世界クッキー の商品レビュー
川上未映子さんのエッセイも喋り言葉みたいにつらつら並んでいるので、話している事を聞いてるようにすとんと入ってきます。文章を読んでいる感覚があまり無い。 でもそれでも、ハッとする表現があったり立ち止まって振り返る部分があるので、楽しかったです。 多和田葉子さんももっと読みたくなりま...
川上未映子さんのエッセイも喋り言葉みたいにつらつら並んでいるので、話している事を聞いてるようにすとんと入ってきます。文章を読んでいる感覚があまり無い。 でもそれでも、ハッとする表現があったり立ち止まって振り返る部分があるので、楽しかったです。 多和田葉子さんももっと読みたくなりました。
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世界クッキー (和書)2010年03月29日 19:26 川上 未映子 文藝春秋 2009年11月13日 川上未映子が朝日新聞のファッション関係の欄に書いているの読んだことがあり(記憶が正しければ)、今回この本を読んでみようと思いました。論理的な構築の仕方が面白く感じるところが色々ありました。 次は小説を読んでみようと思います。
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川上未映子は好きです。おっさんの本ばかり読んだあとには新鮮な言葉の響き。 ・そっか、体こそが人生なのだな ・「あの作家にだけは会ってみたかった」と言うときに、満たしたいものは本当のところなんであるのだろうか ・本を読むには本を読むしかないのだ
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17/08/10 (60) 8月で60冊目。あと40冊。のこのこがんばろー 川上未映子氏のエッセイ。これで何冊目になるんだっけな。あいかわらず言葉のチョイス、感性にとことん痺れます。ずっとずっとこの人のエッセイは追いかけ続けたい。 桜にそわそわぞわぞわしてしまうとことか、夜空に勇...
17/08/10 (60) 8月で60冊目。あと40冊。のこのこがんばろー 川上未映子氏のエッセイ。これで何冊目になるんだっけな。あいかわらず言葉のチョイス、感性にとことん痺れます。ずっとずっとこの人のエッセイは追いかけ続けたい。 桜にそわそわぞわぞわしてしまうとことか、夜空に勇気をもらうとことか、なんだかすごく共感してしまって。 P141 頭のなかにある記憶はそれがどんなに素晴らしくても、誰にも見せることができないのだな。
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この独特のテンポ、まるで樋口一葉のような、、と思ったら作者は樋口一葉が好きみたい。 しかも色んな雑誌に掲載されていたのを集めたから、独特の上に文章の長さやテーマが全然違ってて、あっちこっちに揺られている感覚がした。 ストレートパーマの話や甥っ子の話はすっと頭に入るけど、概念や哲...
この独特のテンポ、まるで樋口一葉のような、、と思ったら作者は樋口一葉が好きみたい。 しかも色んな雑誌に掲載されていたのを集めたから、独特の上に文章の長さやテーマが全然違ってて、あっちこっちに揺られている感覚がした。 ストレートパーマの話や甥っ子の話はすっと頭に入るけど、概念や哲学のような抽象的なことを言われると途端に、あれ、この話はなんの事について言ってたんやっけ、、となっていた。 『乳と卵』が芥川賞を受賞した辺りに作者がテレビに出ていて、確か哲学書を何冊も持っていたし読んでいたのがすごく印象的。こんな綺麗な人と哲学、、その組み合わせが不思議だと感じていた。 その時から私は哲学はちょっと興味ないなぁ、たぶんこの作者の本を読むことはないだろう、、と正直思っていたけどエッセイならなんとか読めた。 普通の日常を書いたのが面白いから、日常系ばっかり集めたエッセイなら読みたいかな。 20170110
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嫉妬しない不思議。なんか本当にこの人は言葉が好きで好きで仕方がないんだなぁと思うからかな。憧れながら、気持ちよく読めました。数年ぶりに詩を書こうかとも思います。 本がたくさん紹介されていたのも嬉しかった!気になってたのから未知なのまで、すぐネットで買っちゃったから楽しみ。私は、好...
嫉妬しない不思議。なんか本当にこの人は言葉が好きで好きで仕方がないんだなぁと思うからかな。憧れながら、気持ちよく読めました。数年ぶりに詩を書こうかとも思います。 本がたくさん紹介されていたのも嬉しかった!気になってたのから未知なのまで、すぐネットで買っちゃったから楽しみ。私は、好きな人が好きと言ったフィルターがかなり強いのできっと全部楽しい! あ、「母とクリスマス」は泣いた。わたしはお母さん。
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目に見えるものすべてに心身が反応してしまうような、感受性が強く、実に繊細でありながらも、それでいて、公平に何かを達観しているような大らかな世界観。川上未映子さんらしさがいっぱい「言葉」で表現されていてとても好き。 「母とクリスマス」「母の熱」がじーんときた。
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表紙が可愛すぎー♡と衝動買い!! だけど文が難解っていうか、わけわからんでした! わたしには早過ぎたかな?
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短い枚数で作者を取り巻いた色々、仕事や旅行や私生活がまとめられており、そのどれもが心地よいリズムの文章で読めたので、手軽に読めるエッセイとして最適。カバーもかわいい。
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ふわっとなるものやクスクスなるものやナルモドとなるものやほっとなるものやいろんなものが詰まっておりました。
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