科学予測は8割はずれる の商品レビュー
20150218 副題にあるとおり科学史入門。 ほんとに入門で足早に触りだけだが、楽しく読める。 次はもう少しボリュームのある内容の本を読みたい。 宗教と科学。 日本における科学の成り立ち、立ち位置。 は面白かった。
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地球温暖化や原子力等科学への信頼が大きく揺らいでいる現代日本が抱える諸問題を、科学史という観点から分析し、これからの日本が進むべき道を模索する。 なんだか面白そうなタイトルだと思ったのだけど、副題の『科学史入門』というのを見落としていた。科学史なんてあまり興味のわかない分野だ...
地球温暖化や原子力等科学への信頼が大きく揺らいでいる現代日本が抱える諸問題を、科学史という観点から分析し、これからの日本が進むべき道を模索する。 なんだか面白そうなタイトルだと思ったのだけど、副題の『科学史入門』というのを見落としていた。科学史なんてあまり興味のわかない分野だったのだけれども、これはこれで知らないことがたくさんあるのだと驚かされた。元々欧米での科学は哲学に源流があるのだとか、『ガリレオ』は意外とヤな奴だったとかね(笑)。 何だってそうなんだろうけど、物事には正と負の両面がある。科学もまた然り。それをどう利用していくのか、日本もそろそろ真剣に考えなくてはならないのだろう。
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科学に関連する話だが、非常に広範な取り扱いをしていて面白く読めた.科学史の経緯を軸に様々なトピックが出てきて、目移りしそうな感じだが、どの話題も重要な部分を含んでいると感じた.相対性理論と量子論の解説がよく書けていると思った.
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半日で分る科学史入門とあるように ソクラテスの時代から21世紀まで 科学の発達をざっと概観していく。その中で 単に科学の実践的な応用的な価値だけではなく 哲学の理解の必要性が日本では欠けているのでは ないかという問題提起がなされている。これからの 科学の有り様を考えさせられる。
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科学史入門の方が、内容を正しく現していると思う。タイトルになっている最後の対談が、最も興味深い内容だった。科学コミュニケーターが必要なこと、教養が必要なこと。
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欺瞞タイトルはいけません。 科学史の本は売れないからといって、本文で触れてない内容をタイトルにしてしまうのはルール違反でしょう。 東京書籍って、教科書を出している会社でしょう。 こんないい加減な商売をしている会社が教科書出してていいのか? この欺瞞をゲラ刷り段階で指摘しなかった竹...
欺瞞タイトルはいけません。 科学史の本は売れないからといって、本文で触れてない内容をタイトルにしてしまうのはルール違反でしょう。 東京書籍って、教科書を出している会社でしょう。 こんないい加減な商売をしている会社が教科書出してていいのか? この欺瞞をゲラ刷り段階で指摘しなかった竹内氏に科学史を語る資格があるのか? サブタイトルの半日でわかる科学史入門、これを素直に出せばいいのに。サブタイトル通りにギリシャの哲学者から素粒子論までの科学通史は面白かったし、日本での科学=工学の現状への批判も的を得たものだと感じた。分類された百科の学が科学となったとはね。 ところで、コマ大数学の解説の方だったのね、竹内薫って。
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科学発展の通史をコンパクトに知ることが出来る。 著者の持つ日本、日本人の科学知識、意識、哲学の脆弱さに対する危惧に同感。
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センセーショナルな題名で思わず手に取りました。題名とは裏腹に、科学史に関する御本でした。 日本が科学の表面的な部分しか輸入しなかったのが、今の日本がおかれている国際的な立場をよく表していると。でも、日本人根性を引きずり外国企業との戦いを生き残りをかけて戦っていかなくちゃいけないん...
センセーショナルな題名で思わず手に取りました。題名とは裏腹に、科学史に関する御本でした。 日本が科学の表面的な部分しか輸入しなかったのが、今の日本がおかれている国際的な立場をよく表していると。でも、日本人根性を引きずり外国企業との戦いを生き残りをかけて戦っていかなくちゃいけないんですね。きつそう。 一方では、アジアの国々の方とは同じ土俵にいるような気もしますけど、何でこんなにもコテンパにやられちゃってるのでしょうかね。
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科学史を勉強するスタート台に、どうぞ。 科学文化史かもしれません、この本は。 科学を「鑑賞する」厚い層が必要だとも感じました。 (2012年6月6日)
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科学史とはいえ、大半は宗教・哲学史。なぜなら、科学は神に近づくためのものだったからだ。日本に科学が輸入された時、その「根っこ」の部分は置いてきぼりになり、実用的な部分ばかりが発達してしまった。著者はこう指摘する。 難解になりやすい「相対性理論」「エントロピー」などの題材をごくごく...
科学史とはいえ、大半は宗教・哲学史。なぜなら、科学は神に近づくためのものだったからだ。日本に科学が輸入された時、その「根っこ」の部分は置いてきぼりになり、実用的な部分ばかりが発達してしまった。著者はこう指摘する。 難解になりやすい「相対性理論」「エントロピー」などの題材をごくごく簡単に解説しているのが、ド文系の私としてはとてもありがたかった。理系からすれば、強引で物足りないのかもしれないが。 小学生、中学生の頃読んでいたら、科学に対する苦手意識も少しはなくなったかもしれない。数式、記号ばかりのイメージが強かった科学に少し親しみがわいた。 一応話題の原発事故に関して触れているが、基本的には科学全体の経緯について語っている。
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