段落や、協調したい言葉、訴えたい主旨は、聴衆に見えにくい。前後に沈黙を入れると、見える。 ・言葉で絵を描く。人間の脳は物語や、実例、色などに正反応して、覚えがよくなる。 ・無テーマの演説は、退屈な演説。テーマは簡素明瞭に、ひとつに限る。複雑なテーマや複数のものは、テーマなしと同じこと。 ・終わりは感情を込めて。感情なしに感動はない。 (以上、p45〜p46) あと、「チーム」についても、そのよさを挙げておられたが、そこを読んでいて先日参議院で1議席を得た「チーム未来」のことがふと頭に浮かんだ。 本当に賢い人は、本質がきちんと見えているということやろなとしみじみ。彼らが政治をドラスティックに変えてくれることに大いに期待をしてやまない。

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2021/10/14

【推薦者】 保健医療学部救急医療学科教員 中澤 真弓 【学生へのメッセージ】 著者は、世界銀行副総裁として発展途上国の支援に尽力された方です。現地で市民と交流し、市民目線を持ちつつリーダーシップを発揮し活躍されています。東日本大震災後の講演内容は、現在のコロナ禍にもあてはまる珠...

【推薦者】 保健医療学部救急医療学科教員 中澤 真弓 【学生へのメッセージ】 著者は、世界銀行副総裁として発展途上国の支援に尽力された方です。現地で市民と交流し、市民目線を持ちつつリーダーシップを発揮し活躍されています。東日本大震災後の講演内容は、現在のコロナ禍にもあてはまる珠玉の言霊が溢れています。 ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00531125

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2019/05/06

○人の命に関わること 世界各国が直面する開発問題への解答は、「何をすべき」ではなく 「すべきことをどう捉えるか」に在る ○おねしょのおしえ こどもがおねしょする部下の相談に、小学生を母親の仕事場に誘ったことで、 いつも家にいない親の仕事に意味を理解し、子供が誇りを...

○人の命に関わること 世界各国が直面する開発問題への解答は、「何をすべき」ではなく 「すべきことをどう捉えるか」に在る ○おねしょのおしえ こどもがおねしょする部下の相談に、小学生を母親の仕事場に誘ったことで、 いつも家にいない親の仕事に意味を理解し、子供が誇りを持った。 以来、人事のすべてにおいて、職員のみを対象とする思考を捨てた。 家庭を対象に入れ、人間としての幸せを考えるようになった。 ○就職した姪への祝い言葉 信用は、銀行家の命。お金に目が眩むと、その命を失う。 失ったら最後、取り戻すのは、不可能に近い。 お金のむこうを見るように。 お金が助ける物づくりや人づくりを、いつも頭に置くように。 ○切り絵のビジョン 皆の夢にピッタリ合う切り絵のモザイク画をつくって 発表会では、皆の夢が共有できた。 人間は、感動なしでは、本気で動かない。 本気で動かぬ人間の組織に、ビジョンを追求し続ける改革は、在り得ない。 ○本質を見極めるチームの性格 1.指導権に固執せず、状況に応じリーダーシップを分かち合おう 2.個人に責任はなくても、チームの共同体責任を快く負う 3.自発性に優れ、チームの目標を自分たちで設定して行動に移す。 4.正直な会話を好み、幅広く開放的な議論で問題を解決する 5.仲間との仕事を楽しみ、よく笑い、チームの集いを待ち遠しく思う ○国づくりは人づくり 義母危篤の知らせを受けて、旅券切れに気づいてワシントンの日本大使館に 行ったが、冷たくあしらえわれた。 英国大使館に行った際の、会ったこともないない一等書記官の言葉 「エリザベス女王陛下の政府にとって、英国人を夫にもつあなたは 陛下の臣民と違わないのです」 急遽、特別ビザの発行と英国航空の空座席を秘書に指示してくれた。 わが国の政治は、このような国づくりをしているのだろうか。。。

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2018/02/13

著者のエッセイ集。国際機関の中でダイバーシティを受け入れつつ、理想に向けて信念を持って組織を動かしていく気概が綴られている一冊。 同じような話とブータン賛歌が多いので、個人的にはあまり胸を打つところはなく、途中で飽きてしまった。残念。

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2017/05/01

電気新聞にときどき載っているのを見つけては読むのを楽しみにしていた西水さんの文章がまとまって本になった。こうして本になると半分以上を読み損なっていたことに気づく。 とても平易な語り口で、ズバズバと本質にせまってくる。たくさんの勇気をいただいた。 前著の「国を創る仕事」もそうなんだ...

電気新聞にときどき載っているのを見つけては読むのを楽しみにしていた西水さんの文章がまとまって本になった。こうして本になると半分以上を読み損なっていたことに気づく。 とても平易な語り口で、ズバズバと本質にせまってくる。たくさんの勇気をいただいた。 前著の「国を創る仕事」もそうなんだけど、エッセイを集めたものなので、重複する話しもある。次は、書き下ろしを読んでみたいな。できれば、世銀での組織風土改革を中心にした話しがよみたい!!!!

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2017/02/08

・本気のスイッチを入れる。 ・オバマ前大統領のパワースピーチ(迫力ある演説)は、人を信じること、信頼の有無など、本物のリーダーたる根本条件を持ち合わせているからこそ。 ・本気で動かぬ人間の組織にビジョンを追求し続ける変革は在り得ない。 ・お金だけでは幸福は買えないのに主流の...

・本気のスイッチを入れる。 ・オバマ前大統領のパワースピーチ(迫力ある演説)は、人を信じること、信頼の有無など、本物のリーダーたる根本条件を持ち合わせているからこそ。 ・本気で動かぬ人間の組織にビジョンを追求し続ける変革は在り得ない。 ・お金だけでは幸福は買えないのに主流の政策思考は経済成長に偏りすぎる。今、正す時が来ている。(地球幸福指数 1位 バヌアツ、ブータン13位、日本95位) ・Think out of the box(型にはまらず考えろ)。 ・闘ってはいけない。闘うことは敗者を生み、相手から何かを奪い、憎しみが生まれる。常に新しい市場を生み出す。社会をより良くしたいと思っていれば、新しい市場のタネは至るところにある。もし我々が闘うこととがあれば、その相手は自分の中にある安きに流れる自分の心。

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2016/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

’国をつくるという仕事’で著者の事を知り、本作は第二段。コラムをまとめたものという事でそれぞれの章がまとまってはいるが、例え話と言いたい事のギャップがやや大きい時があり、さらっと読むと一体何を言いたいのかよくわからない所が多々あった。毎回起承転結があるが、何となく内容やその思いよりその技巧的は部分が気になってしまった自分はちょっとひねくれすぎか。。むしろ他人が書いた解説の方が心に響いてしまった。 記憶に残ったのは以下かな。 P.86 Power tends to corrupt, and absolute power corrupts absolutely ジョン・ダルバーグ・アクトン P.123 国づくりは人づくり 後者はどっちが先なのかなぁ。かつてフィリピンに住んだ時に国は人がつくると強く感じた事を思い出した。その他はブリティッシュ・バージン諸島にちょっと興味が出た。

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2016/02/02

世銀の副総裁を務めた著者のエッセイ集。一つ一つは短文でとても読みやすく、良い話ばかり。涙腺が熱くなる。犬養道子さんのエッセイのような感じだ。 予想通り、世銀もお役所的というか、本部と現地事務所の差別とか、女性蔑視とかそういったものが当たり前にあるんだなということがわかる。あと、ブ...

世銀の副総裁を務めた著者のエッセイ集。一つ一つは短文でとても読みやすく、良い話ばかり。涙腺が熱くなる。犬養道子さんのエッセイのような感じだ。 予想通り、世銀もお役所的というか、本部と現地事務所の差別とか、女性蔑視とかそういったものが当たり前にあるんだなということがわかる。あと、ブータン国王の話がけっこう出てきた。聞いたことはあったけど、大変立派な国王なんだなと感心した。

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2014/12/21

最後の方になってやっと文体になれ、言いたいことが伝わってきた。 チームとグループの違いの指摘などはとても素晴らしい。 パワースピーチ 単刀直入に聞く 終わりは感情を込めて 人間感動なしでは動かない 本気かどうかはすぐ見抜かれる。 40歳 日本の平均寿命を途上国の寿命と合わせ...

最後の方になってやっと文体になれ、言いたいことが伝わってきた。 チームとグループの違いの指摘などはとても素晴らしい。 パワースピーチ 単刀直入に聞く 終わりは感情を込めて 人間感動なしでは動かない 本気かどうかはすぐ見抜かれる。 40歳 日本の平均寿命を途上国の寿命と合わせると、小学生は、日本の大人より短くなる。

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