1,800円以上の注文で送料無料

マスタード・チョコレート の商品レビュー

4.3

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/12/18

ケータイコミックで連載されていたので同じ大きさのコマで淡々と進められていくのですが、それがすごく心地よくて物語の味を引き出しています。絵や物語に好みが別れそうですがすっりしていて個人的には満点だと思いました。

Posted byブクログ

2012/10/15

周りに馴染めない女の子。好きと言われたら戸惑いはするが、素直に嬉しい。その不器用さにきゅんときます。

Posted byブクログ

2012/08/29

ひとりぼっちの女の子の心がゆっくりと少しずつ溶解していく書き方はもどかしいけどすごく丁寧でよかった。

Posted byブクログ

2012/08/11

縦長のコマが1ページに4つ。それが4ページで一話。スナップショットを次々と見せられているようだ。 粛々と進んでいく時間とシンプルな画面。そのなかで少しずつ変化していく主人公のつぐみが描かれている。最初と最後では雰囲気が大きく変わってしまっていることに驚く。この作品の中の言葉を借り...

縦長のコマが1ページに4つ。それが4ページで一話。スナップショットを次々と見せられているようだ。 粛々と進んでいく時間とシンプルな画面。そのなかで少しずつ変化していく主人公のつぐみが描かれている。最初と最後では雰囲気が大きく変わってしまっていることに驚く。この作品の中の言葉を借りると、色のない世界がいつの間にか色であふれていた、というように。

Posted byブクログ

2012/07/11

人と関わる不器用な女子高生が成長して自分の居場所を見つけていくお話。絵がシンプルなのか表情がどんどん変化してくのが解りやすく最後の笑顔がとてもいい。恋とか友情とか嫉妬とかさりげなく優しく描かれてて良かった。装丁も好き。

Posted byブクログ

2012/07/06

2012年発表。 イジメに遭った経験から 人とかかわることが苦手で、 いつも孤独感を抱える高校生の つぐみ・りんこは、 美術学校なら 人と話せなくとも何とかなるだろうと 美術予備校へ入学。 愛想がなく 淡々と絵を描くちょっと変わった女の子が 様々な人たちと出会い恋を知り、 ...

2012年発表。 イジメに遭った経験から 人とかかわることが苦手で、 いつも孤独感を抱える高校生の つぐみ・りんこは、 美術学校なら 人と話せなくとも何とかなるだろうと 美術予備校へ入学。 愛想がなく 淡々と絵を描くちょっと変わった女の子が 様々な人たちと出会い恋を知り、 少しずつ少しずつ変わっていくストーリー。 いやぁ〜大傑作!! 携帯漫画が元なので 縦長の長方形のコマ割りが独特だし、 インパクト抜群で妙に心に残る、 簡素にして簡潔で 分かりやすい構図と優しい絵柄。 これほど愛しくて 抱き締めたくなるような漫画は 近年なかった気がします。 一人でお昼を食べ 寝たフリをし、 クラスの中で空気になりきるつぐみ。 だけど、つぐみのいいところは 悲壮感などどこ吹く風で、 下手に媚びて慣れ合ったり メソメソ凹んだりはしないとこ。 股をおっぴろげて 絵を描いたり(笑) 授業中誉められているのに 堂々と寝ていたり、 歯でガジガジかじったような 不格好な鉛筆を使っていたり。 そんな彼女を 何故だか気になって仕方ない 若くてイケメンの矢口先生。 だけども 愛されることを知らないつぐみは わざと嫌われるようなことを言っちゃたりするんですよね〜(泣)(T_T) また矢口先生の悪友の チャラい教師仲間や、 好きな音楽繋がりから 初めて男友達となった 世捨て人の学生・浅野くん、 お馬鹿なギャルだけど 凛としたつぐみに憧れる マリという女の子など、 暖かいサブキャラがまた いい味わいなのです(^O^) 自分が一番惹かれたのは 初めてつぐみが笑うシーンと、 音楽ライターは 誰も評価しないアルバムを つぐみは 最高のアルバムだと思って 愛しそうに聴きいるシーン。 流行りに流されず 自分の好きをちゃんと持って大事にする姿勢に 胸がきゅい〜んとなる♪ 自分の好きなバンドのCDジャケットをデザインするために 大学に入って頑張ろうと決意するつぐみ。 果たして彼女の受験は? 恋の行方は? 自分が好きになれず アイデンティティに悩む すべての人に読んで欲しい、 暖かでクスリと笑えて 少し切ない、 まったく新しい形態の漫画です(^_^)v なお、ソニー・デジタルの携帯サイト 「ヒトコト」で 最新作の 『あんずのど飴』が 読めますよ♪

Posted byブクログ

2012/07/05

端的に、そして繊細の主人公「つぐみ」が描かれている。 携帯マンガとして描かれていたとの事で、テンポが一定である。 それが良いリズムを生み出していたし、手法が題材にマッチしていたと思う。 つぐみが笑顔でよかった。

Posted byブクログ

2012/07/01

1人になる為に大学を目指したけど、大学入ったら1人じゃなかったってのがイイね。過去に中二病を患ってた人はほっこりすると思います。

Posted byブクログ

2012/06/30

つぐみは、人付き合いの上手ではない美大志望の高3生。 クラスではもちろん浮いているし、そんな自分を持て余してもいるんだけど、自分を曲げてまで人と付き合おうとは思ってないところがある意味爽快でもある。 そんな彼女が美大受験生のために塾に通い始め、そこで自分を認めてくれる人たちに...

つぐみは、人付き合いの上手ではない美大志望の高3生。 クラスではもちろん浮いているし、そんな自分を持て余してもいるんだけど、自分を曲げてまで人と付き合おうとは思ってないところがある意味爽快でもある。 そんな彼女が美大受験生のために塾に通い始め、そこで自分を認めてくれる人たちに会えた喜びが、表情の乏しい彼女の中に微妙に反映されてきて、あぁ、よかったね・・・と。 塾生に与えられた課題を講師たちが、あれこれ講評していくシーンも面白かった。 自分は自分のままでいて、でも、いつの間にか友だちが出来る、というのが、10代のころ(いや、大人になったって)の“夢”なんだろうな。 つぐみはたぶん、作家さんの等身大の自分なんだと思う。 つぐみが段々に笑えるようになってくるのが嬉しかった。うん、ちょっとだけ頑張ってみたら世界が変わったって、これはお伽噺とも言えるんだろうけど、つぐみ、笑うと可愛いよ、よかったね、柔らかい世界に生きれるようになって・・と素直に喜べた作品です。

Posted byブクログ

2012/06/20

何の気なしに読み始めたらテンポがよくて止まらず最後まで読んでしまった。何の変哲もないアパートの写真に魔法がかかって心を動かされた

Posted byブクログ