本好きのためのウォーキング入門 の商品レビュー

武村岳男(著者)

2021/08/07

タイトルに惹かれ手にした｡本書に掲載されたウォ－キング･コース35篇の奥行きの深さと饒舌なガイドぶりに圧倒される｡本好きが嵩じて､作者ゆかりの地や舞台となった名所旧跡を訪ね歩くだけでは終わらない､歴史や芸術への幅広い知識と感性があってこそ､本書を有意義に愉しむことができる「通」のための「おすすめ35コース」｡松尾芭蕉､太宰治､川端康成､柳田國男､井上靖､山本周五郎､藤沢周平､島崎藤村､三島由紀夫､青木繁らの足跡を､現地の地図を見ながら机上でのウォーキングで気を紛らすコロナ時代のガイドブック｡

2021/04/16

　コロナ禍での運動推奨の一環でしょう。図書館にウォーキング関係の本のコーナーが設置されていました。武村岳男「本好きのためのウォーキング入門」、2012.4発行。名作の舞台を訪れる全国35のコースが紹介されています。私が行ったのは９ヶ所、実際に歩いたのは、六義園～飛鳥山公園のコースだけですｗ。これから行ってみたい（行けそうな）のは、青べかの浦安、潮騒の外房鵜原、白樺派の拠点我孫子あたりです。

2016/05/13

本と歩くことが好きな私にぴったりの本だと思って読んでみました。
ウォーキングもただひたすら歩くのではなく、テーマを持ちいろいろなものを見ながら歩くことをすすめています。
これからはどんどん歩くぞと思ったものの、なかなか実行しないところが私のだめなところです。

2012/09/14

古典にまつわる散歩コースのガイドなのですが、文学ガイドとしても観光ガイドとしても面白くなくて使えない。