香港華族の愛人 の商品レビュー
香港の実業家・燕海淵×日本人学生・裕樹のカップリングです。 主な舞台は香港で、 受けの進学のために、と彼の祖父が売ったものを 取り戻しに香港まで行って、2人が出会います。 受けの優しさが、過去にとらわれている攻めの心を癒しつつ ラブラブになるという内容になっています。
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曾祖父が人から預かり、祖父も大切にしていたという壺が、自分の学費のために、売りに出されたと知り、それを取り返すことを忌めた裕樹。 どうやらその壺はたまたま立ち寄った香港の実業家に買い取られたらしい。 一生懸命、実家の手伝いで貯めたなけなしのお金で香港に渡り、実業家・燕海淵に壺を返して欲しい、と迫るけれどすげなく断られる。 おまけに、海淵はまったく裕樹の話に耳を傾けてくれようとしない。 それどころか、明日からは休暇でしばらく職場にも来ない、と言われ裕樹に対して「さっさと日本に帰れ!」という扱い。 それに対して、どうしても壺を持って帰らないといけないわけには行かない裕樹は、「身の回りの世話をするから休暇に同行させてほしい!」と立候補する。 それをどうやら「愛人をする」ということだと勘違いされてしまった裕樹は、いきなり無理やり海淵に抱かれてしまう。 ところが、それで裕樹は諦めず、純粋に使用人として南の島のバカンスに同行させて欲しいと、海淵に頼み込む。 海淵は「愛人」として連れていく、と二人はすれ違いのままだったけれど、とある出来事をきっかけに海淵は裕樹のことを改めて「使用人として雇う」と言ってくれ、雇用契約書まで交わしてくれるようになる。 次第にお金では満たされない海淵の孤独を知るようになる裕樹は、海淵のことを放っておけなくなり…… という話でした。 よくあるお金持ちに無理やり系。 ちょっといつもとタイプが違うなー……と思うのは、これ系の話はいつも大体アラブ系が多いんですが、中華系……というか香港系の話だった事かなー……。 それから、海淵はどちらかというと上から系というよりは、気まぐれわがまま坊主系。 あんまり威厳……という日本語には近くなかったような気がします。 最後のハッピーエンドのシーンも、かっこ良く決める、というよりはもう焦って焦ってどうしようもなくて勢いで告白してしまった感じがあるし、告白した後は大人の威厳も何もなく、「日本に帰したくない。香港の大学に行けばいい」ですし……。 まるで駄々っ子のよう。 でもそういうほうっておけないところが裕樹にとってはよかったんだろうな……と思うと、それもよかったのかな。 傷心の駄々っ子香港富豪×世話焼き純情青年がお好きな方は是非どうぞ!
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攻さまの海淵はなんともいい人でヘタレと傲慢を併せ持つ普通の男なところが魅力的です。 受の裕樹は流されやすいですね。これはまさに破鍋に綴蓋です。 こういうカップルきらいじゃないですねv
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