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僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー

3.9

272件のお客様レビュー

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    55

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/12/27

軽妙な語り口というのか、瀬尾まいこさんの本は内容がスっと入ってくる感じがします。二人共、一度離れてみたもののやっぱりお互いを必要としていたんでしょうね。幸せで良かった。

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2020/12/11

高校の同級生と結婚した夫婦の話。付き合ってる時の会話は色気も何もなかったのに、結婚したら漫才コンビ並の突っ込みと返しがよかった。こんな夫婦の話もたまには良いもんだ。

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2020/12/24

人を思いやるやさしい物語。 出てくる人物は、決して、順風満帆ではないけど、それでも支えあって、生きてるな。 心が穏やかになった。

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2020/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家族を亡くして塞ぎ込んでいた葉山(通称イエス)とと、サバサバしているように見えて実は複雑な家庭に育ってちょっとひねくれている上村の、ラブストーリー。 言いたいことを飲み込んでしまったり、言わなくてはならないことから逃げようとしたり、すれ違いもたくさんあって。。。 葉山の友人達や、葉山が「自分探し」に行ったタイで出会ったおばちゃんたちや、上村が入院先で出会ったおばちゃんたちが面白い。特におばちゃんたちはいろいろ経験してるから、言葉に力がある。 そんな人たちとの出会いも経た上で、上村が最後に言う「会いたい人とか一緒にいて楽しい人って何人かいるけど、でも、いろんなことを平気にしてくれるのはイエスだけ。…なんでも大丈夫にしてくれるのはイエスだけ」っていう言葉が温かかった。 私もそんな存在の人に出会いたいし、自分も誰かにとってそういう存在でありたい、と思った。

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2020/09/21

兄を病気で亡くしたことから高校では目立たないように暮らしている葉山。運動会の競技決めで上村と米袋競争にエントリーされる。そして、運動会が終わると付き合おうと上村に言われる。それから二人のゆるゆるとしたお付き合いが始まる。 高校、大学、社会人と続いていく二人の関係。ゆったりと、しか...

兄を病気で亡くしたことから高校では目立たないように暮らしている葉山。運動会の競技決めで上村と米袋競争にエントリーされる。そして、運動会が終わると付き合おうと上村に言われる。それから二人のゆるゆるとしたお付き合いが始まる。 高校、大学、社会人と続いていく二人の関係。ゆったりと、しかしそれなりの波風もあり、二人の将来をゆっくりと見つめる。 誰にでも人が知らないような何かがあるんだ。

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2020/09/05

ちょっと変わり者の2人が恋をして、別れて、別の恋をして。その途中でやっぱりって気付く。やっと結婚した矢先に病か見つかり。子供を産めない身体になったけど、2人だけで生きる道を選ぶ。ありそうで無さそうで、でもきっと世の中に形を変えて沢山こんなカップルもいるんだろうな。

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2020/07/22

兄の死からなかなか立ち直れない主人公がクラスメイトの女子との恋愛というか交流から立ち直っていくヒューマンストーリー。 なんだろう。喜怒哀楽はあるんだけど、そんなにどかんとならない女の子を描くのが得意なのかな。ひょうひょうとしているというか。だから本全体を通しても、波はあるんだけど...

兄の死からなかなか立ち直れない主人公がクラスメイトの女子との恋愛というか交流から立ち直っていくヒューマンストーリー。 なんだろう。喜怒哀楽はあるんだけど、そんなにどかんとならない女の子を描くのが得意なのかな。ひょうひょうとしているというか。だから本全体を通しても、波はあるんだけどものすごいハラハラとかドキドキはない、そこがむしろ読者にあたたかな読後感を与える要素になっているでしょう。 しかしだ、主人公無駄にもてすぎじゃない!?顔がいいのか!?そこはちょっと不満。

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2020/06/23

夜遅くまで話ししてともに朝を迎えるほど話が尽きないということはさりげない幸せだと思う。 人は誰しも死ぬ可能性をもっていて、それは中絶やクスリをやる人、家族や愛する人など全員が等しくある。 そんな中で明日を生きるための小さな幸せを見つけることができたら、生き方は変わるのかとおもった...

夜遅くまで話ししてともに朝を迎えるほど話が尽きないということはさりげない幸せだと思う。 人は誰しも死ぬ可能性をもっていて、それは中絶やクスリをやる人、家族や愛する人など全員が等しくある。 そんな中で明日を生きるための小さな幸せを見つけることができたら、生き方は変わるのかとおもった。 兄を亡くした主人公とその彼女の小春だが、小春が子宮に悪性のものが見つかる。そんななかでも真っ直ぐ生きていく姿が書かれてる。 心が少しあたたまる小説

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2020/06/10

家族に悩みを抱えたカップルの話。 2人のやりとりが幼稚に思えて、読んでいてあまり良い気分がしない。 小春はサバサバしすぎて何考えているか分からないし、葉山は感情表現が下手くそ。 高校時代の話は、青春!って感じでワクワクしながら読めたが、以降は可もなく不可もなくという感じ。 ...

家族に悩みを抱えたカップルの話。 2人のやりとりが幼稚に思えて、読んでいてあまり良い気分がしない。 小春はサバサバしすぎて何考えているか分からないし、葉山は感情表現が下手くそ。 高校時代の話は、青春!って感じでワクワクしながら読めたが、以降は可もなく不可もなくという感じ。 文章は非常に読みやすかった。 瀬尾さんの作品は好きなんだが、これはいまいちハマらなかったなぁ。

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2020/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

予想外に恋愛系の小説で、その名の通り思わぬ方向に展開していくので葉山君と一緒に驚いたり、おろおろしてしまったり。高校時代から始まり、大人になっていく過程で、葉山君の変わっていく部分と変わらない部分に、微笑ましさや爽やかさがあって、このまま幸せ物語で終わるのかなと思いきや小春の手術。私も小春と同じ年齢で、同じような手術を受けたばかりで、産婦人科の外来や入院病棟、手術前後の雰囲気はまさにそのもの。個人的に最終章は辛くて辛くて読み終えるまで涙ばかりでしたが、ラストは晴れ晴れしく希望に溢れていて良かったです。

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