みつばの郵便屋さん の商品レビュー
とある町の郵便屋さんが主人公で、小さな日常から人々の暮らしがほの見えるハートウォーミングなお話。好きな部類の話なので穏やかに読みました。
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非常に好きな感じ☆ 私自身がお手紙をよく出すので、郵便屋さんに興味津々。 地域の方々とのつながりが素敵に思えた。 実際にはなかなかありえないだろうけど(・。・; それにしても秋宏くんって、25歳にしては本当にしっかりしてるな~。 もっともっと、読んでいたいと思える本でした。
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2013.3.24 市立図書館 ほのぼの~。 さわやかで、読みやすくて、あったかくて、かなり好きなタイプの小説でした。 おもしろかった。
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小さな町で働く郵便屋さんのお話。地域の人との交流がほのぼのと温かく描かれている。 2013/03/05
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ちいさな男の子は、消防車とかショベルカーとかタンクローリーとか 「はたらくくるま」を見るのが大好きだったりしますが、 ちいさくもなくて、男の子でもない私は、「働いている人」を見るのが大好きです。 きびきびテキパキ働いている人も、丁寧にじっくり仕事をしている人も。 いつも家にいて...
ちいさな男の子は、消防車とかショベルカーとかタンクローリーとか 「はたらくくるま」を見るのが大好きだったりしますが、 ちいさくもなくて、男の子でもない私は、「働いている人」を見るのが大好きです。 きびきびテキパキ働いている人も、丁寧にじっくり仕事をしている人も。 いつも家にいて、「生徒とおしゃべりしてる時間のほうが長いんじゃない?」 と娘につっこまれるようなレッスンをしているか、 猫に囲まれて本を読んでいるかのどちらかだからでしょうか。 この本の主人公の平本くんは、「丁寧にじっくり型」の郵便屋さん。 同じ配達コースを回っても、テキパキ型の先輩にくらべると 必ず1時間くらいは遅くなってしまう。 でもそれは、要領が悪くてモタモタしているからでも、サボっているからでもなくて 元気に飛び出してくる子どもを万が一にもはねないよう しつこいくらい安全確認して、スピードを上げ過ぎないようバイクを走らせ、 大切な郵便物を誤配しないよう、何度も宛先確認してから郵便受けに入れるから。 アパートのベランダから女性の下着が飛ばされたのを見て、 そのまま走り去ることもできたのにわざわざUターンし、 モノがモノだけに、素手で触って持っていくのもためらわれて、 配達物もないのに階段を駆け上がって、経緯を説明しに行ったり 「誤配された!」と烈火のごとく怒って呼びつけられた郵便物が 他社のメール便だったことがわかっても、怒るどころか相手を気の毒に思ったり お昼休みの時間をまるごと使って、配達先のおじいさんの身の上話に耳を傾け 郵便局に届いた転入届を見て、そのおじいさんの孤独が解消されたことに気づき ほっと胸を撫で下ろしたり。 「町は生きている」と、ちいさな変化も見落とさず、心のこもった配達をすることで ささやかだけど優しい奇跡を起こす平本くんを、好きにならずにはいられません。 手紙をもらうのは、いくつになってもとてもうれしいことですが その手紙を運んでくれるのが、こんな郵便屋さんだったら うれしい気持ちも何倍にもふわふわとふくれあがりそうで、素敵です♪
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今の時代は、本当に便利で遠くに離れた相手にでもすぐ、ケータイ電話片手に「メール」をすれば手紙も届く。 インターネットにつなげば、世界中の人と繋がることができる。 それでも、なくならない文化はある。 『年賀状』 いつもはメールでやり取りする人もこの時ば...
今の時代は、本当に便利で遠くに離れた相手にでもすぐ、ケータイ電話片手に「メール」をすれば手紙も届く。 インターネットにつなげば、世界中の人と繋がることができる。 それでも、なくならない文化はある。 『年賀状』 いつもはメールでやり取りする人もこの時ばかりは、年賀はがきに一年の思いを託しポストに入れる。 それを大切に郵便屋さんが届けてくれる。 そんな郵便屋さんのお話です。 帯に書かれた「町の住人達の証言」には主人公の郵便屋さんについて面白おかしく書かれていてその人の人柄が出ているなあ・・・と感心。 いい本を読んだ気がする。 この本を読み終わったときに、きっと思うだろう。 「誰かに、手紙を出したい。」 その大事な手紙を大切に郵便屋さんが届けてくれるのだから。
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郵便屋さんは毎日みんなの家に手紙を届けてくれます。でもどんな風に届けているか、どんなに大変か、知られていません。ちょっと公園で休んでいたり、途中でお茶をご馳走になっていたり。それは、このお話しの中だけなのかかもしれませんが・・ 毎日同じ街で手紙を配れば、そこに住んでいる人のことわ...
郵便屋さんは毎日みんなの家に手紙を届けてくれます。でもどんな風に届けているか、どんなに大変か、知られていません。ちょっと公園で休んでいたり、途中でお茶をご馳走になっていたり。それは、このお話しの中だけなのかかもしれませんが・・ 毎日同じ街で手紙を配れば、そこに住んでいる人のことわかってきます。人あたりのいい秋宏は、有名人に似ていると評判の郵便配達人です。兄は今売れているタレントなのですから、似ているのは当たり前。 郵便を届けながら、みつばの街の人たちの出来事に関わっていきます。正確に、誠実に、郵便を届けるように、街の人たちに気持ちや勇気も届けます。
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こういう仕事に誇りを持って、一生懸命にしている人の話し、大好きです! 郵便配達の人の苦労が少しわかった気がします。 確かに雨の日とか夏の暑い日、冬の寒い日などは大変だろうし、交通事故や誤配、遅配などにも気を使わないといけないでしょうし。 でも、毎日同じ地区を回るため、その地区の住...
こういう仕事に誇りを持って、一生懸命にしている人の話し、大好きです! 郵便配達の人の苦労が少しわかった気がします。 確かに雨の日とか夏の暑い日、冬の寒い日などは大変だろうし、交通事故や誤配、遅配などにも気を使わないといけないでしょうし。 でも、毎日同じ地区を回るため、その地区の住人との交流が生まれるところは素敵ですね。 郵便配達員に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 そして、どちらかと言えば地味な配達員と、そっくりな兄は芸能界での有名人というギャップが、私は好きでした。 地道に地味に自分の使命を全うしたいタイプと、派手に今できることをいまするタイプ。 全く逆の性格のように見えるのに、お互い理解しあっているのが素敵でした。
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〈内容〉あの配達員、どこかで見たことがあるような・・・。町の人たちと配達員・平本秋宏がおりなしてゆく小さな奇跡――。
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主人公が誠実でとても好青年な物語。 郵便配達を通して垣間見る人間模様。 表紙をめくると地図が現れ、物語を想像するヒントを得ることができ、小学生でも楽しく読める作品だと思いました。
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