海の辞典 の商品レビュー

中村卓哉【写真・文】

2023/01/05

書店の特設コーナーで一目惚れをして買った本。

紹介されている海にまつわる言葉を読みながら、ただ無心に写真を見て、頭と心を休ませる。

最近のお気に入りは、「波の通路」のページ。
大好きな海と飛行機。

○水広げれば魚大なり
○待てば海路の日和あり
○舟覆りて乃ち善く泳ぐを見る

2022/04/01

海にまつわるさまざまな言葉を、美しい写真とともに並べたポケットサイズの図鑑です。例えば「海日」（かいじつ）、聞きなれない言葉ですが海の上方にある太陽のことなんだとか。この本を読むと、色々な表情を見せる海のことを、もっと深く、もっと身近に感じることができそうです。

2022/02/21

夏生まれということで、二十歳の誕生日に母がプレゼントしてくれました。読んでると、海の中で、目を閉じて、ぷくぷくと息を出しながら浮いている気分になります。いろんな海を知れます。海は広くて綺麗で、とても好きです。

2019/10/31

美しい海の写真と共に、海にまつわる言葉が紹介された本。
碧海、油凪など海の様子を表す言葉から、海月の骨、浜の真砂のように海にまつわる比喩まで、幅広く載っている。知らない言葉も多く、勉強になる。
海の写真も見応えがあって、楽しく読むことができた。
私が気に入ったのは、水面に映る自分を見つめるクマノミの写真。とても可愛らしかった。

2019/08/13

水中カメラマン中村卓哉さんの
｢海にまつわる言葉｣を海中写真とともに紹介された『海の辞典』
１海の色・音・風
２波・潮の名前
３海と海まわりの呼び名
４海の季節・時間・場所
５海のたとえ
心・人生
行動・状況・他
６海にまつわる大切なことば

沢山の海中写真
大好きなミノカサゴさんの下から撮った写真
ミノカサゴさんの下からはじめて観た
これまた愛くるしい～今度出会ったら下から観てみたい(笑)楽しみにしておこう♪

印象に残った言葉
｢人は海のようなものである。
あるときは穏やかで友好的。
あるときはしけて、悪意に満ちている。
ここで知っておかなければならないのは、
人間もほとんど水で構成されているということです。｣
アルベルト・アインシュタイン

人間は流されやすい生き物。穏やかな日もあれば大荒れの日もあるさ。

｢魚心あれば水心｣
相手が自分の気持ちを理解していれば、おのずとこちらも相手に好意的になること。

中村征夫さんの息子さん

2016/02/14

海にまつわる言葉と写真。時々著者のコメントみたいのが入ってるんだけど，「〜〜だよね」みたいな口調で書かれている文章がもともとあまり得意ではないので，ちょっとむずむずしながら読んでしまった……

2015/12/28

辞典としては、小ぶりですが、写真はもちろん、海の写真家が感じた独特の言葉が多数掲載されています。著作権等の関係で、写真等は掲載できませんが、沖縄の海の素晴らしさを感じることができる写真集です。

安倍総理もバカでなかったら、この本を見たら、辺野古に飛行場を建設することはできないのではと思います。
　辺野古に強引に飛行場が出来て、一番迷惑なのは、誰かといえば、古代から沖縄に住んでいるサンゴや、海底生物ではないかと思います。

深い海底で、キアンコウが産卵のために浅瀬に上がってきている写真が掲載されています。

又、深海の定義が書かれています。深海とは、太陽が届かなくなる２００メートルより深い海のこと。

海が好きな方もそうでない方も、必見の価値があると思います。一生ものの本です。

2012/06/09

私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ

殆ど小さな写真集といった感じの本。これ持って海沿いを走る電車にぼうっと乗りたい。