ジョージ・ポットマンの平成史 の商品レビュー
長年積読にしていて、令和の暮れからゆるーく読み始めました。 くどめの筆致にちょっとうんざりしたりもしたけど、書いてあることはどの章もとても興味深く、時折感嘆の声をあげつつ読み進めていました。 一番すごいと思ったのは第6章の「友達いないと不安史」。 前章の「童貞史」からの流れでの章...
長年積読にしていて、令和の暮れからゆるーく読み始めました。 くどめの筆致にちょっとうんざりしたりもしたけど、書いてあることはどの章もとても興味深く、時折感嘆の声をあげつつ読み進めていました。 一番すごいと思ったのは第6章の「友達いないと不安史」。 前章の「童貞史」からの流れでの章展開、ちょっとあれこれ混乱。
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旬をすぎたタレント(ヒロシ)を小馬鹿にしたような言い回しが面白い。童貞じゃなくても「童貞史」は必読!あと「友達いないと不安史」も興味深い。
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[作品] 2012年出版。 大和書房。 ヨークシャ州立大学歴史学部教授 ジョージ・ポットマン 著 日本語版著者 高橋 弘樹 伊藤 正宏 [内容・感想] 現代日本の研究家である、ジョージ・ポットマン博士による“平成時代”の研究と調査結果がまとめられた一冊。元は...
[作品] 2012年出版。 大和書房。 ヨークシャ州立大学歴史学部教授 ジョージ・ポットマン 著 日本語版著者 高橋 弘樹 伊藤 正宏 [内容・感想] 現代日本の研究家である、ジョージ・ポットマン博士による“平成時代”の研究と調査結果がまとめられた一冊。元は、イギリスのテレビ局CBBで放送された番組だったそうだが、テレビ東京が番組の日本国内での放送をオファーしポットマン博士が快諾。日本国内で放送するための番組としてテレビ東京の手によりあらたに収録され、バラエティ番組として放送。その放送をまとめたいわば番組本。 通常、番組本というとお気楽な内容が多いが本書はバラエティ番組の気楽さを残しつつ、かなりまじめに現代日本について考察している。しかし、取り上げている内容が、「ファミコン」「ブログ・ツイッター」「マンガの汗」「人妻」「童貞」「路チュー」「ブルマー」等一見するとくだらないものばかりなので読む人によっては社会学的な価値を認められないかもしれない。ただ、こういったカテゴリーは意外と私達の生活に密接に関わっていると思われるが、残念ながら真面目に研究している人が少ないせいかその本質が隠れがちである。本書はそんな知りたくてもしれない社会の実態を取り上げてくれている。 読み物としても単純に面白い。先ほど、番組本の気楽さと書いたが、テレビ東京を日本最大級のテレビ局(いや、間違ってはないが)といってみたり、つぶやきシローを評論家、芸人のヒロシを詩人と紹介したりなど全体を通して日本のバラエティのノリで書かれており、外国人の視点から見える日本人には少しずれて感じる日本感なども感じられて面白い。日本で用いられている英語表記が日本語の直訳になっているところなんかも笑い所だろう。本書の様な本がもっと増えれば、私の生活も今よりもう少し面白くなるに違いない。 個人的には「童貞史」と、いつのまにかボーイズラブ史に変わっていた「友達いないと不安史」が秀逸だった。
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ある時テレ東で発見‼何これおもしろーい!しかし次週最終回という悲しい事実。が、本が発売したということで手に取りました。 いやその言葉の選び方…とか、それ飛躍がすぎやしないだろうか…ってとこはあったけど、楽しめました。 文体、テレビほとんどまんまだし‼ お気に入りは2章。私もその中...
ある時テレ東で発見‼何これおもしろーい!しかし次週最終回という悲しい事実。が、本が発売したということで手に取りました。 いやその言葉の選び方…とか、それ飛躍がすぎやしないだろうか…ってとこはあったけど、楽しめました。 文体、テレビほとんどまんまだし‼ お気に入りは2章。私もその中にいるのね…と思うとなんだか切ないが。
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ちょっと品のない「カノッサの屈辱」かな。 二番手は味付けを大きく変えることで、先発組を超えることがあるけど 90年代にあまり興味ないこともあり、今一つ響かなかった。
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ふざけた本のコーナーにおいてあるのだが、中身はいたってまじめ。とても勉強になるという品物だった。なんだか男目線で研究しているので男向けだろう。
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C0095 スポーツ紙を高級紙としているので、wikiで調べてみました。ジョージ・ポットマンとか架空の設定だったのですね。あと、テレビ放映エピソードを全話収録していないのですね。岡本麻弥さん、「ナデシコ」でもセクシー担当でしたね。って、いくつよ。
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平成になってもう24年も経過しているんだなあと改めて実感した。 小学生の頃にファミコンが出て今では一人一台携帯電話。改めて平成史と名をつけてみると色々なことが変わってきたんだなと実感した。面白かったです。
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外国人の日本のカルチャーを研究するという体で作られたTV番組「ジョージ・ポッドマンの平成史」の書籍版。 あの情報量の多いTVをうまく紙媒体に落とし込んでいる。 意外と資料的価値として、優れた1冊かも???
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テレ東の本気。「自分大好き文明」、「頑張ってる奴すべってる文明」、「友達いないと不安文明」など、社会制度とのかかわりという横軸と、各テーマの有史以来の変遷の歴史という縦軸から平成日本を分析。童貞史が白眉。
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