名探偵のキッシュをひとつ(1) の商品レビュー
20121220 チーズとワインがすごーく美味しそう。しばらくご無沙汰な食材だったのでまた食したくなってきた。 巻末のレシピはあまり多くなかったけど(というのかキッシュのレシピはひとつだけだった)、良かったです。 ミステリのほうは、主人公含め生い立ちの複雑さもバリエーションあって...
20121220 チーズとワインがすごーく美味しそう。しばらくご無沙汰な食材だったのでまた食したくなってきた。 巻末のレシピはあまり多くなかったけど(というのかキッシュのレシピはひとつだけだった)、良かったです。 ミステリのほうは、主人公含め生い立ちの複雑さもバリエーションあって面白かった。好みのど真ん中ではないけど、今後も気になるシリーズかな。
Posted by
コージーミステリとは、 ・探偵役が警察官、私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること ・容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している ・暴力表現を極力排除していること (以上、Wikipediaより) というものらしいです。主に海外で流行っているスタイルで、日本だと...
コージーミステリとは、 ・探偵役が警察官、私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること ・容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している ・暴力表現を極力排除していること (以上、Wikipediaより) というものらしいです。主に海外で流行っているスタイルで、日本だと、日常の謎系で、たくさん作家も作品もありますが、あまりなじみがないのが、このジャンルらしいです。 最近、僕の中で、海外翻訳物を読むことに抵抗がなくなってきて、どころか、楽しくなってきたわけで、もっぱら海外作品ばかり読んでいますが。 中でも、ライトテイストで楽しい読み物であり、且つ、かわいくて美味しい、というコージーミステリは、興味を惹かれるのに足るジャンルだったわけで。 ということで、コージーブックスという2012年新創刊のレーベルの作品から、代表的な作品を、まずは手に取ってみた。 いやあ、これまた。 この主人公、うざい!(;´∀`) 殺人事件の捜査を素人がやるわけですが、経営しているチーズショップのこと、自分自身の恋愛のこと、ところかまわず猛進して、安直な推理に飛びついて、何かことがある度に他人に迷惑をかけまくる。 うがー!と、最初はイライラしてきたものですが、途中から、「あ、そうか、この人は、こうだからこそ、むしろ論理的ではない素人女性探偵になり得るわけだ」と納得してからは、そのおマヌケさ加減を楽しめるようになりました。 なんにせよ、ミステリとしての謎そのものも悪くないし、なにより、チーズが、食べたくなる……! コージーミステリの、他の作品も、これから読んでみたいと思っております。 コージーブックス オフィシャルHP http://www.cozybooks.info/
Posted by
もう出てくる料理の美味しそうなこと…チーズがものすごく食べたくなる。でもどれをどうしたらそんなに美味しくなるの?深夜スーパーのチーズを眺めながらきっとこんなんではないと諦めました。チーズってカマンベールととろけるチーズ位しか食べないからわからないよ;チーズ専門店に行きたい!
Posted by
両親を事故で失い祖父母に育てられたシャーロットは、祖父のチーズ専門店を継ぎ、ソムリエの従兄マシューとともにワインとチーズの店にリニューアルオープンした。チニューアル・セレモニーの日、店の土地の持ち主で町長である祖母のライバルの夫が店の前で刺殺される。そばで手を血で染めて呆然として...
両親を事故で失い祖父母に育てられたシャーロットは、祖父のチーズ専門店を継ぎ、ソムリエの従兄マシューとともにワインとチーズの店にリニューアルオープンした。チニューアル・セレモニーの日、店の土地の持ち主で町長である祖母のライバルの夫が店の前で刺殺される。そばで手を血で染めて呆然としている祖母。祖母の無実を証明するため、シャーロットは犯人捜しを始める。 とはいうものの、犯人探しの推理劇というよりも、シャーロットとその周りの人々の人間関係をちょっとコミカルに描いている。ミステリーという感じとはちょっと違うかも。
Posted by
おいしい食べ物の出てくる小説が好きで、チーズも大好物なので、チーズ屋さんのおはなしと聞けば、読むしかない! チーズについての描写の部分を読むと、やっぱり食べてみたくなる…。そして、色んなチーズについて知りたくなる!でも思ったよりもチーズバナシは少なめなのが残念。
Posted by
新しく創刊された原書房コージーブックスの1冊目 コージーミステリーばかりを集めるということでしょうね。 集英社文庫のクッキングママシリーズであるとか、ランダムハウス文庫なんかでも同趣旨のシリーズがあったのでは。 お手軽に読めるということと、料理のレシピなども付いており実用性も多少...
新しく創刊された原書房コージーブックスの1冊目 コージーミステリーばかりを集めるということでしょうね。 集英社文庫のクッキングママシリーズであるとか、ランダムハウス文庫なんかでも同趣旨のシリーズがあったのでは。 お手軽に読めるということと、料理のレシピなども付いており実用性も多少あるというのが特徴。この本は、チーズショップが舞台なので、チーズとワインの情報が盛り込まれている。そこにロマンスの要素が入り…要するにハーレクインロマンスの進化版ですね。 気軽には読めます。
Posted by
- 1
- 2