「処方せん」的読書術 の商品レビュー
人生で出会う様々なシーンで、本を伴侶に、本を指南役にと変える。 ただただ著者の読書量に脱帽。 僕は辛いときには本を手にすることができないたち。 これからは少し変わるだろうか。
Posted by
現代人(悩める人?)のこころに向けていろいろな効果的という意味が含まれて「処方せん」という標題のようである。 生きづらい時代がだから本を読む。 (目次から) 1不安を鎮める・鎮静剤。書評より、自分で選ぶノウハウ。古典派心を強くする。 2前向きな気持・気付け薬。冒険、自己啓発は栄...
現代人(悩める人?)のこころに向けていろいろな効果的という意味が含まれて「処方せん」という標題のようである。 生きづらい時代がだから本を読む。 (目次から) 1不安を鎮める・鎮静剤。書評より、自分で選ぶノウハウ。古典派心を強くする。 2前向きな気持・気付け薬。冒険、自己啓発は栄養ドリンク。 3折れない心・栄養剤。人間関係、歴史。肉筆は作家の迫力あり。 4自分を取り戻す・体質改善。リセット、趣味、子供向け。 もっとメンタルに効かせるための工夫・常備薬 各章それぞれの題と説明は的を得ていると思うのだけれど、説得力に欠けるのではないか?
Posted by
失礼な言い方を許してもらえるなら “合う”作家の人を探すのはとっても大変ですが 自分にとっての奥野さんの著書はとっても“合う”という感じ。 『1冊のノートにまとめなさい』シリーズも、しっかり使わせてもらってますが 今回の、本を“処方せん”と捉える考...
失礼な言い方を許してもらえるなら “合う”作家の人を探すのはとっても大変ですが 自分にとっての奥野さんの著書はとっても“合う”という感じ。 『1冊のノートにまとめなさい』シリーズも、しっかり使わせてもらってますが 今回の、本を“処方せん”と捉える考え方もとっても斬新で好きです。 ところどころうなずきながら読みました。 ○どんな本を読んでも、人はみな自分をその中に発見する。 ○昔から本には、自分より悲惨な人を見て、自分の幸せを確かめる。 言いかえれば、「他人の不幸に癒される」という役割があるのです。 だから読書は、堂々と「他人の不幸」を求めて、本を選べばいい。 ○思えば図書館のようにいろんな人がいるのがこの世界です。 コミュニケーションのうまさがすべてじゃないし、年収が人間の価値ではない。 何を成すかで人生の価値が決まるわけではない。 ○感想だけではなく、「その時期にどんな本を読んでいたか」という 記録も残しておくと貴重な記録になります。
Posted by
生きづらい時代だからこそ本を読みましょう。 不安を沈める読書(鎮静剤)。 前向きな気持ちを起こす読書(気付け薬)。 折れない心をつくるための読書(栄養剤)。 自分を取り戻すための読書(体質改善)。
Posted by
タイトルに惹かれて購入しました。 自分の苦手分野や興味のない本にはなかなか手がでませんが、「読まず嫌い」はよくないかもと思いました。ヘタなビジネス書や自己啓発本よりも伝記一冊読む方がはるかに効きそうだし、ちょっと値の張る写真集でも眺めることで気が休まるなら安いもの。「処方せん的」...
タイトルに惹かれて購入しました。 自分の苦手分野や興味のない本にはなかなか手がでませんが、「読まず嫌い」はよくないかもと思いました。ヘタなビジネス書や自己啓発本よりも伝記一冊読む方がはるかに効きそうだし、ちょっと値の張る写真集でも眺めることで気が休まるなら安いもの。「処方せん的」という意味がよく分かりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目10箇所。本書のテーマ・・・心を強くする読書術。読書には他人の不幸に癒されるという役割がある。書評は楽しめる本や知識をつける本を選ぶためには使える。自己啓発書は栄養ドリンク。本でもノリは大事、アメリカの本は「おまえは必ずできる!」的な本が多い。子供向けの本でこっそり童心に返る。気が散らないように読書灯だけで読む。自分にとってちょうどいい書店を探す。あえて遅い交通手段を使うのは深呼吸に似ている。
Posted by
本とのいろんな付き合い方を提案している本。 心を強くするための読書とか。 この本で言及されているようなタイプの目的別に読書を考えたことがなかったので、ふーん、と参考にはなったかな。 印象に残ったのは、結婚して子供ができて予算が限られたので、たくさん本が買えなくなったという話が出て...
本とのいろんな付き合い方を提案している本。 心を強くするための読書とか。 この本で言及されているようなタイプの目的別に読書を考えたことがなかったので、ふーん、と参考にはなったかな。 印象に残ったのは、結婚して子供ができて予算が限られたので、たくさん本が買えなくなったという話が出てくるところ。 この著者の本、結構売れてたと思ったんだけど、それでもお金、厳しくなるのかーとちょっと意外感。
Posted by
ノウハウや知識を増やすのではなく、心を癒す読書の方法について紹介されている。「癒す」と言う割には、難しめの本が多く紹介されているのが気になるけれど、まあ、そこは各個人の好みだから仕方ないか。。
Posted by
どんな本を読んでも「なんかちょっと違う……」という方に、是非お勧めしたいです。 自分にあった本は、自分で探すしかないわけですが、どうせなら、今よりももっと良い本を選びたい。そんなあなたにこの一冊。 読んだ後に、深呼吸できそうな本です。
Posted by
鎮静剤として不安をしずめる読書、着付け薬として前向きな気持ちを起こす読書、栄養剤として折れない心を作る読書、体質改善として自分を取り戻すための読書と上手く分けて納得して読めた。付箋、遅い列車とスーパー銭湯での読書が自身も好きで共感出来る。
Posted by