日本はなぜ世界で認められないのか の商品レビュー

柴山哲也(著者)

2015/07/08

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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11200079

2014/10/13

日本人の歴史認識、歴史に対する思慮の足りなさを嘆く本だが、著者の記者としての体験本的な様相もあり、学術的な分析本ではない。

2012/08/08

副題の国際感覚のズレを読み解く、というのがキー。　世界の人々が何を考えているのか無頓着な日本人。内にこもって自分を美化するのみで、歴史を正しく認識することがない。それはそうだ、それをすれば都合が悪い人間たちが世論をリードしているのだから。日本を美化する本が人気があるようだが、海外で日本が国として賞賛されることをしているのか、考えれてみれば明白。

冷戦時代の間隙をぬった成功にしがみつき、権益を守る政財官そしてマスコミの害悪。
東電原発事故での隠匿欺瞞の政府発表は大本営発表と同じ。　当事者意識が希薄で責任があいまいなままであることも。
過激な反捕鯨運動の裏には、反日感情がある。　調査捕鯨が日本へのプレゼントだという、セーシェル諸島のしたたかさ。

2012/05/02

2011年のフォーブスの世界有力企業番付ランキングではNTTだけが45位。
日本人の知識も捨てたものでない。
アフリカは部族が違えば外国人。
中国の大学は国立の一流大学を除けば、政府からの援助資金は限られている。各大学は自立更生に向けて研究実績をビジネスに結び付け、大学運営費をねん出する必要に迫られている。豊かな大学にしないと優秀な学生や教授の獲得ができない。