仮り住まい の商品レビュー
何となく割り切れない何なんだよお前ら、な登場人物。 彼らの心情はいまいち理解しがたいものだけど、ヘビの飼育を通して少しだけ変化したのか。少しだけ。 「仮り住まい」についてもっと突っ込んでほしかったな。 男友達の弟、恋愛と友情とも違って居心地が良かった、のかもしれないと想像するに...
何となく割り切れない何なんだよお前ら、な登場人物。 彼らの心情はいまいち理解しがたいものだけど、ヘビの飼育を通して少しだけ変化したのか。少しだけ。 「仮り住まい」についてもっと突っ込んでほしかったな。 男友達の弟、恋愛と友情とも違って居心地が良かった、のかもしれないと想像するに留める。 田村さんは結構いい人。
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弟の留守中にヘビの世話をする前田のドタドタを描く「仮り住まい」と、公園で目を覚ました夜を描く「夜の住人たち」。 どちらも妙にあっさりで、だんだんそのあっけらかんとした雰囲気が好ましくも思えるようになる。 「私は何センチか伸びただろうか?」 という問いかけが印象的。 ヘビのように...
弟の留守中にヘビの世話をする前田のドタドタを描く「仮り住まい」と、公園で目を覚ました夜を描く「夜の住人たち」。 どちらも妙にあっさりで、だんだんそのあっけらかんとした雰囲気が好ましくも思えるようになる。 「私は何センチか伸びただろうか?」 という問いかけが印象的。 ヘビのように脱皮した皮が残って、前とは違うことが並べて見えたらどんなにいいだろう。 でもヘビはそんなの見もしないのかな。 というよりも、それは人間の加齢と同じ感覚だったりするのかな。 加齢(老化?)と成長の違いは何だろう? 同じことだったらシンプルで分かり易いのに。
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友人と弟が一緒に暮らしている事を知ったのは その事実がかなり経ってから。 しかも留守にする弟にお願いされ、ペットの面倒をみる羽目に。 まさかのペット。 展開よりもペットに問題ありです。 足のない生き物は、主人公の兄よりも嫌いです。 …いや、兄は責任感から見てるのかも知れませんが...
友人と弟が一緒に暮らしている事を知ったのは その事実がかなり経ってから。 しかも留守にする弟にお願いされ、ペットの面倒をみる羽目に。 まさかのペット。 展開よりもペットに問題ありです。 足のない生き物は、主人公の兄よりも嫌いです。 …いや、兄は責任感から見てるのかも知れませんが。 とりあえず、あの生き物には近付きたくないので その点では尊敬します。 しかしあの生き物が出てきている時点で、読むのが無理です。 ちょっとだけ…ならともかく、話の軸。 大変申し訳ないですが、飛ばし読み、でした。
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学生時代からの友人のみきと、弟のあきひろが一緒に住んでいたことを最近知り 前田は弟が家を空ける間、住み込みでペットのヘビの世話をすることになった。 苦手なへびの世話、傍若無人なみき、会社の変わり者の田村さんとの不思議な交流。 三人で見た、へびの餌やりと脱皮。 うーん 出てくる言葉が、表面上の意味だけでなんだか薄っぺらい。 読み終わったと思えば最後に謎の短編があって思わずまだあるのか!と叫んだ)^o^(
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弟の蛇を世話するために弟の彼女と2週間同居する羽目になった主人公(彼女持ち)が、家事したり蛇におびえたり蛇好きで会社の嫌われ者の上司と仲良くなったり、なゆるーい話。嫌われ者の上司は微妙にリアルでちょっと親近感がわいたのが印象に残ったが、それ以外特筆すべき感想はないです。軽いのですぐ読めた。
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二週間留守にする弟の家に、蛇の世話をするために住むことになった男。 彼女でもないのに同居する女と嫌われ者の上司。 なんかよくわからん世界。 巻末短編に至っては更に消化不良。 【図書館・初読・6/19読了】
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へびをお世話する話、ではなく。 人を好きになるとはどういうことか、っていう話。 あきひろが、みきに「すいません。」と謝るシーンは、良いね。 色々、語りすぎない感じが、スッキリしてて好き。
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へびを飼う弟は、みきと住んでいる。みきとは親しい友人だが、前田はそのことを知らなかった。弟の代わりにヘビのえさやりを頼まれて、みきと暮らすことになる前田。会社の変人、田村との交流など、けっこうおもしろかった。
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