週末、森で の商品レビュー
さらりと読みつつ、深いことも考えさせられる。都会にいると自分を守ることにばかりに必死になりがちだけれど、自然に囲まれていると、生き物としての本能がよみがえるのかも。お説教がましくなく力が抜けているところもいい。 例えば・・・ >誰に見られなくても咲く >やわらかくて柔軟...
さらりと読みつつ、深いことも考えさせられる。都会にいると自分を守ることにばかりに必死になりがちだけれど、自然に囲まれていると、生き物としての本能がよみがえるのかも。お説教がましくなく力が抜けているところもいい。 例えば・・・ >誰に見られなくても咲く >やわらかくて柔軟性のある木は雪にも負けない >手元ばっかり見ないで自分が行きたい場所を見ながらこぐと近づけるよ~ >よけられないって思ったら寄りそう手段もあるんだよ 山に行きたくなる。
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シンプルで、読みやすくて、深くて、 もうちょっと頑張ろう。って思えるようなお話 108〜109ページのムササビのお話がすき
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雑誌の読者プレゼントで車が当選したけど、駐車場代が高いから田舎暮らしを始めた早川さん。 その友達のマユミちゃんは出版社で、もう一人の友達せっちゃんは旅行代理店で働いています。 田舎と都会は全然違っていたり、ちょっと似ていたり楽しそうな独身女子3人。 職場や人間関係、自分の生...
雑誌の読者プレゼントで車が当選したけど、駐車場代が高いから田舎暮らしを始めた早川さん。 その友達のマユミちゃんは出版社で、もう一人の友達せっちゃんは旅行代理店で働いています。 田舎と都会は全然違っていたり、ちょっと似ていたり楽しそうな独身女子3人。 職場や人間関係、自分の生き方に答えは出ないけど、行き詰まった時に田舎暮らしの早川さんの言葉に救われる2人。 そんな3人に憧れる読者はいっぱい居そうだ。
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田舎暮らしの早川さんのお宅に出版社勤務のマユミちゃんと旅行代理店勤務のせっちゃんが訪ねてくる。早川さんの含蓄ある言葉をおみやげにそれぞれに日常へと戻っていく。世間の不条理さに直面し先の言葉を思い出す。こんな感じのパターン。とても入りやすく読みやすいものの、その思想的内容には考え...
田舎暮らしの早川さんのお宅に出版社勤務のマユミちゃんと旅行代理店勤務のせっちゃんが訪ねてくる。早川さんの含蓄ある言葉をおみやげにそれぞれに日常へと戻っていく。世間の不条理さに直面し先の言葉を思い出す。こんな感じのパターン。とても入りやすく読みやすいものの、その思想的内容には考えさせるものがとても多い。 それぞれの平日都会での日常と、休日森での暮らし。このコントラストがこの作品を独特の雰囲気に仕上げている。半分作者の体験、半分作者の理想といったところだろうが、それほど現実離れしているというわけではない。綺麗事を纏った田舎暮らし推奨というわけではなく、ご当人の早川さんの現実主義がまた好印象。その考え方に説得力を付与している。スローライフやロハスを否定しているわけではないものの、それを標榜しているわけでもない。この狭い日本でむりやり自然主義を掲げることもないし、そうした前提で眺めれば早川さんのライフスタイルは決して不可能なものではない。 ところどころに散見する毒もさすがといったところ。ほのぼの画質全開なのだが、訴えようとしていること、あるいは自分が描く理想というものを表現しようとしているミリさんの力強さを感じる。このバランスがミリさん一番の特徴だと思う。
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思い切って、田舎の森の近くに引っ越してみた翻訳家の早川さん、出版社で経理部ひとすじ14年、「仕事ができる女」のマユミちゃん、旅行代理店で接客の仕事を始めて、少し人間がきらいになったせっちゃん。
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社会人になって感じる、気持ちを共感してくれて こうしてみたらいいんじゃない?って教えてくれた素敵な本に出会えた
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早川さんが森で生活をはじめ、そこに都会から友達のマユミちゃんとせっちゃんが時々遊びにくる。 その距離感、森の生活もいいし、でもどっぷりと森の生活にも入れない都会で暮らしている二人の生活も両方いい。 森でハイキングして、カヤックして、森での生活に憧れるけど、それは都会での生活があっ...
早川さんが森で生活をはじめ、そこに都会から友達のマユミちゃんとせっちゃんが時々遊びにくる。 その距離感、森の生活もいいし、でもどっぷりと森の生活にも入れない都会で暮らしている二人の生活も両方いい。 森でハイキングして、カヤックして、森での生活に憧れるけど、それは都会での生活があってのこと。 最近山にいってないなぁ。 ・友達と大切にすることが自分の負担になるような「大切」はちょっとウソ ・手元ばっかりはみないで、自分が行きたい場所を見る。 ・まっすくすすんでいくのか、小回りですりぬけるのかちょうどいいのを選ぶのがいいんじゃないか。 まっすぐ進めない場所を、まっすぐ用の舟で進もうとすると壊れちゃうんじゃないか。 ・先輩の間違いを、自分の間違いにさせられたせっちゃん。やっていないことを自分のせいにされたとき、自分の存在がバカにされたような、どうしてなんだろう、怒りとは違う、憎みたくなるような激しい気持ち。でもだからって、いまさら私じゃないっていうのは簡単ではないし、タイミングも悪い。
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うん、良かったな。 ファッションな田舎暮らしではないところがいい。 スローライフ?何それ? みたいな感じの。 すーちゃんのシリーズみたいな、働く女子へのエールみたいなものを感じました。 うん、良かった!
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スローライフはスローライフなんやけど 田舎万歳!みたいな押しつけがましさがなくて良い たびたび出てくる手土産なんかがそれをよく表してると思います
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すーちゃんシリーズが大好きですが、これもいいですね! ゆるーい感じなのに、深いことが書いてあります。さすがミリさん! かなり共感できました。
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