キサトア の商品レビュー
知らずに読んだんですが、児童文学だったんですね。 優しい世界観好きです。 続編とかはやらないのかな?
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設定や描かれる情景がとても好きな本。ただ事の運びや登場人物の気持ちが流されてしまったと感じる部分があったので、もっと長編で内容を濃くして欲しいと感じた。 結びの詰め込み感が残念だったが、個人的にこの人のハッピーエンドはすんなり受け入れられる。
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そうでしたか、児童文学でしたか! 話虫干に引き続いて読んだ小路作品。子供でありながらも世界的に注目される芸術家である主人公と、その妹達である双子の姉妹キサとトア。キサとトアには不思議な習性があって……昼と夜とに描かれる美しい世界。どこをとっても好みな筈なのに、なんだかしっくりと...
そうでしたか、児童文学でしたか! 話虫干に引き続いて読んだ小路作品。子供でありながらも世界的に注目される芸術家である主人公と、その妹達である双子の姉妹キサとトア。キサとトアには不思議な習性があって……昼と夜とに描かれる美しい世界。どこをとっても好みな筈なのに、なんだかしっくりとこない。なんだろう。なにが違うんだろう。あれあれ……?最後まで読んで、そして知った児童文学というジャンル。 そういうことでしたか。納得しました。先入観はいけません。まだまだ私は本読みとしては未熟者です。 ジャンルさえ間違わなければきっと面白いと思います。でも、すごく素敵な設定ゆえに、ラストが……。途中とかももっといろいろ出来たんじゃあ?と思わずにいられませんでしたが。
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ありそうでないだろう世界と、いそうでいない双子と兄と父など登場人物。 安定したハッピーエンド。ただ、主人公の、物分かりの良さはちょっと出来過ぎかもしれない。 それを抜きにしても、この世界観が素敵だと思う。
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ある理由で一緒に住んでるのに一緒に遊べないキサとトアという双子を中心にした、ほのぼのファンタジーのお話です。 小さい行動範囲で、たくさんの冒険をした子ども時代を少しだけ思い出しました。 小路さんの特徴でもあるのか、色々な理由が「雰囲気」で片づけられてしまうのが少し残念でした。
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世界観は良かったです。ファンタジー☆ でも、で、どうだったんだよ。と、毎回突っ込みたくなってしまうのですが…謎がいっぱいだったり、魅力的な登場人物がいるので、また登場させて欲しい…といつも思うのですが… 2012/9/2読了
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色彩の分からないアーチスト、主人公のアーチ。昼を生きるキサと夜を生きるトア。風のエキスパートである父フウガさん。 マッチ工場と漁業で栄える風町の人たちの話。 ほのぼのするファンタジー。優しいアーチとキサトアの底抜けの明るさと強さが良い!
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ファンだジーなのだけれど、人の心にしみるお話です。人の善意や無垢な気持ち、思いやる気持ちが感じられます。ふだんちょっとイライラしたり、人が嫌いになりそうな時によくと、心が落ち着き、改めて人を信用しよう、思いやろうという気にさせてくれます。
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小路さんの、空想の世界での話はたぶん数冊読んだことがあるけど、 その中ではこれはかなりわかりやすい部類になるのでは・・・ 世界観に入りやすく、ストーリーもおいやすくて挫折せず・だらけず読み切れた。 キサとトアには変わった生活スタイルがあるけど、 それを見守ったりそっとサポートし...
小路さんの、空想の世界での話はたぶん数冊読んだことがあるけど、 その中ではこれはかなりわかりやすい部類になるのでは・・・ 世界観に入りやすく、ストーリーもおいやすくて挫折せず・だらけず読み切れた。 キサとトアには変わった生活スタイルがあるけど、 それを見守ったりそっとサポートしてくれる 優しい島の人たちのかかわりに心があったかくなる本。 夏向嵐(かこらし)は、恐ろしいものとして絵が描かれているけど、 なんか読み方がかわいいなと思ってメモ。
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何となく本屋で「何だ?このタイトル?」と思い、あらすじを読んでみると「天才少年アーチストと変な家族の静かな四季」みたいなことが書かれていました。 こういうのに非常に弱い僕は速攻で購入。 読んでみると、主人公は天才少年。大人っぽい子供の彼は行動も理知的で読みやすいです。 彼の周りの...
何となく本屋で「何だ?このタイトル?」と思い、あらすじを読んでみると「天才少年アーチストと変な家族の静かな四季」みたいなことが書かれていました。 こういうのに非常に弱い僕は速攻で購入。 読んでみると、主人公は天才少年。大人っぽい子供の彼は行動も理知的で読みやすいです。 彼の周りの人たちもやさしい人ばかり。 こんな世界はそうそう無いだろうなぁと思いはしましたが、本の中の世界くらいこうであっても良いかもしれませんね。
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