GO！GO！アリゲーターズ の商品レビュー

山本幸久【著】

2012/06/23

マイナーなプロ野球独立リーグの弱小チームのあれこれ。
作者らしい、安心して読める楽しい作品でした。

2012/06/22

弱小野球チームの着ぐるみマスコットに入ってるバツイチ子持ちヒロインのお仕事小説。ヒロインと小学生の息子との関係やチームの選手とのロマンスを期待していたのですが…。チアリーダーのイチゴちゃんのキャラがステキでした。

2012/06/17

野球ものが読みたくなって購入した一冊です。
作家さんは以前にも既読していますので傾向は把握済みで安心して購入しました。想像通り安心して一気に読破！
最後に「協力」をいただいた団体等が明記されていますが、しっかりと裏付け取材をしたことは文章からもわかります。

2012/06/10

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再就職先は、超弱小野球チーム。アラサー×バツイチ×シングルマザー。人生に遭難中の茜が拾われたのは、成績も経営も低迷する地方球団アリゲーターズだった。日々奮闘するすべての人へ贈る、最高のお仕事小説。
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人生最悪のときに拾ってもらったから働いているが、茜は野球に何の思い入れもなかったのである。しかもチームは弱小地方チームであり、メンバーさえ片手間気分が抜けない有り様なのである。さらに茜は、アルバイトが辞めたからという理由で、チームのマスコット・ワニの着ぐるみアリーちゃんに入ることになってしまった。それがいつの間にか、なんだか熱くなっているのである。茜もアリゲーターズの面々も。そこに至るひとつひとつの出来事やひとりひとりの気持ちの動きが絶妙である。憎まれ役も情けない選手もみんなが物語の中で生きて悩んでいるのが伝わってくる一冊である。山本さんパワー全開である。

2012/06/07

舞台は北陸の独立リーグ、弱小球団のアリゲーターズ。プロでならした選手やマネージャーはいるものの、どうにも士気があがらない。

この球団は、バツイチのシングルマザー・茜がようやく見つけた再就職先だった…。 これまでに読んだ山本幸久さんの作品は、とても失礼だけど「迷惑キャラ」が立ち過ぎていて、げんなり・・ということが多かったので、積極的に読もうとはしていなかった作家さんなのですが、今回読もうかな、と思ったのは・・・、温かみのある表紙に惹かれて・・なんでしょうね、きっと。

で、結論から言えば、地方のお金のない球団が徐々に強くなり、また、観客動員も増えていく、という“サクセスストーリー”（*^_^*）を　楽しむことができました。

茜は野球が大好き、というわけではなく、ただ、自分と息子の生活を支えるために働き始めたのだけど、仕事ならばきちんとやろうという気持ち、また、仕事で知り合った人たちに自然と情が出てくる展開が、気持ちよく読め、うん、よかったです。

スーパーで働きながら選手をやっている兄弟（スーパーでの働きぶりの方が選手として優秀じゃない？？と思わせられる場面が多々あり、それはそれで好ましかった。）や、いわゆるロートル（あはは・・古い？？！！）の監督、元野球少年で今はチアガールズのリーダーなど、脇キャラも面白く、また、地方球団ならではの地域密着型の練習や営業なども、うんうん、あるかもね、と。
新潟にも、アルビレックスBBという野球チームがあって、身近なお話のような気になれたのもよかった気がします。

野球の試合展開には、かなり無理があるということなんだけど、いいのか悪いのか、そこらへんは私にはちっともわからなくて、だから気にならなかったし、何より、すごぉ～～～くイヤな奴、無邪気に頭の悪い奴、と言うキャラ立てがないのが嬉しかったです。

2012/05/31

地方都市を中心に活動する超マイナーなプロ野球・独立リーグの世界を描くお仕事小説。

主人公はバツイチ・コブつきの出戻りで田舎へと帰ってきた藤本茜。必死の職探しの末に見つかった仕事が、地元の独立リーグ傘下の球団「アリゲーターズ」の職員となること。

しかしながら、職員とはいえ仕事は何でも屋。ついには球団マスコットの「ワニ！」の着ぐるみ・アリーちゃんに成りきってダンスまで踊らされる羽目に、、、

ユーモアとペーソスに満ちたストーリー展開は相変わらず。色気などみじんも感じさせないガチな熱血お仕事ぶりが展開されていく。そして野球をプレイする楽しさ、見る楽しさも伝えてくれる内容。

2012/05/29

離婚し息子を実家に預け就職した先は地元の弱小野球チーム。
やる気を失っていた彼らに火が灯り始める。

最後にもう一盛り上がり欲しかった。

夢や目標のない人生なんてつまらない。
私の夢はいずこ?

【図書館・初読・5/29読了】

2012/05/24

弱小野球チームのドタバタ劇。なんか、軽すぎてな～
2012.5.24

2012/05/14

〈内容〉再就職先は、超弱小野球チーム。アラサー×バツイチ×シングルマザー。人生に遭難中の茜が拾われたのは、成績も経営も低迷する地方球団アリゲーターズだった。日々奮闘するすべての人へ贈る、最高のお仕事小説。

2012/04/26

へっぽこ野球チームのドタバタ劇。

主人公と同じく野球の知識などない
私まで三角ベースをしたくなった。

勿論、的確なアドバイスをくれながら
キャッチボールしてくれる経験者と
同じくバッティングを見てくれる経験者と
追いも若きも入り混じって騒がしい
裏庭ありき、なのですが。。。無念。

山本幸久の作品を読むと
空回りするくらいの必死さも、
のほほんと過ごすヌルさも
同等に評価して良いんだな、
って思えて気が楽になるなぁ。