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ぬるい男と浮いてる女 の商品レビュー

2.9

14件のお客様レビュー

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2023/11/26

めんどくさい男とだるい女って感じの内容 互いにしょーーーーーもないと思う反面、 草食男子のくだりがほぼ自分だったのも笑えるよ これを見て「女って…」とか「男って…」とか一方的な視点でしか見れないクズがまさにこの本に出てくる人間って感じでとてもおもろい。 自らの性別に絶対的自信あ...

めんどくさい男とだるい女って感じの内容 互いにしょーーーーーもないと思う反面、 草食男子のくだりがほぼ自分だったのも笑えるよ これを見て「女って…」とか「男って…」とか一方的な視点でしか見れないクズがまさにこの本に出てくる人間って感じでとてもおもろい。 自らの性別に絶対的自信ありというか、 私はこう言う生き方なんでとか言いながら、他を見下してないと自我を保てない。 ということにすら気づけてない。 そんな人間が大好きなんです 結局のところは同じ穴のムジナというか、 自分もそうなんだろうなって思ったりもするわけで 同族嫌悪? めんどくさい人間だなぁ自分 好みは「長い目で見て」「滅亡に向かって」 短いのもあり1日で完走

Posted byブクログ

2022/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ぬるい男。 いるいる、周りにめっちゃいるわー。 と思って手に取った一冊。 世間では、倍返しだの上司が土下座だの、血気盛んな銀行員のドラマが大流行したけれど、実際あんなに正義感溢れる熱血サラリーマンなんてそうそういないわー。なんていう現実に直面している私。 今でこそ「草食男子」なんていう体のいい言葉ができたりしたけれど、きっと昔からそういう男の人ってたくさんいたんだろうなー。多分バブルの豪快さに隠れて目立たなかっただけなんだろうなー。なんてことをしみじみ思った今日この頃。 周りの意見に左右されず自分の信じた道を進む。と言えば聞こえは良いけれど、だだたんに協調性がないだけだったりして、うんうん、いるんだよ。こういうぬるい男ってー。 って思いながら読んでました。 だけど、そんな男たちの中で言いたい事をズバズバはっきり言う私って、やっぱり浮いてる女なのかしら。

Posted byブクログ

2020/05/14

バリエーションがあって良かったけれど、どの話にものめり込めず。 読んでてこの作者は明るい人なんだろうなぁと何故か思った。 長編読んでみたい。

Posted byブクログ

2017/01/11

ぬるい男と浮いてる女の短編集 出てくる男はみんなホントにぬるい 女は浮いてる そこらにありそうな話 彼女がいなくても平気という今どきの草食男子に、「信じられんな…女の子をゲットするために、全財産はたいたもんだぜ…あのエネルギーが懐かしい…」と言うバブル組の上司の言葉わかる〜

Posted byブクログ

2015/03/23

「みんなは気づかないけど、自分は他人と違う特別なんだ」と思う一方で「あの人変わってる…」と冷たい視線を送っている、自分も含めて人間は面倒くさいものだなぁと。普通の生活の内側にあるモヤモヤを描く平さん、さすがです。

Posted byブクログ

2014/12/03

個性的な男女6人を描いた短編集。 落語のお話が面白かったので、それ以来の平さん2冊目。 こんな人いる〜?‼︎って思う突飛なお話あり、こんな人いるいるって思うお話あり。 中でも表題にもなっている「浮いてる女」が面白かったかな。死装束がロマンチックチュチュってどうなのよ。 虚飾の世界...

個性的な男女6人を描いた短編集。 落語のお話が面白かったので、それ以来の平さん2冊目。 こんな人いる〜?‼︎って思う突飛なお話あり、こんな人いるいるって思うお話あり。 中でも表題にもなっている「浮いてる女」が面白かったかな。死装束がロマンチックチュチュってどうなのよ。 虚飾の世界って時には必要なのかなぁ。

Posted byブクログ

2014/11/24

短編集。 この人の本の中では、そこまでおもしろいなと思えるものではなかったかな。 でも最初の「長い目で見て」は、女性の視点に共感できた。 どうしようもない放蕩甥っこに対して、医者一家の旦那とそこに嫁入りした女医の目線。 唯一価値観が共有できるのは、医者一家にして唯一の医者である義...

短編集。 この人の本の中では、そこまでおもしろいなと思えるものではなかったかな。 でも最初の「長い目で見て」は、女性の視点に共感できた。 どうしようもない放蕩甥っこに対して、医者一家の旦那とそこに嫁入りした女医の目線。 唯一価値観が共有できるのは、医者一家にして唯一の医者である義理の祖父。 旦那は医者になれず、経営畑を進んでるんですねー。 でもかわいい子(顔って意味でなく、血縁)には弱いってのは仕方ないのね。だまされて結局お店も閉店することになったけど、それでも根っこには可愛い気持ちがある。でもそこがクールなのが祖父と嫁入りした主人公。そのクールな目線が突き放された語調を含めて好感がもてた。旦那との契約結婚のような状態で、でも自分で十分やっていけるだけの財産もある中で、敢えて選んでいるこの道。やっぱり旦那への愛情はあるんだよね。 他の短編もそれなりにって感じ。

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2014/07/13

こんな奴いるいると思ってしまう日常のゴタゴタ人物エピソード集のような。 けど、何処か親近感を持てたりする。 なんだかちょっと楽になった本でした。

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2014/06/16

平安寿子さん独特のドライな人々が登場。ドライなんだけど小気味よくて、自分の中のドライな部分が浮き出て、思わずすっきりする不思議なワールド。 こういう人いるよね、という人がとてもよく描写されてます。

Posted byブクログ

2013/04/18

初めて読む作家さん。 自分の周りに居そうなちょっとヘンな人たちを描いた短編集。 ヘンとは言え大きく世間から逸脱しているような人間ではなく、 「絶対居るよねこんな人」的なゆるーい感じ。 解説文に『現代の希少生物ともいえる人々の、生態観察的短編集』 と書いてあったが、なるほど、その通...

初めて読む作家さん。 自分の周りに居そうなちょっとヘンな人たちを描いた短編集。 ヘンとは言え大きく世間から逸脱しているような人間ではなく、 「絶対居るよねこんな人」的なゆるーい感じ。 解説文に『現代の希少生物ともいえる人々の、生態観察的短編集』 と書いてあったが、なるほど、その通り!

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