森から未来をみる 黒姫高原で考えたこと の商品レビュー
先日放送「アファンの森よ永遠に」で感銘を受け、長らく興味を抱いてたcwニコル さん関連書をさっそく… いや、ようやく読み始めました。御本人の森再生活動を同級生に教えて貰ったのはもう20年以上も前。 ステイホームで過ごした今年の「山の日」に良きキッカケを得ましたので、遅ればせながら...
先日放送「アファンの森よ永遠に」で感銘を受け、長らく興味を抱いてたcwニコル さん関連書をさっそく… いや、ようやく読み始めました。御本人の森再生活動を同級生に教えて貰ったのはもう20年以上も前。 ステイホームで過ごした今年の「山の日」に良きキッカケを得ましたので、遅ればせながら著書で足跡を辿って参ります。
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G・Wニコル『森から未来をみるー黒姫高原で考えたことー』。14日から読みはじめて3分の2ほど、読んだ。 黒姫は長野県信濃町。ここに民家・土地を経て森をつくる構想が具体化している。 クマと共生の話で和歌山県太地(たいじ)のクジラ古式漁法のことが出てくる。我が国は反クジラ運...
G・Wニコル『森から未来をみるー黒姫高原で考えたことー』。14日から読みはじめて3分の2ほど、読んだ。 黒姫は長野県信濃町。ここに民家・土地を経て森をつくる構想が具体化している。 クマと共生の話で和歌山県太地(たいじ)のクジラ古式漁法のことが出てくる。我が国は反クジラ運動のまえに針路をはばまれているが、クマにむきあう姿勢もこのままでは、国際的な批判に「さらされる」とする。 森の保護は放置ではないとする。国有林の皆伐方式が択伐にかわってゆくときに、「森全体の育成リズム」という自然科学側の原則があるらしい。 法学部出身の林野官僚が机上で計画を練りまわすとしたら、さびしい。さびしいというより、危険ということになるであろう。 それもそうだが、日本人の議論がとおらず、外国人の指摘をうけて、林野とむきあう姿勢が転換するとするようなら、それも寂しい。そんなことを考えた。
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