なぜ日本でiPhoneが生まれなかったのか? の商品レビュー
日本に必要なのは発想力・想像力そして知的財産を守ること。世界の下請け国を脱することが出来なければ、衰退の一途だと訴えている。 発想力を鍛える様々な技法や経営者のあり方(右脳派と左脳派の協働)など興味深い話なんだけど、技術者目線で書かれているので、文系の私にはちょっと難しい用語が...
日本に必要なのは発想力・想像力そして知的財産を守ること。世界の下請け国を脱することが出来なければ、衰退の一途だと訴えている。 発想力を鍛える様々な技法や経営者のあり方(右脳派と左脳派の協働)など興味深い話なんだけど、技術者目線で書かれているので、文系の私にはちょっと難しい用語があってすぐに理解が出来ないのが残念。まぁ、私の勉強不足が原因かな^^;
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著者はIT技術者ではなく、弁理士。それゆえ、IT技術の詳しい話はないが、弁理士の視点で、iPhoneを一つの題材にして今の日本の物つくりの考え方に、警鐘を鳴らしていること、日本の技術力はまだまだレベルがたかいので、自身を失うこともないと示しているところは、一考に値します。 特に...
著者はIT技術者ではなく、弁理士。それゆえ、IT技術の詳しい話はないが、弁理士の視点で、iPhoneを一つの題材にして今の日本の物つくりの考え方に、警鐘を鳴らしていること、日本の技術力はまだまだレベルがたかいので、自身を失うこともないと示しているところは、一考に値します。 特にイノベーションについては、イノベーション=新しい技術や、生産の効率化だけではなく新しい価値の創造である!ということをiPhoneを例に上げ米国Appleの考えを披露している。日本にも過去にSONYがウォークマンという画期的なイノベーティブな製品を世にだし、英国の辞書にもその名前が登録されたにもかかわらず、技術力に走り過ぎたため、けっきょくアップルにどの座を奪われた下りは、今の日本の製造業のみならず、全産業の停滞に通じる示唆のある内容になっています。 製造業の人だけでなく一度読まれることをお薦めします。
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タイトルにつられてジャケ買い。 どこのITジャーナリストが作者なのかなと思ったら 著者は予想外の弁理士さん。 前半こそ、タイトルに沿った内容で iPhoneが日本で生まれなかった理由を分析して書かれてある。 よくある創造性と技術力の話なので、この手の本を読んだことある人には特に目新しい要素はない。 それよりも後半からの 創造的思考方法や、問題解決のプロセス、思考の連鎖等が この本で恐らく著者が伝えたい事。 ラストの特許についても踏まえて、iphoneがどーちゃらはプロローグ的内容なのに、本題に持ってくるという売りに走っている点が少し残念だった。 問題解決ベースを主体として、iphoneの話は例題位にした方が まとまりがあったと思う。
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