大学で読むハリー・ポッター の商品レビュー
学生の論文製作や学んだり読んだりするきっかけ、参考になる本。イギリス文化やジェンダー、原作の映像化、はたまた英語の発音などの視点でハリー・ポッターを読み解いていく。 個人的には「ルーピン先生の病気」が興味深かった。ダンブルドアとグリンデルバルドの関係についても触れており、ファンタ...
学生の論文製作や学んだり読んだりするきっかけ、参考になる本。イギリス文化やジェンダー、原作の映像化、はたまた英語の発音などの視点でハリー・ポッターを読み解いていく。 個人的には「ルーピン先生の病気」が興味深かった。ダンブルドアとグリンデルバルドの関係についても触れており、ファンタビ視聴の予習にもいいかも。
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「ハリー・ポッター」シリーズとそこに透けて見えるイギリス社会を、文化学の視点から読み解こうという趣旨の本。 題材は、宗教(キリスト教)、ジェンダーとセックス、階級制度など。何気なくエンターテインメントとして読んで(観て)きたハリー・ポッターだが、言われてみればその通りだという指摘...
「ハリー・ポッター」シリーズとそこに透けて見えるイギリス社会を、文化学の視点から読み解こうという趣旨の本。 題材は、宗教(キリスト教)、ジェンダーとセックス、階級制度など。何気なくエンターテインメントとして読んで(観て)きたハリー・ポッターだが、言われてみればその通りだという指摘が多かった。 例えば、魔法界で人気のスポーツ、クィディッチはマッチョイズムの表象だ、など(事実、女性プレイヤーが勝敗に直接関係する活躍をするシーンは皆無だし、身を挺したプレイが奨励される)。 ハリポタ好きには(あるいはそうでなくても)、とても楽しんで読める、そして勉強になる作品である。
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ハリーポッターを題材にレポートや卒論を書きたい学生のために、様々な角度から切り口を示してくれる入門書。 大学生の時に読みたかったなあ!
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タイトルに偽りなし。ハリーポッターの世界に切り込んで行く、豊かな視点を提示している。階級、同性愛、多文化主義、キリスト教どれも興味深い。単なる娯楽作ではなく、まさに文学であり、この作品の豊穣さ、限界を示した。
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春に読んだんだけど、つけ忘れてたね。 ハリポタを、大学で読むとどうなるか、卒論でどのようなテーマでアプローチできるかを、色々な観点から見た本。 ハリポタ好きとして、卒論でハリポタを扱おうとしている身として大変勉強になりました。問題提起もしてあるから、ふかくハリポタを考えていくに...
春に読んだんだけど、つけ忘れてたね。 ハリポタを、大学で読むとどうなるか、卒論でどのようなテーマでアプローチできるかを、色々な観点から見た本。 ハリポタ好きとして、卒論でハリポタを扱おうとしている身として大変勉強になりました。問題提起もしてあるから、ふかくハリポタを考えていくには良い本です。
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