サイエンス・クエスト 科学の冒険 の商品レビュー
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子ども向けの科学教養書。 実は1回読むのを挫折している。導入部が、私に合わなかったらしく、読みづらさが先に出てしまった。しかし、いざ読み切って仕舞うと、素晴らしい良書となっている。 宇宙・生命・数学の三部作で、平易な言葉で解説されているのでわかりやすくオススメ。特に数学に関しては、苦手な人にもわかりやすい。 【メメント・モリ】も意識されている。
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「死」についての章に惹かれて図書館から借りてきた。 死について考えることは生きることについて考えるのと同じ。原子やタイムスケープの観点は興味深かった。 甥っ子が10代になったら、是非読んでほしいと思う。
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やや厚みはあるけど文字が大きめですらすら読める。 内容は数字が少々と宇宙での生命のなりたち、 あとはサイエンスと謳っておきながら死ぬことの意味など、 哲学的なテーマもわかりやすく語りかけてくれる。 理系(特に数学)は苦手なのだけれど十分に理解できた。 ページレイアウトなど、細か...
やや厚みはあるけど文字が大きめですらすら読める。 内容は数字が少々と宇宙での生命のなりたち、 あとはサイエンスと謳っておきながら死ぬことの意味など、 哲学的なテーマもわかりやすく語りかけてくれる。 理系(特に数学)は苦手なのだけれど十分に理解できた。 ページレイアウトなど、細かなところにもこだわっていて 読めば読むほど面白い。 児童書なので漢字がかなり開いてあって少々読みにくいけれど、 逆に漢字が多かったら小難しすぎて敬遠しそうなので 実はちょうどいいバランスなのかもしれない。 もちろん子どもには無条件にお勧め。 大人の鑑賞にも耐えられる。 ノルウェーのサイエンスに対する教育水準の高さを感じました。
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図書館立読。 著者がノルウェーの子供向けに執筆した科学読み物。 宇宙・死・数の三部構成。 一見脈絡のないコンセプトだが、生命という一つの繋がりでくくられている。 字体も読みやすいので、子供に与える科学読み物としては解りやすい。 子供と一緒に読んでも良し。
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科学読物=サイエンスフィクション(SF)を読むための基礎知識としてよい。 SFに出て来る話題の背景,科学的発想がどういうところにあるかを知るのによい 百科事典のようなもの。 コラムがたくさんあり,面白い。 用語解説がもう少しあってもいいかも。
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「世界のたね」の人だったか。子供相手にはとにかく食いつかせるつかみが必要という考えにのっとっている。 サイエンス版池上彰の感だが、日本でそれを担えそうなのは竹内薫氏くらいか。
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図書館の新刊コーナーで見かけ、宇宙や数学はわかるが、「科学」のくくりで死を取り上げるというのは、どんなふうに話が展開されているのかとちょっと興味をそそられて借りてみた。 サブタイトル通り、宇宙と死と数についての3章からなり、その不思議にせまるYA向けの本。 この3項目をからめて...
図書館の新刊コーナーで見かけ、宇宙や数学はわかるが、「科学」のくくりで死を取り上げるというのは、どんなふうに話が展開されているのかとちょっと興味をそそられて借りてみた。 サブタイトル通り、宇宙と死と数についての3章からなり、その不思議にせまるYA向けの本。 この3項目をからめて説いているのかと思ったら、結構それぞれ独立して語られていた。 少なからず関連はあるぞ、ということで一冊にされているんだろうけど、あまり必然性は感じられなかったかな…。それぞれ単独で本になっていたとしても、充分興味深く読めたんじゃないだろうか。 解説で、長沼先生が「生命」や「思いやり」という横糸で繋がっている、と言っているけど、う~ん、ちょっと無理があるような気がする。 若年層向けなので簡単なものだろうと高をくくっていたが、言葉は平易で語りかける表現になってはいるものの、なかなか掘り下げが深くて大人でもばっちり楽しめる。虫が数を数えられるなんて、びっくりだ! ただ、数学の章は読むの辛かった…(汗)。数学が苦手な自分を実感。
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「宇宙」「死」「数学」の3テーマを著者とめぐる冒険。科学の冒険って言ってるのに数学出てきちゃってるよ、と思った人も、読み終わってみればその意味がわかるはず。数学に限らず、世の中を科学するには、民俗学や哲学や宗教や料理や・・・いろんな学問が関わり合っているってこと。 そしてこの3テ...
「宇宙」「死」「数学」の3テーマを著者とめぐる冒険。科学の冒険って言ってるのに数学出てきちゃってるよ、と思った人も、読み終わってみればその意味がわかるはず。数学に限らず、世の中を科学するには、民俗学や哲学や宗教や料理や・・・いろんな学問が関わり合っているってこと。 そしてこの3テーマには、「無限」という共通項がある。つまり追えば追うほど広がっていく世界。著者の豊富な知識を糧に、自分の想像力を思う存分膨らますことができる。そんな壮大なテーマに、無理せず楽しく触れられる一冊。
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