ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 の商品レビュー
この本を読むとその昔、水木しげる、手塚治虫、赤塚不二夫の三氏が集まった時に、手塚氏「僕はもう3日寝ていない」赤塚氏「僕なんか4日寝ていない」水木氏「バカなことを!何があろうと人間眠らなくてはならない!」という会話をし、手塚赤塚氏は闘病の末早く亡くなり、水木氏はすっかりご本人が妖怪...
この本を読むとその昔、水木しげる、手塚治虫、赤塚不二夫の三氏が集まった時に、手塚氏「僕はもう3日寝ていない」赤塚氏「僕なんか4日寝ていない」水木氏「バカなことを!何があろうと人間眠らなくてはならない!」という会話をし、手塚赤塚氏は闘病の末早く亡くなり、水木氏はすっかりご本人が妖怪然とした今も健啖健在であるというエピソードを思い出した。なにがって書中から見える三娘氏がそれこそそんな感じのパーソナリティを感じるからだ。父と子の血のつながりよ…。
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「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」を本棚に登録しました。/ http://booklog.jp/item/1/4167801949 とりあえずタイトルが秀逸! 考えた人は素晴らしすぎる。 ゲゲゲの娘= 水木しげるの次女・悦子 レレレの娘 =赤塚不二夫の長女・りえ子 らららの...
「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」を本棚に登録しました。/ http://booklog.jp/item/1/4167801949 とりあえずタイトルが秀逸! 考えた人は素晴らしすぎる。 ゲゲゲの娘= 水木しげるの次女・悦子 レレレの娘 =赤塚不二夫の長女・りえ子 らららの娘 =手塚治虫の長女・るみ子 の三人がそれぞれの父親と作品を縦横に語り合った1冊です。 漫画の神様とか天才とか呼ばれる人たちを父に持った故の悩み、家庭での父、そして父との絆。 どの方も現在父親の仕事を後世に伝えることを生業とされていて、その仕事への姿勢に父親への深い愛を感じます。いいなぁ、こういう親子。「娘が選ぶ父親の傑作漫画」も間に本書に挟まれていて、それも面白い。
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手塚、赤塚、水木といった漫画界に多大なる影響を与えた娘たちの対談集。それぞれに漫画でもわかる/読み取れない一面があり、興味深く読めました。やっぱり○○の娘…と言われてしまうものなんだなあと再認識。とはいえ、結果的に三人とも父の意志を受け継いだ仕事をしているので、宿命的なものも感じ...
手塚、赤塚、水木といった漫画界に多大なる影響を与えた娘たちの対談集。それぞれに漫画でもわかる/読み取れない一面があり、興味深く読めました。やっぱり○○の娘…と言われてしまうものなんだなあと再認識。とはいえ、結果的に三人とも父の意志を受け継いだ仕事をしているので、宿命的なものも感じたり。娘たちが選ぶ父のベスト漫画、ちょっとしたエッセイが挟まれてるのも楽しい。個人的には、タイトルで誰の娘かわかっちゃうネーミングセンスに脱帽。編集者が考えたものだそうです。
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この3人を集めて、このタイトルをつけた企画の勝利ですなぁ。 もともとは朝日新聞の紙面企画で、このタイトルも朝日の記者が考えたそうな。 内容は特筆すべきものはなかったかな… 手塚るみ子、水木悦子は第二子だし、赤塚るみ子は中学生のときに不二夫が家をでてるんで、そんなに父親とのエピソ...
この3人を集めて、このタイトルをつけた企画の勝利ですなぁ。 もともとは朝日新聞の紙面企画で、このタイトルも朝日の記者が考えたそうな。 内容は特筆すべきものはなかったかな… 手塚るみ子、水木悦子は第二子だし、赤塚るみ子は中学生のときに不二夫が家をでてるんで、そんなに父親とのエピソードも豊富ではないのよねぇ。 まぁ赤塚家はなかなかすごい家庭ではあるのだが… 面白かったのは父親の女性観に対してなかなか辛辣なところかなぁ(特に手塚)、実の娘じゃないとなかなか言えないところかなと思った。 一番おもしろかったのは最後のページにそれぞれの写真が載ってるんだけど、みなさん見事にお父さんそっくりw
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
水木 しげる先生の次女、水木 悦子 赤塚 不二夫先生の一人娘、赤塚 りえ子 手塚 治虫先生の長女、手塚 るみ子 まえがき手塚、なかがき水木、あとがき赤塚の構成で三人が2回に分けて対談したもの 三者三様の有名人の子供時代の苦労と父親のへんてこな行動の暴露は微笑めましかったりする
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これは、2008年7月に朝日新聞の鼎談企画で掲載されたものが元となっている。タイトルの“ゲゲゲ”は、2年前のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で大ブレイクした。“ららら”は、空を超えて~♪「鉄腕アトム」のアニソン。あっ“レレレ”忘れてしまったのだ(笑)水木しげる、赤塚不二夫、...
これは、2008年7月に朝日新聞の鼎談企画で掲載されたものが元となっている。タイトルの“ゲゲゲ”は、2年前のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で大ブレイクした。“ららら”は、空を超えて~♪「鉄腕アトム」のアニソン。あっ“レレレ”忘れてしまったのだ(笑)水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫。三人の娘が父親像、創作秘話、作品のなかのワタシ…etc.というようなテーマごとに、三者三様のトークで構成されている。 手塚治虫、赤塚不二夫の理想の女性は母親だったそうで、マザコンだったんだね? 手塚治虫のエロスは、生物体としてのエロスであって女性という異性のエロさではない、 水木しげるはタトナス(死)を描いていると語っていたが、あぁ確かに…。 父に反発していた自分が作品に自らの生き方を重ね合わせホロッとさせるエピソード、 そうかと思えば、父親の彼女と一緒に海外旅行に行かせられた秘密を暴露したり、はたまた赤面するような下ネタも何のその、女3人寄れば姦しいと云うけれどホントこの場にいたら騒がしいだろうなって、そんな臨場感が伝わってくるようだ。 それから3編の傑作短編も愉しめる実に贅沢なつくりとなっている!!
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タイトルに惹かれて。 どの作家さんも、代表作しか読んだり観たりしたこと無かったけど、それぞれの『娘』が選んだ傑作短編漫画を読んだら、もっと読んでみたくなった。 葛藤はいろいろあっただろうけども、女子で良かったね~。
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3人の天才漫画家の娘による鼎談録。以前から本のタイトルが面白いので知ってはいたが、旅行用の軽い目の本を探している時に目に止まったので読んだ。癖の強い3人は、それぞれが家族観、あるいは人間観が全く異なり、意外な側面も垣間見ることができて楽しかった。ところで、鬼太郎もバカボンもアトム...
3人の天才漫画家の娘による鼎談録。以前から本のタイトルが面白いので知ってはいたが、旅行用の軽い目の本を探している時に目に止まったので読んだ。癖の強い3人は、それぞれが家族観、あるいは人間観が全く異なり、意外な側面も垣間見ることができて楽しかった。ところで、鬼太郎もバカボンもアトムも、もちろん知っているが、小説のようにきちんと最初から最後まで通して読んだことがないことに気づかされた。さて、改めて読むべきか。。。
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