呼ぶ山 の商品レビュー
たいへんおいしくいただきました。 「鳥葬の山」は文庫版を持ってるから再読になるけどシェルパのモデルがこんなところに! 「呼ぶ山」の主人公はあの人!スピンオフ!
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男のロマンと一言で終わらせたいぐらいに過酷で畏敬の念を超えて何故そこまで登りたいのか不思議でもある。けど人は何故生きているのか、ムダな時間、他人の生活を知っててもムダな情報を共有したり、映画もテレビも必要のない買い物時間、生きている事自体がムダなうえに死んでも何も残らない。普通に...
男のロマンと一言で終わらせたいぐらいに過酷で畏敬の念を超えて何故そこまで登りたいのか不思議でもある。けど人は何故生きているのか、ムダな時間、他人の生活を知っててもムダな情報を共有したり、映画もテレビも必要のない買い物時間、生きている事自体がムダなうえに死んでも何も残らない。普通に生活していても必要な時間はないに等しいなら危険を察知する力、生命力、生き抜く忍耐、精神力が求められる死と隣り合わせの登山はムダとは言えず、帰宅できたら満足感と成長があるので有意義と言える。常に、何事にも軽い気持ちで生きているのはムダな時間だよなぁ。
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不思議な山岳小説 山の神秘さや神々しさ 人が決して立ち入ってはならない場所 異界とのつながり 宇宙とのつながり 自然の荘厳さが感じられた 山に入ったら 一人の人間の存在なんて 一体どんな価値があるんだ 大自然の中で呼吸すると 自然との一体感で 霊が浄化されるのだろう 民俗学も絡め...
不思議な山岳小説 山の神秘さや神々しさ 人が決して立ち入ってはならない場所 異界とのつながり 宇宙とのつながり 自然の荘厳さが感じられた 山に入ったら 一人の人間の存在なんて 一体どんな価値があるんだ 大自然の中で呼吸すると 自然との一体感で 霊が浄化されるのだろう 民俗学も絡めて 不思議な印象の作品
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山をテーマとした幻想的でややホラーめいた短編集。山の持つ霊気のようなものをひしひしと感じられる作品ばかりです。 お気に入りは「歓喜月の孔雀舞」。これが一番幻想的で美しく思えた作品。浮かぶ情景のどれもがとにかく綺麗。呪法も恐ろしいものというよりは、うっとりさせられ魅せられるもののよ...
山をテーマとした幻想的でややホラーめいた短編集。山の持つ霊気のようなものをひしひしと感じられる作品ばかりです。 お気に入りは「歓喜月の孔雀舞」。これが一番幻想的で美しく思えた作品。浮かぶ情景のどれもがとにかく綺麗。呪法も恐ろしいものというよりは、うっとりさせられ魅せられるもののように思えます。 「ことろの首」もいいなあ。タイトルがとにかく不穏。そして一番ホラーだと思えた作品。なのに、どこかしらユーモラスで可愛らしく思えてしまうのはなぜなのでしょう。
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短編5作が入っていた。思いのほか面白く、山の神を感じた。 最後の歓喜月の孔雀舞(パヴアーヌ)は以前何かで読んだが、思い出せない。
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時代伝奇物がメインの夢枕が、山岳短編集というので気になって読んでみたが・・まぁ、こんなもんかなってレベル。特に面白くはないが、暇つぶしにはなる。ただ、第二巻があっても読まないなぁ~(笑) 最初の「深山幻想譚」で、もしかしたら前に読んだのかなって内容。ただ、似た内容のは時代物だった...
時代伝奇物がメインの夢枕が、山岳短編集というので気になって読んでみたが・・まぁ、こんなもんかなってレベル。特に面白くはないが、暇つぶしにはなる。ただ、第二巻があっても読まないなぁ~(笑) 最初の「深山幻想譚」で、もしかしたら前に読んだのかなって内容。ただ、似た内容のは時代物だったと思うから、夢枕の焼き直し作品かな?後は暗いし、読むのに疲れる感じが多かった。まぁ、山岳だと基本地味だしねぇ~
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幾つかは別の短編集、雑誌掲載時に読んでいた。それぞれは短いものの、眼前に映像を映し出すような力強さと妖しさを持っている。
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山にまつわる短編集。 ただでさえ作者の文章はスピード感が半端ないので、短編てことになるとあっという間に読み終えてしまう。(それがいいのだけども) 古い作品はオチはさすがに今となっては斬新さは感じないが、山登りをする身としては共感する部分も少なくない。
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山岳小説をかく 夢枕獏 の短編集 登山のルポルタージュ風の小説を期待したのですが、 ネパールのこととかで、 ちょっとちがったかな・・・・
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夢枕獏の山岳小説と聞いたからには、期待せずにはいられなかった。 が、これは「神々の山嶺」とは全然違う“山を舞台にした幻想小説集”であった。これを山岳小説と謳う出版社は詐欺じゃないか? まあ、それはそれとして、期待とは全然違ったけれども、著者の力量が十分に感じられる小説群であるのは...
夢枕獏の山岳小説と聞いたからには、期待せずにはいられなかった。 が、これは「神々の山嶺」とは全然違う“山を舞台にした幻想小説集”であった。これを山岳小説と謳う出版社は詐欺じゃないか? まあ、それはそれとして、期待とは全然違ったけれども、著者の力量が十分に感じられる小説群であるのは確かだ。好みのものは少なかったが、「鳥葬」にはまいった。これは掛け値なしの傑作だと思った。
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