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DVDでわかる家族面接のコツ(1) の商品レビュー

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2016/03/02

素晴らしく良かった。東先生が、あんなにも簡単に、すらすらと事例を解決していく姿は本当に素晴らしいなぁ、こんなに細かなところにも心配りをしているなぁ、とか、いろいろと思って見た。 ・どういうシステムになっているのかを見極めるのが大切。本研究では、「奥さんが、つらいことがあっても、...

素晴らしく良かった。東先生が、あんなにも簡単に、すらすらと事例を解決していく姿は本当に素晴らしいなぁ、こんなに細かなところにも心配りをしているなぁ、とか、いろいろと思って見た。 ・どういうシステムになっているのかを見極めるのが大切。本研究では、「奥さんが、つらいことがあっても、人にOOして!と言わずに、自分の中で押しとどめて解決してしまっている。夫に「姑のことでOOしてほしい!」とかを言いたいんだけど、言えない。言わない。言わないからこそ、うつっぽい症状、という状態を使って表現をしようとしている。それは、夫をカウンセリングに引き釣り出すまでには成功しているんだけど、やっぱりそれ以上にはいかない。だから、夫にOOして、と主張ができるようにならないといけない。うつはやめて。   という見立て。 ・↑そういうシステムをどうシフトさせていくか、壊していくか、を、介入によって行っていく。あなたたちはOOなんだよ。それが良くない。OOしないと。というように、言わない。それを言わないで、課題を出したり、お互いに話し合わせたりして、解決していく。 ・先生は、クライアントに「奥さんが夫に毎日ひとつお願いをする」という課題を出した。 ・二回目の面接は、課題を、どうだった?って聞いて、できている部分を尋ねる。そして、具体的に、奥さんは「頼めないタイプなのか?」とかを確認したり、「夫は頼まれては参ってしまうタイプなのか?」を「困らないでしょ?大丈夫なのよ。だから、頼みなさい。自己主張をしなさい!」というように話を持っていく。夫に聞いたりしつつつ。 ・んで、奥さんに「何をしてほしい?」というのを、OOさん(夫)、どんなことできそうかな?という優しい言葉で聞いて行って、二人を話し合わせている。奥さんに自己主張させている。 ・奥さんに、「これが、夫を過保護にするかどうかの分岐点だから!」と、奥さんが自己主張するように押している。 ・もちろん、「うまく話が聞けるかどうかわからない」という夫に「それはもちろん、また話し合いましょう。投げたりはしませんよ。」とサポートを入れている。 ・夫に課題を出すときに、「OOさん、奥さんの為に一肌脱ぐ努力はできてる?できる?大丈夫かな?」と、何度も確認したり、のらりのらりしている。この間に先生はどういう課題を出すかを考えているらしい。 ・気の合わない者同士が、まぁ生活している場面もある。ということを話しに出すためだけに、お父さんとお母さんはどういうタイプ同士だった?それで、どういう風にうまくいっていたの?的な話の掘方をしたりとかも。 ・ちゃんと、最初は相手に向き合って、しっかりきっちりと、それでいて程よくリラックスしながら話を聞いているなぁ。だけど、最後の方とか、課題を出すぐらいになると、すごく足を投げ出したりしながら話を聞いているなぁ。面白いなぁ、と思ってみる。

Posted byブクログ